2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「支えてもらった1年間」

武蔵大学 社会学部4年(受験時)ベーシックコース 1,0年講座 3月生

最終合格財務専門官、国家一般職

―公務員である両親の姿を見て―

 両親共に公務員であり、活き活きと働いている姿に幼い頃からその背中を見て育ち憧れていました。そして、大学生になり自分の進路を考えていた中、バイトとして働いていたアパレル店で人の役に立つ喜びを知り、より多くの人の役に立つ仕事に携わりたいと考えたことが私が公務員を目指す大きなきっかけでした。

―先生方に親身に相談してもらいEYE入学を決めた―

 自分の進路を考えていたところ、大学内でEYEのチラシをもらって、池袋校の岡田先生や長谷川先生が親身になって相談にのって頂いたことで、今後の試験勉強をサポートして頂けると思ったので、EYEにお世話になることを決めました。

―EYEに入学してよかったこととしては、大きく2つ―

 一番は同じ志を持った友人ができ、お互いに励ましあいながら切磋琢磨できたことです。私の場合、友人グループで論文対策や面接対策を行いましたが、その際に友人だからといって一切妥協をすることなく思ったことを発言したり、批評できたことで自分の視野を広げてくれたり、自分を強く成長させてくれたと思っています。そのような環境づくりをしてくださった岡田先生や長谷川先生に感謝しています。
 2つめは、直前期に朝早くから自習室を開放して頂いたことです。朝早く開放して頂いたことで、早寝早起きを心掛けるようになり、規則正しい生活を送れるようになり、試験勉強もはかどれるようになりました。また、他の受講生もそのような厳しい環境に身をおいていたので、私自身も更に頑張らなきゃと思えるようになりました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(4月~8月)

 アルバイトやサークル活動に没頭しており、授業は週に1度程度しかいきませんでした。また、試験もまだ近くないという思いから、あまり勉強にも身がはいりませんでした。この期間に受講していた科目としては、ミクロ経済、判断推理、数的推理、憲法でした。

中間期(9月~1月)

 この頃になると、先輩方が合格していくのを見て、やる気が起きてきたと同時に焦りも起きるようになりました。しかし、岡田先生やチューターの方に今後どのように試験対策を行っていけばよいかをアドバイスをして頂き、計画的に勉強できるようになりました。 この期間に受講していた科目としては、マクロ経済、民法、行政法、政治学、行政学でした。

直前期(2月~4月)

 自習室が7時に開放されるようになり、当初は7時に行くようにしていましたが眠くて全く身に入りませんでした。そこで、一時間遅い8時に行くようにしたら集中して勉強できるようになりました。そしてこの頃になると、模試を受けるようになり一喜一憂する日々が続いていました。この期間に受講していた科目としては、論文、残りの教養科目、社会学、経営学、財政学などを勉強しました。英語や現代文、日本史などは大学入試で勉強していたので、気持ちに余裕がない時に解いて自分に自信をつけていました。

―面接も論文のEYEの仲間とともに―

 私の場合、論文は同じ大学の友人がいたので週に一度程度一緒に勉強しました。具体的には一人一つ論文に出てきそうなテーマを探して、現状から対策まで全て説明した後、全員でその問題について話し合いました。この論文対策は私にとって、非常に役に立ちました。なぜなら、元から友人であるのでお互いにそれは違くない?などと議論を発展させることで、自分自身の理解を深めることができたからです。また、つらい時にはお互いに励ましあうことができ、悩みを共有することで不安が少なくなりました。次に、面接対策はそれまで関わったことのない方と多く行いました。そこで、今まで見えなかった自分が見えるようになったりしました。

―苦手ノートを作成―

 苦手な分野や範囲、模試で間違えたところをまとめて苦手ノートを作成したことです。電車などの移動時間や疲れた時に見たり、試験会場に持参して直前まで見たことで、本番のミスが少なくなりました。週間実績表に行った科目や時間をつけて、アドバイスを頂いたり、つらい時に眺めてやる気を奮い立たせました。

―自分を見失わないこと―

 公務員試験は大学などの試験と違って、試験の範囲も広く、周りの友人が民間企業などで就活をしている間にも試験勉強しなければいけないため気持ちに余裕がなくなったり、心が折れかけることが何度もあるかもしれません。その際に、焦って自分を見失うことなく自分のペースで勉強を行えばいい結果がつくと思います。そしてその道のりはとても長く思われますが終わってみればあっという間に思われる方が多いと思います。それなので、時には自分を叱ったり、励ましてあげたりして無理のない程度で後悔のないように日々を送っていってほしいと思います。陰ながらではありますが応援しています。