2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「やってきたことは嘘をつきません!」

國學院大學 文学部4年(受験時) 2年間プレミアムコース50 2年講座 4月生

最終合格国税専門官、川崎市(大卒程度)、国家一般職

二次辞退特別区Ⅰ類、国分寺市(大卒程度)

―思い立ったから公務員―

 私が公務員を志望した理由はやりたいことが定まらないなかで、ガイダンスで説明を受け、どうせなら広く世のためになれる公務員になるのがいいんじゃないかと思ったことがきっかけでした。また、やはり公務員の安定さというのも決め手の一つでした。

―面接対策を考えたらここ―

 まず大学から近く通いやすかったことが一つ。次に、勉強はどこでもできると思ったので少人数で面接対策がやりやすいであろうEYEに決めました。実際に多くの友人ができ面接練習には非常にいい環境が整っていると思います。また、講師・担任・受付の方まで皆さんが優しい雰囲気だったことも要因の一つです。

―私の学習の流れ―

スタート時期:経済科目で思いっきりつまずき、経済と法律科目だけをダラダラとやっていました。分からないことがあると参考書を読んだり、ネットで調べたりして自分なりに理解をしてから進むようにしていました。経済はひたすらスー過去でしたね(笑)

中間期:授業を早く終わらせようと思い、とりあえずDVDを見ていました。経済科目を序盤にしっかりとやっていたおかげであまり詰まる科目もなく暗記科目にしっかり向き合う時間ができました。ただ、先走って過去問演習まで手を出そうとしてペースを崩しかけたのもこの時期でした。担任の先生に相談するなどして、しっかりと自分のペースを保つことがこの時期は一番大切だと思います。

直前期:今までやってきたことの確認、復習をメインに行いました。とにかく科目が多いので午前中に教養科目の演習・レジュメ、午後に予めその日やることを決めていた専門科目数科目、などのようにやることを決め、あまり手を広げすぎないように気をつけました。また数的や経済、法律科目には友人に教えるなかでより理解を深めていきました。余裕があれば、これも是非実践してみてほしいです、人に説明していく中で新しい発見があることも多くあります。この時期は、皆が朝から晩まで勉強しているので仲間意識も強まり、勉強はきつかったですが楽しかったです。

―息抜きしながら勉強を―

 とにかく友人ができたことに尽きます。そのおかげで勉強のモチベーションを保つこともでき、面接や論文、試験勉強についても情報の交換を行うことができました。辛いなかでも楽しみながら受験を乗り切れたのはEYEの環境のおかげだと思います。

―私の論文対策―

 秋に講習を受けましたが、ちゃんとやり始めたのは冬、1月あたりからです。友人とグループを作って月にグループで4テーマ程度書きました。自分の書く練習にもなりますし他の人の書き方を見るのも色々参考になると思います。この時期に小論文をやると非常に筆記の邪魔に感じますが先延ばしにしてるとその分だけ後で自分の首を絞めることになるので、早めに着手することをお勧めします。

―私の面接対策―

 冬にチューターゼミに参加し、面接対策の基礎作りを行いました。本格的に開始したのは筆記試験が全て終わったあと、面接の予想問答集などを参考に友人と集まって練習を行いました。ただ、面接は地力よりも結局かけた時間が物を言うので、余裕がある人は第一志望の筆記が終わったらある程度取り掛かった方がいいと思います。また、人の面接練習に付き合うことも面接練習になるので積極的に参加すると良いでしょう。

―勉強で工夫した4つのこと―

1.やる気が出ない日でもとりあえず自習室には行く
2.分からないことを分からないまま放置しない
3.模試に照準を合わせて勉強する
4.1日に9科目以上手を出さない
 勉強を続けていくとどうしてもモチベーションの上がらない時期はきます。しかし、そこで自習室に行かないようになると折角身につけた勉強する習慣が抜けてしまうので、どんなにやる気が出なくても自習室に足を運び30分でも1時間でも勉強することを心がけました。2は、経済科目で特に陥りがちなのですが、分からないことをなんとなくで放置しておくと結局最後の最後で苦労してしまうので、疑問点は全て疑問に思った時に解決するようにしていました。自分で分からない時にはウェブサイトで調べたり先生に質問しに行くと良いと思います。3の模試は直前期から始まる実践演習とも言え、時間配分や苦手科目など学べることは多いです。そのため、模試までに全ての科目に軽くでもいいので触れておくことが理想的だと思います。4は、公務員の科目は非常に多いので全部に一気に手を出そうとすると忘れてしまいがちなため科目を絞り、かつ翌日に復習をしっかりすることの方に重点を置くようにしました。また、経済科目は最も敬遠されがちな科目ですが一度きちんと理解さえしてしまえば最も手間のかからない科目でもあり、序盤を雑にやってしまうと最後に泣きを見てしまう科目でもあります。なので、最初に多少苦労してでもやってしまうことをお勧めします。

―積み上げたものは嘘をつかない―

 直前期に追い込むことはもちろん必要なことですが、中間期からコツコツと少しずつでもいいから続けていけば直前期にはそれが大きな力になっています。私自身集中力が持続する方でなく一日中勉強する、といったことが最後までできませんでしたが積み上げた基礎が最後に力を貸してくれました。公務員試験は長く自分の現在地が分かりにくいため、自信を失うこともあると思います。しかし、諦めずに最後まで自分を信じきれば必ず結果につながります。やってきたことは嘘をつきません!心より応援しています。