2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「直前模試はE判定 それでも受かった!」

既卒22歳(受験時)ベーシックコース 8ヶ月講座 8月生

最終合格特別区Ⅰ類

-不純な動機から公務員へ-

 私が公務員を目指した最初のきっかけは、不得意な英語ができなくても入社試験でも問題ないからという理由でした。さらに昇進が上司の好き嫌いではなく試験で、フェアだというところも、良いなと感じたからです。とても不純な動機でした。
 私は特別区しか受験をしていないのですが、その理由は3月の合同説明会に参加した際、他の自治体に比べて、職員の方が一番優しく元気だったので「ここでしか働きたくない」と思ったからです。そして特別区の受験に全力を注ぎ、燃え尽き症候群も相まって結局他は受験しませんでした。

-他校ではなく、なぜEYEなのか-

 実は大学4年の時の現役の時も公務員志望でした。その時は、大手予備校に通っていたのですが、入学した途端に受かった気になってしまい、さらに自宅からWEB受講できるというスタイルだったため全く勉強しませんでした。とりあえず受験だけはしておくかぁと思い、特別区を受けたのですが結果は下から200名ほどの順位。点数は75点でした。勉強していないくせに、唖然としたのを覚えています。知り合いに公務員浪人していた人もいるし、「すぐに頑張らなくてもまた来年うければいーや」と思ったんです。しかし両親にそのことを伝えると、「ふざけんな!甘い!」と人生で一番怒られました。口げんかで負けたくない一心で「絶対に公務員になりたいんだ!」と伝えました。渋々了承してもらえました。
 親に公務員になるという宣言をした以上、とりあえず何か活動しなくてはなりません。それまでは次も同じ予備校にしようと考えていたのですが、同じ教科書がきても困るなぁと思い、ほかを探すことにしました。何軒か説明を聞いてみようと思ったのですが、一番始めのEYEがとても親身になって話を聞いてくださったためEYEに決めました。そのとき出会った法島先生のサポートがなければ合格者になれなかったと思っています。とても感謝です。

-EYEで学習してよかったこと-

 私は大学4年の8月末から入学し、残る授業はゼミのみだったので基本的に開校の10時くらい~DVDを2、3本見て夕方に帰る、を週4日していました。その時EYEで良かった、と思ったのは好きな時間に何回でもDVDをみれるということです。さらに同じ授業に別の先生の収録があるため、万が一相性が悪くても自分で好きな先生のDVDを選べるのは大変ありがたかったです。さらにEYEの良いところは、個別相談が予約制であるということです。大手の塾だと先生の空き時間にアタックしなければなりません。そのため、相談や授業の進め方などを質問したくても必ずできるとは限りませんでした。その点、EYEは予約をすれば些細な事やメンタル面などの相談もできるので良いと思いました。

-面接・論文対策-

 論文対策では、先生に添削を一度お願いしました。その際、ボロクソに言われたのがかなり悔しく、絶対次に会うときはギャフンと言わせたる!と思いました(この先生はこの後、私の救いの神になります)。本屋で公務員論文の例と解説が載っている本を買い、毎日読むようにしました。その結果、模試ではな、な、なんと0点。やはり時間内に自分の解釈を伝えるには、書く練習が必要なんだなぁと思い、その後は実際に書くようにしました。書く練習は、一回目は本に載っている通りの文章を書き、二回目は自分の言葉を含めて書いてというのを繰り返しました。
 面接は得意のため、予想問題をつくり自分の部屋で声に出して練習しました。しかし面接カードは、面接の3日前まで内容が決められず、さすがに相談しに行きました。公務員を志望した理由は上記の通り、不純です。なのでどうして公務員なのかが思いつかず直前まで書くことができなかったのです。その相談の際の先生がわかりやすい公務員の仕事としてホームレス対策についての話をしてくださったのです。特別区の面接は、時事的なことを急に聞かれるのですが、それが「ホームレス対策でなにかいい改善策はあるか?」だったのです!!私は心の中で先生ありがとうと思いながら自信をもって答えることができました。そのおかげか、なかなかいい順位で合格できました。

 勉強で工夫をしたことは、5つあります。1つ目は、数的処理は何回も過去問を解いたことです。解き方を知るというよりは問題や解法を覚えるようにしていました。2つ目は、嫌いな教科は本屋で参考書を買うようにしていたことです。特に買って良かったと思ったのは、行政法です。3つ目は、なんでも法島先生の面談を受けたことです。くだらないことも相談し、人と話すという面接練習にもなったと思います。4つ目は、暗記物の工夫をしました。私のように勉強が不得意な方は暗記の仕方が出来ていないのだと思います。自然科学や政治学などで出てくる名前系は連想やダジャレなどで覚えやすくしました。法律は結論→中身という順で、最悪結論だけは抑えるようにしていました。最後に、池上さんのニュース解説の番組を必ず観るようにしていました。わからない時事問題も興味をもって学ぶことができました。

-これから受験する皆さんへ-

 私のように大学4年で、公務員浪人をしようか民間にいこうか悩んでいる方がいると思います。正直、職なし公務員浪人はいろいろな意味で辛いです。友達と卒業旅行にも行けない、進路が決まっていない不安、そして金銭的な理由など・・・。ある程度覚悟していても常に不安が付きまとうと思います。でも、第一志望に合格したときのあの感情は人生一です。あと、就職浪人でよかったと思うのは、意外とブラック企業が多く、大手に就職した子に「公務員試験終わったら参考書ちょうだい」と言われた時です(笑)。またEYEは既卒の方が多く、最初の受験仲間作り交流会で半数以上が既卒で驚いたのを覚えています。
 私のように、3月の模試でE判定のどん底、直前にならないと力がでないタイプでもきっと先生方が支えてくれると思います。とにかく過去問を解けば大丈夫です。私でも受かりました。
 あと、私は特別区しか受験しなかったのですが、他に行きたいと思う職種がなくても単願は滅茶苦茶精神的に悪いのでやめた方がいいです。 公務員浪人、勉強が嫌い、特別区志望、その他の方、買ってよかった参考書をお教えします。メンタル的なこと、なんでも相談に乗りますので頼ってくださるとうれしいです。