2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「短期離職からの転職」

既卒24歳(受験時) プレミアムコース10 1,0年講座 7月生

最終合格特別区Ⅰ類、さいたま市(大卒程度)

―公務員転職の理由―

 前職がハードワークだったこともあり、次に就職するところは長く働き続けることができるところ、プライベートの時間も充実させることができるところにしようと考えていました。中でも公務員はこの2つが叶えられることはもちろんですが、1つの仕事だけではなく様々な仕事を経験できる、住民の方を通して成果が目に見えてわかるというところにも惹かれ、志望しました。

―入校する前にアルバイトとしてEYEで働いていた―

 アルバイト先のため、公務員試験との両立もしやすく、先生方にも気軽に相談することができました。同じ受講生の方とも話す機会が増えたため、息抜きや情報交換にもなり、とてもよかったです。また、好きな時間に好きなだけDVDで授業を受けられるため、時間のやりくりもしやすいのも魅力の1つです。

―私の学習の流れ―

スタート時期:7月末に入校したため、周りの方と比べると遅れていたのでまずは数的系、法律系、経済系の授業消化から始めました。前日の復習をした後、1日に2本DVDを見るということを平日毎日行っていました。最初の方に受ける科目はあまり難しくないので、やる気のあるうちにたくさん消化できると後が楽になります。

中間期:同時並行で行っていた資格試験の受験もあり、公務員試験の勉強時間はスタート時期の半分くらいになってしまいました。資格試験が終わってからもなかなかやる気が出なかったのですが、そんな時講師の横山先生に「勉強しないとやる気はでない」と言われ、そこからやる気がなくてもとりあえずDVDを見る、問題集を解くということを行い、どうにか持ち直しました。苦手意識のあった経済系科目と資料解釈は校舎にあったテキストがとても分かりやすかったので、お昼を食べる時間などに読むことで少しずつ理解していくようにしました。

直前期:どの科目にどれだけ時間をかけるかを決め、時間単位で勉強していました。また、過去問を科目ごとに年をまたいで解いていくことで、どのような問題が出やすいのかといった傾向をつかむようにしていました。勉強時間のログを残せるアプリを使って、目に見える形で成果を確認していくこともモチベーションの継続に繋がりました。地方上級は過去問がないため、今まで受けた試験を振り返って、あまり点の取れなかった科目のダーウィンを何度も回したり、レジュメを確認していました。

―面接はできるだけ多く練習をすることが大事―

 一次試験後のアドバイス会で知り合った既卒の人とグループを組み、週2回のペースで集まって面接練習をしていました。自治体の施策の情報を共有したり、突発的な質問になんと答えるか一緒に考えることができたのはとても大きかったです。またお互い厳しめに突っ込んで聞いていたこともあり、本番では不安を抱えることなく受けることが出来ました。回数を重ねることで自分の話したいことが明確になってくるので、できるだけ多く練習をすることが大事だと思います。
 論文は年内に過去の受講生の作った文章などを参考にしてキーワードや構成をルーズリーフにまとめ直し、電車の移動中などに見返していました。直前1ヶ月は夜寝る前に論文を音読することで頭に入れていました。

―好きな科目から学習することでやる気を維持―

 高校の時から理系科目はほとんどやっていないド文系ですが、数的科目が好きだったため勉強を始める時には数的の問題を数問解いてから他の科目に手を付ける、ということを行ってきました。そうすることでやる気をなるべく失わないようにしました。
 暗記系は、単語単体ではなく話の流れを確認しながら覚えることが大事だと思います。これに関しては授業内でいろいろ関連付けて教えてもらえるため、レジュメを見ながらどんな話をしていたか思い出して、覚えました。

―モベーションの維持が一番重要―

 人によっては1年以上の長丁場になるのでモチベーションの維持が一番重要だと思います。勉強も大事ですが、息抜きもしっかり行ってください。私はやる気が下がりぎみになった秋と冬に遠出をし、気分転換できたのが大きかったです。
 自習室にこもりっぱなしだと息が詰まることもあると思います。そんな時は受付の方や担任の方と少し話をするだけで気分転換にもなるのでぜひ話しかけてみて下さい。そのつながりで友人が出来ることもあります。
 既卒の方は周りが現役生ばかりで不安になる事もあると思いますが、同じ既卒の方は一定数いますし、就活などを経験していれば面接対策は一歩リードできている状態なので焦る必要もないと思います。自分のペースでこつこつと積み上げていけば結果が出るのが公務員試験なので、途中で諦めず頑張ってください。