2016年度公務員試験のEYE合格体験記

「民間企業を辞退して公務員に」日本女子大学文学部4年(受験時)・プレミアムコース1,0年講座2月生・最終合格先:厚木市上級A

―私を育ててくれた大好きな地元に恩返しがしたい―

 私が公務員を志望した理由は、最初は安定しているというイメージからでした。しかし、勉強を進めるにつれて今まで知らなかった地元の魅力に気付き、市内外を問わず多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。魅力と一言に言っても、観光資源や豊かな自然など様々にあります。その中で最も魅力的だと思ったのは、市民を第一に考えた市政運営でした。ここまで私を育ててくれた大好きな地元に恩返しがしたい。このまちがもっと住みよいまちになるための役に立ちたい。そうした地元への愛着を活かせるのは全体の奉仕者である公務員だと思い志望しました。

―大学から歩いて通えることや同じ大学の受講生がたくさんいる―

 私がEYEに入学を決めたのは、体験入学の際に感じたアットホームな雰囲気です。大学から歩いて通えることや同じ大学の受講生がいること、大学で行われた説明会に魅力を感じて、など選んだ理由は幾つかあるのですが、決め手となったのはそれです。ここでなら頑張っていけそうだと思いました。そして、その思いは間違いではなく、諦めかけていた第一志望の厚木市役所に合格することができました。EYEだからこそ、今の私がいる。心からそう思います。

―私の学習の流れ―

 始めの頃は出来るだけLIVE講義に参加するようにしていましたが、段々学校との兼ね合いで難しくなってしまい、DVDで講義を進めました。しかし、油断して溜めてしまいがちになり、夏休みに一気に消費するというような進め方になってしまったのを後悔しています。ただ、毎日必ず問題を解くよう意識していました。苦手な数的を中心に、暗記が重要になる憲法や民法などは電車でダーウィンを解いたり、理解が難しい経済について自分の言葉でまとめたプリントを作ったりしました。11月頃からは、チューターゼミをきっかけに志望先についてや面接対策など勉強以外のことも少しずつ意識し始めていました。
 本格的に勉強を始めたのは2月からです。それまでは一日2時間やっていたかというくらいだったのですが、一日10時間は勉強時間を確保するようにし、どの教科をどれくらい扱うか計画をたてるようにしました。家にいると誘惑が多くて集中できなかったので毎日EYEで勉強していました。EYEの自習室では、ピリッと緊張した空気の中、仲間が頑張っている姿に励まされ自分に気合を入れ直すことができました。3月からは、説明会や併願していた民間企業の採用試験の準備でなかなか勉強時間を確保できませんでした。それでもすきま時間に暗記系の科目を入れていました。模試や小論文の準備が本格化したのもこの頃で、実力を突き付けられる機会が増えて自信を失くすことが多かったように思います。
 4月の頭に、私は民間企業の最終試験に合格しました。模試の結果や内々定を得たことで、この頃から公務員試験へのモチベーションを保てなくなったように思います。その企業様とは前年6月のインターンシップからお付き合いをさせていただいていて、職務内容や人事の方々の人柄がとても魅力的だったので最終試験合格のお電話をいただいた時は本当に嬉しかったです。そこで公務員試験を止めて就職活動を終えることも考えたのですが、一年間準備してきたことを思うと諦めきれず、既に申し込んでいた北海道庁と第一志望の厚木市役所の試験だけは受けることにしました。
 気持ちを新たに、5月から勉強の予定を立て直し、時間ではなく何をやるかを決めました。しかし、決めた分の問題を解く作業のようになってしまい、そのせいかあまり集中も続きませんでした。5月中旬に実施された北海道庁の一次試験には落ちてしまいました。その試験直後は焦りと悔しさで勉強も捗ったのですが、6月に入る頃にはまただらだらと惰性で勉強するようになってしまい、6月下旬に実施された厚木市役所の一次試験は全く手応えがありませんでした。努力不足を痛感して自分の不甲斐なさが非常に悔しく感ぜられ、一縷の望みをかけて二次試験に向けて準備を始めました。具体的には、インターネットでの情報収集や同じ志望先の方との面接練習などです。1週間後に合格通知が届いて、それらをより深めることに集中しました。また、地元だったので志望動機に関連する施設や市役所の庁舎の訪問も行いました。文章だけでは分からない部分に触れ、実際に体験してみることの大切さを学んだように思います。二次試験、三次試験と進みながら、それまで知らなかった自分の地元について知り、市内外を問わずもっと多くの人に自分が住むこの地について知ってもらいたい、業務に携りたいという気持ちが大きくなるのを感じました。そして、ようやく公務員になりたいという覚悟が決まり、最終試験に臨みました。
 とにかく続けることが大切だと思います。「新聞の社説を読んで毎日切り抜く」「毎日必ず問題を解く」自分に課したこの二つの継続は、私を何度も救ってくれました。継続は力なり。どうか諦めずに走り続けて下さい。

