2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「努力を怠らない」

日本女子大学 家政学部4年(受験時)ベーシックコース 8ヵ月講座 9月生

最終合格千葉県上級(管理栄養士)、東京都Ⅰ類B(新方式)

一次辞退つくば市(管理栄養士)、国立大学法人等職員

―公務員を志望した理由は3つあります―

 1つ目は、管理栄養士として多様な年代や立場の人の健康づくりに携わることができるのは、行政栄養士だけであると考えたためです。管理栄養士として働くことを考えた際に、一次予防に取り組むことができる行政栄養士に惹かれ、公務員試験を受けることを決めました。
 2つ目は、公務員試験は努力が報われやすい試験だからです。私は、大学3年生の夏にインターンに参加しようとした際、エントリーシートで選考に落ちる経験を多くしました。その際、民間就活は運にかかっていることも多く、努力が必ずしも報われないものだということを痛感しました。それに比べて、公務員試験は努力をすればするほど合格に近づくものです。自分にはその様な公務員試験を受験する方が民間就活よりも向いていると感じました。
 3つ目は、公務員ならば女性でも生涯働き続けることができると考えたからです。仕事だけでなくプライベートも大切にしたいと考えているため、福利厚生が充実している公務員という職は非常に魅力的でした。

―岡田先生にアドバイスをしていただくことで取り組むべきことが明確に―

 大学内で時々EYEの公務員ガイダンスが開催されており、身近な存在だったからです本格的に公務員試験を受験することを検討し始めにあたって、とりあえずEYEの無料個別相談で公務員試験について話を聞いてみようと思い校舎に足を運びました。個別相談では、岡田先生が公務員試験の基本事項から行政栄養士についてまで丁寧に詳しく教えてくださいました。行政栄養士の採用情報は非常に少なく、個別相談に行く前は不安や疑問でいっぱいだったのですが、岡田先生にアドバイスをしていただくことで取り組むべきことが明確になりました。EYEには、気軽に相談しやすい環境があること、また自分にあったコースがあることから入学を決めました。

―勉強方法について悩んだ際に、すぐに相談できる環境であったことが良かった―

 勉強を進めていると、自分の勉強の進め方は間違っていないか、今後どう進めて行けば良いかなど不安は尽きませんでしたが、その度にアドバイスをすぐに受けることができる環境にいれて良かったと思います。
 また、勉強の方法だけでなく二次試験の情報を多く得ることができたことや、面接対策をうけることができたのも良かったです。

―私の勉強の流れ―

 教養試験対策をEYEで行い、専門試験(管理栄養士職の)対策は大学の教科書を使って行っていました。

スタート時期(9月~12月)

 主に教養試験対策を行いました。合格方法確立講座で、数的は力がつくのに時間がかかる科目であり多くの受験生が苦しむ科目であるという話があったため、特に数的に力を入れて取り組みました。ちょうど研究室配属が決まった時期と重なり、思うように勉強が進みませんでした。その様な中で、どんなに忙しくても最低1講義のDVDを消化することを自分の中のルールとし実行しました。

中間期(1月~3月)

 教養試験と専門試験を平行して行いました。教養試験に関しては引き続き数的を中心に勉強を進め、数的の勉強に飽きた時に自然科学や人文科学、社会科学に取り組むようにし、集中力を持続させる工夫をしました。
 数的や自然科学に関しては得意であると感じていたため、知識を一度で定着させることを意識して効率よく勉強するよう心掛けていました。社会科目などの暗記科目はまとめてDVDをみて流れをつかむようにし、通学時間や休み時間、就寝前など細切れの時間を利用して知識を定着させました。ゆっくり時間をかけて取り組むべき科目と、細切れ時間に取り組むべき科目を分けてメリハリをつけて勉強しました。
 春休み期間中に2週間実習があったためゆっくり勉強できず焦った時期もありましたが、実習期間中は最低○○ページこなせば良しとしよう!とルールを決め、自分の出来る限りの努力をしました。多くの受験生が時間をかけて勉強するであろう春休み期間にたくさん勉強時間が取れない環境にあっても、メリハリをつけて着実に勉強をすすめることで、春休みの終わりには実力がついてきたことを実感できました。

直前期(4月~6月)

 3月の中旬から過去問に取り組み、4月5月と定期的に過去問を解きました。時間的に多くの過去問をこなすことは難しいと考えていたため、過去問を解くごとに反省点を洗い出し、それを意識して次の過去問に取り組むということを繰り返しました。
 この時期には新しい問題に積極的に取り組むより、一度と解いて間違えた問題の復習を重点的に行いました。

―面接対策はいろいろな人からのアドバイスをもらった―

 面接の対策をする際には、面接シートの内容をしっかりと練り上げたあと、その内容に対して自分で想定質問を考えることを初めに行っていました。面接の対策はEYEで行ったのはもちろん、大学のキャリアセンター、地元のハローワークでも行いました。他人に聞いてもらうことで新たな発見をすることが多かったので、色々な人に面接の練習をしてもらったことは良かったです。EYEでは、岡田先生に志望動機や自己PRの添削を何度もして頂き、講師の先生には面接の実践練習をして頂きました。面接の実践練習では実際の面接を想定した教室で時間通り面接を行い、すぐにフィードバックをしてくださいました。

―これから勉強する皆さんへメッセージ―

 勉強を開始する時期が遅くても、忙しくても、自分ができる最大限の努力をすれば結果はついてきます。自分を信じて、周りの人を頼って最後まで頑張って下さい。EYEは様々な場面で皆さんをサポートしてくれます!!