2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「数的が苦手でも合格できる」

大東文化大学 法学部4年(受験時) ベーシックコース 1,0年講座 3月生

最終合格新潟県(大卒程度)、特別区I類

―公務員は特定の分野に縛られず様々な仕事に取り組むことができる―

 私が公務員を志望した理由は、国や地方自治体といった大きな組織のために働くことができることに魅力を感じたからです。大きな組織のために働くということは、それだけ責任が重くなることでもあります。しかし、その分仕事をやり遂げたときの達成感はとても大きいと思います。また、特定の分野に縛られず様々な仕事に取り組むことができるのも、公務員の魅力の一つだと思います。そのような魅力に惹かれ、公務員を志望しました。

―大東文化大学の生協で配布されたチラシを見て、EYEを知った―

 EYEで公務員のセミナーを開催することを知り、それに参加したのがきっかけでした。生徒一人ひとりにしっかり向き合い、最後までサポートしてくれるという特徴があることを知り、EYEでなら安心して勉強ができるなと思い入学を決めました。また、ライブ講義に参加できない場合は講義内容を収録したDVDを後日視聴することができるので、無理をすることなく、自分のペースで勉強することができるのも魅力的でした。

―私の学習の流れ―

スタート時期 3~7月:この時期は、判断推理や数的推理といった数的処理と経済原論、憲法などの主要科目を重点的に勉強していました。講義の内容をしっかり頭に入れたうえで、ダーウィンの問題に取り組んでいました。はじめは難易度の低い基礎的な問題を中心に解き、そこで間違えた問題は正解するまで何度も解き直していました。文系の私にとって、数的処理は苦戦科目でした。基礎問題でもなかなか解くことができず、思うように勉強が進みませんでした。一方で憲法や民法といった文系科目はスムーズに勉強できたので、どんどん問題を解き進めていきました。

中間期 8~12月:8月になる頃には、大学での授業やゼミで忙しく、生講義にはほとんど出なくなり、講義を消化しきれない状態でした。そこで夏休みに入り大学に行かない分、時間に余裕ができたのでDVDを視聴するべく、ほぼ毎日EYEに通いました。3時間の講義を1.4倍速で一日2~3本ほど視聴していたと思います。しかし、数的処理や経済原論は苦手科目な上に、講義を受けてすぐに理解することが難しい科目でもあるので、継続した勉強が必要となります。そのような点で苦しみしんどいと感じていました。ですが、せめて最低限のレベルの問題だけは解けるようにしようと決め、何とか勉強を継続していました。一方で法律科目や学系科目は、自分にとって勉強しやすかったので繰り返しダーウィンを解き、最終的には5~6周していたと思います。数的ができない分、文系科目を極めようと思い、一目見ただけで正解がわかるようになるまでダーウィンを繰り返していました。

直前期 1~5月:1月は大学の試験があり、公務員の勉強は全くしていませんでした。2月になると、スー過去を解き始めました。スー過去は解説が比較的詳しく載っているので、個人的には勉強しやすくお勧めです。苦手な数的は、克服することが難しかったので勉強をしていく中で、「これなら確実に解ける!」という分野の問題を見つけ、その分野を中心に復習していました。暗記科目は机でなくても勉強できる科目なので、電車の中や寝る前にも進めていました。この時期はとにかく様々な問題に触れて、それを繰り返し復習していくことが大切だと思います。

―自分のペースで勉強を進められたことが私にとって大きかった―

 自分のペースで勉強できることです。EYEでは生講義に出席できなくても、別日にDVDで視聴することができます。また、WEB講座を利用すれば自宅でも講義を視聴することができるので、自分のペースで勉強を進められたことが私にとって大きかったです。講義を消化することに必死になってしまっては、肝心な講義内容を吸収しきれないまま、学習が進んでしまいます。そのような状態に陥ることなく、適度なペースで勉強できたのでEYEで学習してよかったです。

―EYEで行われる合格者面接アドバイス会に参加―

 面接対策を本格的に始めたのは、1次試験合格後でした。EYEでは合格者を集めた面接アドバイス会を開いてくれるので、それに参加しました。そこでもらった過去の面接の質問事項をまとめたレジュメを参考に、対策をしていました。私の場合は、wordで質問に対する答えをまとめ、岡田先生に確認していただきました。また、同じ面接を受ける人同士でグループを作り、面接練習をしていました。
 小論文は、時間的に余裕がなく特別な対策はできませんでした。EYEに置いてある小論文集の中から、20テーマほどピックアップしてそれぞれに関する知識をまとめ、論文作成をしていました。作成したものをひたすら書き写し、頭に入れるようにしていました。

―すべての科目をマスターしようとしないこと―

 もちろん、様々な科目を勉強することがあまり苦にならない方は、どんどん勉強を進めていくことをお勧めします。しかし、私のように数的推理や図形など苦手科目が多くある方は、無理をせず捨て科目とすることもありだと思います。捨て科目を作る代わりに、得意分野で点数を重ねていくことができれば、合格に近づけるはずです。ただし、捨て科目はすぐに作るのではなく、ある程度勉強して限界を感じたら捨てるようにした方がいいと思います。勉強を続けていれば、ある日突然コツを掴むことができるかもしれません。苦手科目でもとりあえずは手を付けてみることが大切だと思います。

―公務員試験は非常に長期戦なので、継続した地道な努力が必要―

 私自身、先の見えない状態を経験し、不安に感じていた時期もありました。ですが、公務員を目指す仲間がお互いに切磋琢磨して励ましあうことで、何とか乗り越えることができました。自分一人では続かなかった勉強が友人や先生方のサポートのおかげで、最後まで頑張ることができました。皆さんも自分一人で抱え込まず、時には周りの人たちに頼りながら頑張ってみてください。自分を信じて努力し続けていれば、結果は必ずついてくると思います。合格目指してぜひ頑張ってください。応援しています。