最終合格特別区Ⅰ類
前職は営業でしたが、ノルマを達成する為に休日出勤や終電帰りは当たり前の職場だったので、ずっと続けていくのには限界を感じていました。私は結婚や出産を経てもずっと働き続けたいという気持ちがあったため、公務員を目指すようになりました。
いとこが紹介してくれたのもあるのですが、大手予備校よりアットホームで先生方に質問しやすそうだったのが決め手になりました。
私は7月上旬にEYEに入りました。その時既に前職を退職していたので、もうあとがない状態だと自分を追い込んで初めから毎日自習室に通い詰めて勉強をしていました。先生に言われた通りの科目(憲法・数的・経済)をとりあえずひたすらやっていました。勉強時間は1日6時間ぐらいでした。最初の2か月はバイトなどはせず、勉強だけやっていました。
10月からは、区役所の非常勤職員として働きながら勉強をしていました。(大学を卒業したら毎月家に一定のお金を入れていたため何かしらアルバイトをするつもりでしたが、どうせなら公務員の仕事を知れるということで区役所で仕事することにしました。週4、9時‐17時の仕事との両立は正直しんどかったですが、実際の仕事がわかったり現職の方に沢山アドバイスを頂けたのでとてもよかったです。)
仕事がある日は18時~21時半まで自習室で、22時~0時まで近所のファミレスで勉強していました。仕事がない日は朝から晩まで、8時間ぐらい勉強していました。科目は民法やマクロなどが加わり、覚えるのに必死でした。また、自分は他の人より時間が確保できないのはわかっていたため、12月から少しずつ特別区の過去問に手を付け始めていました。論文もやり始めました。
特別区が第一志望だったため、特別区の過去問10年分を3周ぐらいしました。朝方に切り替えて、仕事がある日もない日も5時に起きて勉強していました。仕事がある日は5~7時まで家で勉強→9~17時まで仕事→18時~21時半まで自習室で勉強しており、仕事がない日は自習室か近所の図書館に1日こもって勉強していました。この時期は1日でなるべく多くの科目に触れることを意識していました。論文は週3ぐらいのペースで書いていました。また、いくらやっても全然覚えられなかったマクロ・化学・物理・地学・日本史世界史などはもう諦めました笑。毎日受かるか不安でたまらなかったですが、ここまで勉強してきた自分を信じて頑張りました。
―EYEで学習してよかったこと― 大手予備校だと自習室が満室で使えないことがあると聞いたのですが、EYEだとそのようなことはなく、毎日快適に使えたのでとてもよかったです。先生にも相談をしやすいので、その雰囲気がよかったです。 論文対策は寺本先生の秋季講習を受講し、論文の書き方を学びました。私は受講生同士でグループ等は作らず、自分で書いたものは全ていろいろな先生方に何度も見て頂きました。何度も書くうちに自分の型がわかっていき慣れていくと思います。実際に特別区では選択問題は絶望的な点数でしたが、論文で挽回して最終合格できました。
面接対策について私は既卒だったため、既卒のグループを作り練習しました(人見知りなので岡田先生に紹介して頂きました)。筆記試験の結果が出てからほぼ毎日練習しました。前職の退職理由など、既卒ならではの質問を想定し、圧迫気味で練習をしていました。受け答えなど振り返るために録音をして、それを聞き返し、発言内容や言い回しの癖などを確かめ、改善することを心掛けました。
かなり科目が多いので、理解ができなくてもこういうものだ、と割り切ることです。とくに民法は意味が解らないものが沢山でてきますが、「法の意味はわからないけど正解の番号は分かる」ように出題傾向などを過去問で研究しました。
頑張れば頑張った分だけ結果がついてくるのが公務員試験だと思いました。私のように既卒で時間が限られている方もメリハリをつけて勉強すればきっと結果はついてくると思います。最後まで諦めずに頑張ってください。