2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「マイペースに合格!」

武蔵大学 人文学部4年(受験時) プレミアムコース10 1,0年講座 5月生

最終合格国家一般職、国税専門官、特別区Ⅰ類

―女性として将来を考え公務員―

 大学1年次に、将来のことを考えた際、“女性が自立して生きていける”かつ“長く続けられる”仕事に就きたいと思い、公務員を目指すことに決めました。もともと、生徒会活動や委員会活動において、多くの人の支えになるような縁の下の力持ちを体験し、やりがいを感じていたため、公務員の仕事も自分に合うのではないかと考えました。

―武蔵大学内の公務員ガイダンスに参加したのがEYEを知ったきっかけ―

 大学にて宣伝を行っており、岡田先生や公務員に合格された大学の先輩と実際に話す機会を設けていただいたからです。その際、EYEのアットホームな雰囲気や、DVD視聴ブースなど自分のペースで取り組める環境が整っていたことに惹かれました。

―自分のペースで学習できる環境がEYEは整っていた―

 直前期に朝7時から自習室を開放してくれたことです。直前期には、試験本番のために規則正しい生活を心掛け、早寝早起きしていました。自習室が開く時間に合わせて自分も起き、他の仲間も朝早くから勉強しているのだと自分に言い聞かせながら一日の勉強を始めることで、やる気が起き、勉強を続けられました。加えて、自分のペースで勉強できる環境であったことも、良かった点として挙げられます。強制的に勉強しろという人がおらず、すべて自分の責任で勉強のペースを調整できたことが、自分の性格に合っていたと思います。無理して勉強しても、ストレスだけが溜まると思い、気分が落ち込んでいるときには無理に勉強しなくてもいいやーと気楽に考えていました。そして、勉強したいときに集中してやることで、楽しく内容を身に着けることができました。それでいて、困ったときや不安になったときには、岡田先生の面談やEYEの仲間で話ができたので、精神的にも追いつめられることが少なかった気がします。

―私の学習の流れ―

スタート期(5月~8月)

 大学のゼミ活動やアルバイトが忙しく、集中して勉強に取り組めませんでした。しかし、自分でスケジュールを組み、「この日は必ず経済のDVDを見る」など決めて、忙しい中でも少しずつ勉強を進められるよう調整していました。夏休みは、大学生最後の夏休みだと思い、たくさん旅行しておきました。

中間期(9月~1月)

 大学の授業が落ち着き、アルバイトのシフトを減らしてもらい、集中して勉強に取り組めるよう努力しました。この時期からはできるだけ毎日EYEに通い、法律科目、経済科目、数的のDVDを視聴し基礎を固めていました。通学の電車では、絶対に憲法か民法のダーウィンを解くと決め、感覚が鈍らないようにしました。また、大学がある日は朝早くから大学の教室で数的処理を解くようにし、理系科目に対する苦手意識をなくすようコツコツ問題をこなしていました。12月には経済科目のスー過去を購入し、経済科目(ミクロ、マクロ)はひたすらスー過去でわからないところを潰す毎日でした。(そのおかげで経済科目は得意科目になりました。)日曜日は勉強しなくても良い日と決め、息抜きするようにしていました。

直前期(2月~5月)

 自習室が日曜日以外解放されていたので、日曜日以外は勉強しようと心がけていました。国家一般職が第一志望だったため、国家一般職の過去問をひたすら解いていました。同時並行で、学系の寺本先生レジュメを抜けが無いよう暗記し、人物名だけでどんなことを唱えた人なのかをすぐ思い出せるようにしました。2月から時事対策として『速攻の時事』を購入し、電車の中で必ず読んでいました。直前期でも、やみくもに勉強するのではなく、やるときはやる、できないときは無理しないをモットーに、ストレスをなるべく溜めないように過ごしました。毎日自習室に行くと、飽きてしまうと思ったため、地元の図書館やカフェ、自宅など、新鮮な気持ちで勉強できるよう試行錯誤する日々もありました。

―チューターゼミが役立った―

 面接対策に手をつけたのは、11月にあったチューターゼミからです。先輩方に指導していただき、面接のポイントや工夫する点などを身に着けました。直前期には、面接対策はできず、国家一般職の筆記試験が終わった後、本格的に対策していきました。EYEでは特別区の一次試験後ほぼ毎日、面接対策用に教室を解放してくださっていたため、仲間同士で模擬面接を行ったり、どう受け答えすればよりよく聞こえるかなど改善策をみんなで話し合いました。何回も模擬面接を行うことで、面接への苦手意識が薄まっていったと思います。

―小論文はグループを作り、友人と対策―

 小論文は直前期に、小論文グループを作り、みんなで一斉に一つのテーマについて制限時間内に小論文を書きあげるというトレーニングをしていました。毎週やっていたため、時間配分の感覚をつかむことができ、仲間の論文の良いところを自分のものにして小論文対策をしていました。自分自身では、主要テーマをいくつかノートにまとめ、構成を考え、グループの仲間に発表していました。一人でも小論文対策はできますが、グループを作り、友人と対策することで印象に残り、楽しみながらできるのでおススメです。

―勉強していて疑問に思ったことはすぐに調べることを心掛けた―

 勉強中でもスマホは手元に置いておき、辞書代わりに使っていました。また、覚えたい事柄を付箋に書いてストックしていき、家に帰って家の至る所(洗面所やトイレがおススメです)に貼り、毎日目に入れて何回も確認しました。

―合格までのプロセスに正解はない―

 公務員試験は長期戦です。人と比べて自分はこれができない、と不安になるときがあると思いますが、自分のペースで身に着けていくことができれば大丈夫です!焦らずに、試験の直前まで諦めない人が合格している気がします。私自身人文学部であり、公務員試験のどの科目も一から覚えるところからスタートしましたが、最終的にはどの科目も自信を持って問題を解くことができました。毎日勉強しないと合格できない、何月までにこれを終わらせないと合格できないなど、周りの意見はあまり気にせずに、自分を追い込みすぎないことが、勉強を続けていけるコツなのかなと思います。合格までのプロセスには正解がありません。自分に合う勉強方法を探しながら、焦らず気楽に諦めず頑張ってください!