2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「時間が無くても、自分らしく」

既卒23歳(受験時)プレミアムコース10 90日講座 11月生

最終合格埼玉県上級

二次辞退吉川市(大卒程度)、国立大学法人等職員(国立研究開発法人 防災科学技術研究所、国立女性教育会館)

―利益を考えず、多くの人の役に立てる仕事―

 大学4年次に民間企業を対象に就職活動をしていました。しかし、様々な企業を見る中で、どうしても民間企業は利益のことを意識する必要があることに気がつき、そうした働き方は私には合わないと感じました。そして、利益のことを第一に考えず、多くの人のために働くことのできる公務員を目指すことにしました。

―利用しやすい環境が魅力―

 大学でEYEの広告を見かけ、同じ大学の学生が多く所属していることから興味を持ち、説明会に参加しました。秋から勉強を始めて合格できるのだろうかと大変不安に思っていたので、勉強の進め方についてのアドバイスやサポートを受けられる点や、自習室が自由に使える点、またアットホームな雰囲気に魅力を感じ、EYEに入学を決めました。

―私の学習の流れ―

スタート期(11月~12月):入学が遅かったので、とにかくDVDで講義の映像を見まくっていました。大学の講義後にEYEでDVDを見て、週2~3本程度のペースで年越しまでに憲法、判断推理、ミクロ経済のDVDをあらかた見ました。

中間期(1月~3月):1月は大学の試験の勉強のため、公務員試験の勉強には全く手をつけませんでした。2月からはひたすら勉強に打ち込み、朝早くから自習室に来てDVDを見たり、ダーウインの問題を繰り返し解いたりしました。3月からは論文試験の対策も始め、模試も受けるようになりました。

直前期(4月~5月):今まで何度も間違えた問題を解き直したり、過去問を解いたりしていました。過去問については、間違えた問題の解説を見てキーワードを簡単にノートに書き出し、そのまま暗記用に使いました。ちゃんとまとめていると時間がかかるし、簡単にしか書かないのですぐに覚えることができて、とても便利でした。このノートは試験本番前にも見直していました。

―自分のペースでどんどん勉強を進められる―

 EYEでは講義の映像を自由に見ることができ、大変助かりました。DVDは無料で見ることができ、家でも映像を視聴することができたので、自分のペースでどんどん勉強を進めることができました。また、分からないことがあっても気軽に質問・相談することができ、スムーズに勉強できました。

―面接のネタをまとめておく―

 論文対策は、論文対策講座で貰った解答案の大まかな内容と流れを覚えることが中心でした。論文を添削してもらった際に字が小さく読みにくいと指摘されたため、小学生用の大きいマス目のあるノートを買ってきて、そこに解答案を写すことで、解答案を覚えると同時に字を綺麗に書く練習もしていました。
 面接については、先輩たちの面接情報カードからピックアップした訊かれそうな質問と、それに対する自分の答えをノートにまとめて何度も読み直しました。また、面接のなかで話題にしたい・話題になりそうな自分の経験などをエピソードごとに「どういうことがあったか」、「そのときに自分はどうしたか/どう考えたか」、「その結果どうなったか」、「その経験で何を学んだか/それから自分の考え・行動はどう変わったか」という項目でまとめておきました。ネタをストックしておくことで、面接で予想外の質問が来ても慌てることなく答えられました。

―自分なりの方法でモチベーションを上げる―

 私はどうしても覚えられないことがあると、そこの部分に好きな漫画のキャラクターのイラストを描いて目立たせました。好きなキャラクターがいるからついつい見ちゃって、覚えられるんです。そんな勉強法って邪道じゃない?と思われるかもしれませんが、最終的に本番の試験で正しい答えを出せるなら、アウトプットの方法はなんでもいいんです。
 勉強に使っていたノートやファイルもキャラクターグッズです。「それじゃ集中できない!」という人ももちろんいるとは思いますが、私は好きなものがあることで、つい勉強を怠けそうになっても「少しだけやっておこうかな」と思えるタイプだったので、堂々と使っていました。自分なりに勉強が長続きする方法を見つけてみると良いと思います。

―みんな、貴方を応援しています―

 私は大学4年次に、周りの友人が続々と就職先を決めていくなかで、民間企業への就職をやめて、公務員を目指しました。もう民間企業に就職することはできない、その一方で、今から勉強を始めて公務員試験に合格できるのだろうか、と大変不安ななかで勉強を進めていました。そんな中で、岡田先生のアドバイスや励ましは本当に力になったし、友人と話すことは良い気分転換になりました。
 試験本番、面接本番のとき、そこでは自分一人で挑むしかありません。しかし、そこに至るまで、多くの人が自分を支え、また応援してくれます。EYEの先生方やチューターの方々、家族、友人など、周りの人の力をたくさん借りていいので、全力で勉強を頑張ってください。そして最後は、自分を支え、応援してくれた人々に、感謝の言葉とともに、笑顔で合格報告をしてください。