最終合格特別区I類(杉並区役所)、国家一般職(東京法務局)、流山市上級、国税専門官
二次辞退北海道庁一般行政A、国立大学法人等職員、武蔵野市上級
仕事をする上で「人の役に立ちたい」ということを第一に考えていました。就職活動を控えて様々な業界を調べていく過程で、公務員が地域の実情に応じた取組みから多くの人の生活を支えていることが分かりました。今後40 年間、公務員として様々な分野の仕事に携わりながら住民と近い立場で働きたいと思ったので志望しました。
予備校をEYE に決めた理由は大学やアルバイト先から近いことや、アットホームな雰囲気があるという理由で予備校を選びました。
実際に1 年間を通して勉強でモチベーションが上がらないときは、普段仲良くしている友人が黙々と勉強に励む姿を見てとても刺激を受けました。また情報通でOBOGとのコネクションも強い重久さんや、数的処理の林先生とは普段から会話をすることが多くリフレッシュできました。このようにアットホームな雰囲気で仲間と切磋琢磨できる環境こそEYE の強みであるのではないかと思います。
夏期講習や秋期講習で論文に必要な知識と文章の流し方を覚えこみました。その後は予備校の友人と協力して20テーマほど共有し、直前期には1日1テーマずつ要点をルーズリーフに殴り書きしました。論文で書くべき内容を一言一句覚えこむのは難しいと思ったので、論文の骨組みから理解することに努めました。具体的には「現状→課題→課題の原因、背景→解決策→まとめ」の順番で文章の流し方を固定し、そこにテーマ別の内容をはめ込んでいく方法をとりました。論文を進める上では一言一句内容を理解するというよりは、大まかな骨組みに内容で肉付けをしていくことが必要になってくると思います。
まず、自己分析は夏や秋など早い時期から取り組むことをオススメします。というのも私は面接に取り掛かる時期が筆記試験の合格後、面接まで約1ヶ月に迫った頃であったため、内容を固めるのにとても苦労したからです。
面接対策としては、面接カードの項目にある質問について内容を考えました。内容が固まってからは模擬面接や友人同士で繰り返し問答を行いました。練習、本番を問わず実戦形式の面接を繰り返すことで話すべき内容や聞かれる質問が染み込んでくるので、内容が固まり次第すぐに話す練習をすることが大切だと思います。
私は教養試験への苦手意識がとても強かったです。というのも教養試験は特に苦手としていた数的処理が、40ある問題のうち10問以上を占めていたからです。始めは数的処理の克服のために問題集に取り組みましたが、模試で初めて見る問題が多くなるとやはり点数の向上には繋がりませんでした。
そこで私は、数的処理は基礎力を付けるまでにとどめ、直前期からは数的処理以外でどれだけ得点するかにこだわることにしました。まず知識系は化学を除いて全ての科目で問題集を繰り返し行いました。時事に関しても学習は進めましたが勉強期間が足りなかったため、早めの学習をオススメします。また文章理解は昨年のチューターの方から教えていただいた「スピード解説」という参考書を使用した結果、正答率は向上して解答時間も短縮することができました。
このように数的処理以外の科目に集中した結果、主要日程の教養試験も足を引っ張らない程度の点数を取ることができました。また教養試験のみの試験では知識科目の量が主要日程に比べて多いため効果的でした。
数的処理で得意にすることに越したことは無いのですが、あまり数的処理が好きでない方は文章理解と知識科目、時事を強化することを強くオススメします。そうすると教養試験の底上げが図れるため数的処理への苦手意識は取れなくても"教養試験への"苦手意識は克服できると思います!
公務員試験は学歴も経歴も関係ない試験です。民間と違い同自治体の同試験種であるならば、選考ルートも「筆記試験→面接」のみなので、試験への対策次第で最終合格や内定が必ず獲得できます。勉強でやる気が出ない時こそ友人や先生とコミュニケーションを取ってリフレッシュしましょう。皆さんの健闘に期待します!