―受講生同士のつながりの強さを実感―

 EYEで学習していてよかったと思うのは仲間ができたことです。元々EYEに入学を決めたきっかけが池袋校のアットホームな雰囲気だったのですが、実際に校舎に通い始めると受講生同士のつながりの強さを実感しました。交流会や岡田先生に紹介していただいたことで人見知りな私でも友達ができましたし、その友達とエレベーターで擦れ違った時に交わす挨拶や勉強の合間に一緒に食事を取るのが楽しみで頑張れた部分が大きいです。小論文や面接対策でも仲間と共に進めることで、自分では気付けなかったことが見えてきました。また、このように言っては失礼に当たりますが、岡田先生や受付のお姉さんも友達のように話しやすくて、気付いたら話したことのない受講生との会話の輪にまで広がっていることがよくありました。他の受講生を敵だと思って孤軍奮闘するより、仲間だと思って切磋琢磨し合えたおかげでここまでくることができたと思っています。

―私の面接・論文対策―

 面接対策で最も有効だったのは、11月から行われるチューターゼミへの参加です。合格された先輩方がチューターとして面接の対策をして下さり、面接の実践だけでなく、面接に関する様々な情報を得ることができます。当時は時期が早いのではないかと思っていましたが、今になってあの頃に基礎を固めておいてよかったと実感しています。手の込んだ資料や的確なアドバイスを下さったチューターの方々には本当に感謝しています。志望動機やよく聞かれる質問への答えを準備できるし、参加している仲間の真剣な様子によい刺激を受けられるので絶対に参加するべきです!
 また、直前期には、岡田先生にEYEの受講生の中から同じ志望先の方を紹介していただきました。同じ志望先ということで情報交換ができ、思いも付かなかったことに気付けました。他にも、面接教室やグループを作って面接の練習をしている友人がいました。
 論文対策については当初、特別区も受験する予定だったので、特別区を志望先に含む友人とグループを作って練習していました。出題が予想されるテーマをそれぞれに割り振って、そのテーマに沿って過去問から抜き出した問題の解答を作成し検討する、という流れで進めていました。一人で全部のテーマを網羅するのは至難の業なのでこの方法がよいかと思われます。
 私が受験した厚木市役所には論文試験がなかったのですが、受験先によっては独特な出題がされることもあるようなので、志望先の試験内容を把握することが第一関門だと思います。

―私は数的がとても苦手で、毎日最低でも五問は解いていました―

 その中で工夫したのは、問題を解きながら自分が考えたことを必ずどこかに残しておく、ということでした。例えば、その問題のこの式は解ったがその後にどう組み込めばいいか解らないといった途中経過や、解き終った手ごたえなどです。それらを文字にして可視化することで、次に同じ問題を解いた時に自分の成長と苦手な部分が見えてきます。時間は掛かってしまいますが、自分がどこを理解できていないのかさえ分からないという状況は避けられると思います。

―楽をしようとしないで下さい、自分で自分を諦めないで下さい―

 もし就職活動中の自分に言葉を掛けることができるならこの言葉だろうなと思い、皆様にも送らせていただきたいと思います。公務員試験は、受験科目も多く、結果を得るまでの期間も民間企業より長くかかります。そのために、不安になったり途中で辞めてしまいたくなったりすることもあると思います。しかし、行く先に待っている達成感はその分だけ大きく、終わってから自分が成長できたことをはっきりと実感できます。だから、この言葉を心の片隅に留めておいて下さい。
 私は4月にいただいた民間企業からの内定に甘んじて、それ以上先を見ようとしていませんでした。魅力的な職務内容、自分の知らない世界にチャレンジしてみたいといった理由と、もう就職活動を終わらせてしまいたいという怠慢で、適性や他の可能性を無視して盲目的にその道に進もうとしていたからです。しかし、家族や友人、岡田先生を始めとしたEYEの皆様や仲間たちが目を開かせてくれました。もう一度、ちゃんと公務員になりたいと決心できたのは7月のことで、直前になって必死で準備をし直したのでもう間に合わないかもしれないと心が折れそうになることもありました。そんな私が最後まで走り抜けることができたのは、背中を押してくれる存在があったからです。
 就職活動は自分独りだけの戦いではありません。EYEには、大きな決断にも小さな不安にも耳を傾け、一緒に走り続けてくれる先生や受付スタッフの皆さん、講師の方々がいます。そして、同じように悩み、同じように頑張っている仲間がいます。どうか途中で諦めたり考えるのを止めたりしないで下さい。甘えられる今の内に、先生に、仲間に、存分に甘えて下さい。
 皆様の健闘と成功を心から願っています。