2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「部活も勉強も真剣に」

武蔵大学 経済学部4年(受験時) 1.0年講座 5月生
プレミアムコース10

最終合格宇都宮市Ⅰ類(A)

―両親が公務員だったことがきっかけ―

 両親が公務員という家庭で育ち、中学生の頃から公務員というものに興味を持ち始めました。高校生になり親から公務員の具体的な話を聞く機会が増え、自ら公務員のことを調べ実際に地元の市役所に足を運ぶことで公務員として働くことが明確な目標になりました。

―武蔵のラクロス部の先輩の紹介でEYEに入学―

 自分が1年生の時の4年生の部活の先輩がEYEだったことと、大学で開催されたEYEの説明会に出席し非常にやりやすい環境だということを感じ、目標達成のためにEYEが1番だと確信して入校を決めました。

―メンタリティ的に助けられた―

 なかなか勉強に本格的に着手しない私にも親身になって相談に乗ってくれる先生方がいること。ここが1番心の支えになりました。自分が目指す自治体の具体的な対策などはもちろんですが、メンタリティに関しても助けていただけたことも。

―私の学習の流れ―

スタート時期

 恥ずかしい話ですが。入校し、やってやると気合を入れたのはいいものの実際に行動には移せていませんでした。週5で部活をやって、オフの前日には飲みに行ってオフの日は遊びに行ったりバイトしたり寝てばかりで、まだまだ間に合うでしょと胡座をかいていました。

中間期

 周りの友達も公務員対策を始め出しそろそろ着手しないとヤバイなと感じつつも、部活もリーグ戦の本格的な時期に突入し、両立する覚悟ができていなかったように思います。
 しかし部活の無い日には授業が無くても学校の図書館に行き強制的に勉強させる環境にいることにし、部活のある日は朝練が終わってシャワーを浴び終わったら朝ごはんを食べて図書館に篭りました。

直前期

 中間期とスタイルはあまり変わることなく目指している自治体の対策をして勉強を進めていきました。

―私の面接・論文対策―

 面接対策に関しては自分は1回しか面接練習をしていません。自分の志望していた自治体は1次試験から面接があり人物重視の傾向にあります。だったら面接練習をたくさんした方がいいだろって話ですがしませんでした。ですが結果的に最終合格に繋がりました。
 自分がしたことは1つです。日頃から人前で自分の考えや意見を話す経験をたくさんすることです。部活動での立場上みんなの前で自分の考えを伝えることやコミュニケーションを取ることがたくさんありました。それを日頃から行っていたので、間違いなく面接に活きました。部活ではなくてもそれは可能だと思います。別に大人数の前でなくてもいいと思います、1番大切なのは生活していく中で自分の考えや意思を相手に伝える数を増やすことだと確信しています。面接練習は最後の復習にすぎないです、それまでの土台はそれまでの大学生活で培えると思います。論文対策は自治体によっても形式に違いがあるし、内容に関してと特徴があると思うので目指す自治体のことをよく調べることをしました。あとはニュースを意識的に見るようにしました、知識があって損をすることは無いと思います。

―私の勉強の工夫―

 部活で疲れまくってできなくなるので移動の電車の中、勉強しなきゃいけない環境に身を置く。

―部活などで忙しく、なかなか両立できていない人にメッセージ―

 何かしらの工夫が必要だと思います。隙間時間での勉強を徹底するか、練習前の勉強を徹底するなど、周りの人たちはめちゃくちゃ勉強しているし、勉強時間には大きな差ができてしまうと思います。どんな工夫でその差を埋めるか、差をつけるのか。それを自分のライフスタイルに合わせて見つけることが必須だと思います。
 あとは部活をやっている人たちには何か目には見えないアドバンテージがあると個人的には思っています。部活やっている、やっていないとかは関係無いと言う意見もよく聞きます。しかし部活と勉強の両立は絶対無駄にならないし、自分のやっている部活の時間は自分に必要なものです。最後まで部活も真剣に取り組んでください、それが勉強の結果にも反映されると私は信じています。
 あとは部員などとコミュニケーションを取りまくってください、話を聞くチカラ、話すチカラ、自ら考えるチカラ。どれも面接に必要なチカラです。日頃の生活で少し意識するだけで面接の土台ができてくると思います。
 最後に部活も勉強も真剣に取り組んでどちらも最高の結果を残すことほどかっこいいことはないです。そんな経験をするチャンスを握っている人はそんなに多くありません。そのチャンスを握っているんだったら、そのチャンスをモノにしちゃってください。最高の4年間だったと思うはずです。