最終合格特別区Ⅰ類、埼玉県上級、国家一般職、国税専門官
もともとまちづくりに漠然と興味があったことに加えて、ジョブローテーションを通じて様々な仕事を経験できることや女性でも長く働くことができる環境が整っていることなど魅力が沢山あることから公務員を志しました。
公務員を意識しはじめた頃に、大学でEYEのティッシュを貰い、その広告を見たことで一度話を聞きにいこうと決めました。その際に長谷川先生に丁寧に対応してもらえたこと、大学を通じて申し込めば低価格なこと、公務員専門予備校だったことからEYEに入学することを決めました。また、DVDで講義が何度でも見られるため、サークルやアルバイトで忙しい自分でもやっていけそうだと思ったことも理由の一つです。
DVDを何度も見ることができたこと、直前期に早朝から自習室を開放してもらえたこと、過去の先輩方が残した問題集を自由に借りることができたことです。
また、筆記試験合格後、試験種ごとに合格者説明会を開いてもらい、過去の面接情報をいただいたり、現職の方に話を伺ったり、合格者同士で知り合いになれたりしたことで、その後の面接対策をスムーズに行うことができました。これもEYEのいいところだと思います。
スタート期 5月~8月:数的処理、法律科目、経済科目を中心に勉強しました。私はサークルやアルバイトで忙しかったため、生講義にはほとんど出られませんでした。講義日程になかなか追いつくことができず焦りましたが、自分のペースで進めていきました。夏休みになり時間に余裕ができたときに、後れをとっていた分を取り戻しました。
中間期 9月~1月:サークルが忙しく、なかなか勉強時間が確保しづらい時期もありましたが、少しでも時間があるときはEYEに足を運び、溜めたDVDを消化するようにしていました。この時期は、新しい科目の勉強をしつつも、今までやったことを忘れないように復習を重視しました。年内に法律科目と経済科目をある程度固めることを目標に勉強しました。法律科目は、寺本先生のレジュメを熟読し、経済科目は、比較的得意だったためスー過去に手を付け始めました。
直前期 2月~:2月からは、毎日8時~20時までEYEの自習室で勉強しました。自習室に来れば、周囲の人たちが頑張って勉強している姿を見ることができたため、自分も負けていられないと思うことができました。朝から晩まで勉強しつづけることは辛いですが、私はこの直前期に必死に勉強したからこそ、筆記試験に通過できる学力がついたと思います。午前中は教養科目、午後は専門科目や論文と決め、一日に殆ど全ての科目に触れるように心がけました。また、勉強した記録(科目や時間)をつけると、自分の学習状況が分かるためおすすめです。2月半ばからは過去問と今まで解いた問題集を並行して進めました。人文科学や自然科学にも本腰を入れました。
この時期に、過去問の研究をしっかり行いました。試験種により出題傾向が全く異なるので、(例:特別区は自然科学や資料解釈の出題数が多い)自分が受験する試験種の過去問をしっかり研究し、それに合った勉強をするべきです。また、過去問を研究すると、論点が周期的に出題されていることが分かります。これを使って民法のような範囲が膨大な科目は、今年出題されそうな論点を予想して勉強していました。
グループは組まずに一人でやりました。寺本先生の秋期講習を受講し、それをベースに進めました。論文の型は先生のものを真似させてもらいました。論文が苦手な方は、まず先生の模範答案を写し、書き方を学ぶといいと思います。また、初めは時間内に書ききることよりも良い内容を書くことを重視するべきです。このときに特別区の政策を調べ、その政策が必要とされる理由やその政策でどんな効果があるかまでまとめました。
書いたものは他人にチェックしてもらいましょう。私は20テーマほど用意したところ、特別区でも埼玉県庁でも用意したものが出題されました。
特別区の筆記試験終了後2週間は、筆記の勉強をやりながら面接対策にも時間をさきました。この時期に東京仕事センターに通いはじめました。合格発表後、特別区合格者の集まりでグループを組み、実践的な面接練習を友人と始めました。筆記試験終了後、合格発表の前から特別区の面接カードや3分プレゼンづくりに取りかかったため、2カ月という時間をかけることができました。その結果、面接カードや3分プレゼンを自分や他人が納得のいくまで何度も作り直すことができました。志望度の高いところほど時間をかけるべきだと思います。
面接対策は場数を踏み、話すことに慣れることが重要です。また、EYEの友人との練習に加えて、東京仕事センター、大学のキャリアセンターにも通い、様々な方からアドバイスをいただいたことが非常に役立ちました。
その結果、様々な試験に対応することができました。多くの科目を勉強しておいたほうが、試験当日に選択できる問題や科目の幅も広がり、得点できる可能性が上がります。全ての科目を網羅することは難しいですが、苦手な科目や出題数の少ない科目は頻出テーマだけでも勉強するといいと思います。
また、直前期には自分が取れるものと取れないものを見極めるようにしました。例えば、私は数的処理が苦手だったため、半分だけは取るという目標を立て、他は文章理解や知識科目でカバーすることにしました。そのため、直前期は知識科目の勉強に力を入れました。このように、試験本番でどの科目でどれくらい点数を取るのかを意識して、勉強時間の比重を置く科目を考えるといいと思います。
サークルやアルバイトで忙しい人も、このような経験は面接時に非常に役立つので、全力で取り組んでください。毎日少しでも良いので、勉強時間を頑張って確保しましょう。
公務員試験は長丁場なので、辛くて投げ出したくなる時期が誰にでも来ると思います。また、勉強をしつづけても、どこにも受からなかったらどうしようという不安に襲われるときもあると思います。しかし、公務員になりたいという気持ちを強く持ち、自分を信じて諦めずに最後まで取り組んでください。最後にはきっといい結果が来ます。応援しています!