2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「公務員試験は団体戦」

立教大学 社会学部4年(受験時) プレミアムコース10 1.0年講座 2月生

最終合格特別区Ⅰ類、国家一般職

―大学のサークル活動がきっかけで公務員に興味を持った―

 大学のサークルやゼミナールで代表を務めてきたことがきっかけで、公務員を志望しました。特にサークルでは総勢100人規模の旅行サークルであったため、年齢や考え方の違うさまざまな学生が在籍しており、それぞれに適した対応が求められました。公務員の仕事は地方でも国家でも、様々な背景を持つ人々に接することでより良い生活を提供できるよう尽力する仕事だと私は思っています。そんなところから、いろんな人と接してきて培った対応力がこの業種であれば活かせるのではないかと考え、選びました。

―色々な人々に助けを借りやすい環境がEYEには整っている―

 私がEYEを選んだのは、いろいろな人々の助けを借りやすい環境が整っている場所であると思ったからです。公務員関連の情報や今後の学習計画等については、岡田先生や長谷川先生がいつでも時間を取って親身になって教えてくださったので、余計な不安を持たずに勉強することができました。また、学生同士で話すことのできるスペースも確保されているので、1次試験の小論文対策や2次試験の面接対策もみんなと協力して楽しく乗り越えることができました。こうした、一人ひとりと蜜に接することができる点が、他の大手予備校にはないEYEの最大の魅力だと思います。

―私の学習の流れ―

スタート時期:公務員試験で学ぶ分野は幅が広く、しかも私としてはどれも初めて見るものばかりでした。そこで、とりあえず毎月行われていた授業の進行に後れを取らないよう、逐一の授業をとにかく集中して受けました。その反面、授業でやった以上のことをやるとパンクしてしまうと思ったので、主に復習に重点を置きました。

中間:2月から7月にかけて受けてきた授業で主要科目(数的・経済・法律)のある程度は理解できたので、まずは夏休み・秋休みなどの長期休暇を利用してこれまでの総復習をもう一度やりました。それと並行して、学系(行政学・政治学・社会学)を9月から年末にかけてまわりより少し力を入れて取り組むことで、得意科目にしていきました。

直前期:直前期はまず、年末までに取り組んできた科目の復習を毎日やりました。この時期は特に多くの科目をバランスよく進めていかなければならなかったので、週間学習実績表などを活用して1日のスケジュール管理をこまめに行いました。それと同時に、年末まではあまり手を付けてこなかった小論文や人文・自然科学の分野にも重点を置きました。特に小論文については、個別相談の際に丁寧な添削とアドバイスをしてくれた山田先生・林先生には大変お世話になりました。

―個別授業があるのは大手予備校よりも大きな魅力―

 まず魅力に感じたのは、講義のDVDがいつでも見れることです。ライブの講義ではイマイチ理解できなかった範囲についても、EYEは講義DVDが借りやすくなっているので理解度の遅れを取ることがほとんどなかったことが合格につながりました。さらに学習面でいえば個別授業が大きな支えとなりました。個別授業によって、いつもはなかなか聞けない深い質問もすることができました。こうした点は、大手予備校では実現できない、EYEならでは学習上の利点だと思います。

―私の面接・論文対策―

 面接対策については、主に以下の2つを活用しました。1つは学生同士の面接対策メンバーです。EYEは学生同士の距離が近くアットホームな雰囲気があるため、そういった仲間もすぐに作りやすい環境にあります。このメンバーと協力して、私は本番前日まで毎日練習を重ねました。その結果、私の所属したグループ6人は全員合格することができました。2つ目は講師の方との模擬面接です。自分の受験先に合わせた模擬面接を、プロの講師の方が直々に行ってくれます。特に鹿又先生には模擬面接の際、学生同士では気付けなかったさまざまな点を指摘していただけました。
 論文対策については、30分の個別相談や90分の個別授業などを活用して対策していきました。自分で何本も論文を書き、それを講師の方に何度も何度も添削してもらうことで、小論文の書き方を自分の体に染み込ませていきました。入学当初、私は小論文がめっぽう苦手で常に不安を感じていましたが、反復練習を繰り返すことで試験当日はあまり緊張することなくいつも通り書き上げることができました。

―勉強の場所や休憩時間などを細かく設定―

 私の場合、午前中は自宅、午後は予備校か大学の図書館のローテーションといった形で場所を決めていました。またおおよそ決まった時間に食事と休憩時間を取るようにしました。こうすることで、自分が午前と午後、どちらの方がより集中力を保てるのか、またいつごろ眠くなるのかなどを把握することができるようになり、スムーズに勉強できるようにしました。

―基礎固めにはジックリ時間をかけましょう―

 まず1次試験の範囲については分野も量もかなりのものがあるので、最初は徹底的な基礎固めが必要です。見栄や焦りからすぐに次の分野に手を出してしまう方が多いですが、ゆっくりでもとにかく1つの分野が終わるまではじっくり頑張りましょう。また、直前期はこれまで学んできたすべての分野を網羅的に学習する必要があります。日頃から各分野を少しずつでも万遍なく学ぶやり方に慣れておきましょう。
 2次試験については反復練習が肝心です。周りには仲間がたくさんいると思うので、お互い協力してチームを組み、とにかく何度も何度も実践練習をしましょう。自分では勝手にできると思っていても、実際にやってみると全く口が回らなかったりします。
 最後に、公務員試験は長期戦となるため、精神力・忍耐力が特に必要となります。日々の勉強の中で、それらを少しづづ培ってもらえればいいと思います。