最終合格特別区Ⅰ類
高校卒業時に漠然と公務員という進路もいいなと考えていました。その後、公務員のことを調べていると堅い役所仕事というイメージから幅広い業務を行っていて楽しそうというイメージに変わっていきました。また、自分の時間を取れることで仕事もプライベートも充実させることができるという点に魅力を感じ、公務員を目指しました。
3年生になる直前に公務員セミナーを開催していて参加した際、池袋校担任の岡田先生に勉強の進め方や併願先のことなど親身に相談に乗っていただき、EYEに通うことを決めました。
1つは週間学習実績表です。高校や大学受験とは異なり、公務員試験は科目数が膨大です。そのため、私は勉強の進め方に自信がなく週間学習実績表を活用していました。○月にはこの科目をどのくらいやるべきなのかを岡田先生やチューターの方に指導してもらい、勉強のモチベーションを保つことができました。
2つ目はアットホームな雰囲気です。EYEでは先生やチューター、受講生のとの距離が近く、相談しやすい環境だと感じました。特に直前期には同じ大学の先輩チューターの方を岡田先生に紹介していただき、すごく助かりました。筆記試験終了後の合格者アドバイス会や面接練習でも受講生同士がつながりやすいと思いました。
3年生になる直前の3月に入校したものの、4、5月は部活動の新歓活動や大会などがありあまり勉強ははかどっていなかったと思います。その分、講義を受ける時には集中して受けようと考えていました。また、講義を溜めて消化できなくなることが嫌だったのでなるべく講義スケジュールに遅れないように受講していました。最初は、憲法・判断推理だけだったので「まあ、大丈夫か」と思っていたのですが、経済学が始まると全く理解できずにモチベーションが下がってしまいました。そこで、経済学はDVDでゆっくり見ようと決め、夏休みに分からないところを何度も講義を受けていました。
この時期は15時間/週くらい勉強をしていました。
夏休み明けから2月くらいまでは、学系科目と呼ばれる暗記科目と民法・行政法を中心に勉強していました。特に民法は講義のコマ数も多く、覚えなければいけないことも膨大だったので、重要なところだけを勉強して、行政法や学系科目に重点を置いていました。この時期になると主要な専門科目は一通り勉強するので、忘れないようにできるだけ毎日多くの科目に触れられるように勉強していました。また、秋になると小論文の講義も始まるので、できるだけスケジュール通りに勉強を進めることをオススメします。私は、今までの受験を通して小論文を書くことがなく、自信がなかったので寺本先生の秋の小論文オプション講座を受講しました。この講座のおかげでどのように論文を構成していくかを学ぶことができたと思います。
この時期は20~25時間/週くらい勉強していました。
2月に入ると学校も春休みとなり、アルバイトも辞めて公務員試験の勉強に専念しました。この時期にはEYEに10時に来て、自然科学や経営学、社会学などのマイナーな科目の講義を受けながら過去問を回して、その後論文対策をして20時くらいまでいました。3月に行われる模試までに専門科目は一通り終わらせること、教養科目は模試で半分を取れるようにすることを目標にして勉強を進めていました。専門の点数はそれなりに安定してはいたものの、教養は最後まで安定せず、特別区の本番でも半分を切る結果となってしまいました。直前期になればなるほど焦ったり不安に感じると思います。そんなときでもいつでも岡田先生やチューターの方に相談に乗っていただき、受験を乗り切ることができました。
この時期は50時間/週くらい勉強していました。
面接は冬ごろに行われるチューターゼミに参加しました。先輩チューターの方々に面接カードの添削や面接指導などをしてもらいました。この時期に自己分析や自己PRを考えることで直前期に筆記試験に集中できたと思います。また、筆記試験合格後に面接アドバイス会があり、そこで同じ大学の受験者との繋がりができ、練習することができました。EYEだけでなく、大学のキャリアセンターでも面接練習を行いました。
論文対策は秋のオプション講座と10コマの個別授業、論文ファイルなどで出そうなテーマを12~3個書いて覚えるという方法で対策をしていました。
全科目の知識が曖昧な箇所や暗記しきれていないものを一冊のノートにまとめていました。参考書で覚えられなくても「このノートのあのへんに書いていたな」と思いだして得点に結びついたことも何回もあり効果があったと思います。
公務員試験は科目数が多く、勉強しなければならないことも多いので大変だと思います。また、周りの民間の人との忙しさのピークの時期が異なりすごく焦ると思います。ですが、自分を信じて最後まで努力を継続できれば良い結果につながると思います。また、つらくなったら周りに愚痴ってみたり、少しリフレッシュしてみたりと息抜きをしながら前へ進んでいってください。