2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「くじけそうになってもあきらめない!」

立教大学 文学部4年(受験時)主要5科目+ベーシックコース 2年講座 9月生

最終合格全国市町村職員共済組合連合会、地方職員共済組合(地方共済事務局)、裾野市(大卒程度)

二次辞退国家一般職

三次辞退北海道庁

―仕事の軸として人を支える仕事をしたい―

 私が公務員を志望した理由は将来の仕事の軸として人を支える仕事をしたい、社会貢献がしたいという思いがあったからです。もちろん他の仕事にも当てはまることかもしれませんが公務員はこれらの思いを1番に実感できる仕事だと感じたので志望することに決めました。

―EYEに決めた理由は2つあります―

 1つ目は受講生と先生の距離が非常に近く、分からない所や勉強の悩みを気軽に相談できる環境が整っていたからです。担任の岡田先生には勉強の進め方や苦手な科目の対策、面接練習の進め方、面接カードの添削などさまざまなことを相談しアドバイスをいただきました。定期的に相談に行くことで自分が今なにをすべきなのかを整理することができたのでとてもありがたかったです。また科目の質問も授業が始まる30分前からできたので分からない所を理解してから授業に臨めたので心強かったです。2つ目は受講生同士の繋がりを大事にする予備校だったからです。定期的に行われる交流会に参加することで受験仲間を作ることができ、辛いことが多い公務員受験期を乗り越えることができました。また、模試などで友人と競い合うことで勉強に対するモチベーションを上げることができました。ぼくは1人でずっと勉強をしていると心がやんでくるタイプだったので受験仲間の存在は非常に大きかったです。

―私の学習の流れ―

スタート時期(大学2年9月~大学3年8月)

 僕はEYEに入ったのが大学2年生の9月で早めのスタートでした。二年生の頃は週に1回数的処理の去年のDVDを見て復習をしていました。生講義に出始めたのは大学2年生の2月頃からで憲法、経済、数的処理など授業の復習はその日のうちかあるいは翌日までに行うことを徹底していました。復習のやり方としては、授業の内容の復習⇒テキストの問題、あるいはダーウィンの問題という形で進めていました。各科目の細かい勉強のやり方などは先生が授業の最初に言ってくださるのでその通りに進めていけば大丈夫です。また経済に関して僕は生講義ではなかなかついていけないことが分かったので途中からDVDに切り替えて分からない所は何度も止めて理解してから進むようにしていました。

中間期(大学3年の9月~12月)

 この時期から科目数が増えてきたので生講義に置いて行かれないように気を付けました。講義にはどうしても外せない予定がない限り、なるべくでるようにし復習も徹底しました。
 そしてこの時期から週単位で勉強時間のノルマを設けました。9月、10月は30~35時間11月12月は40時間をノルマにしていました。またノルマをクリアしたら後はご褒美の自由時間と決めていたので友達と遊んだりして息抜きもしっかりしていました。この時期に本気で勉強をしすぎると直前期にガス欠を起こしてしまうと僕は思ったので、勉強とプライベートのメリハリを意識していました。

直前期(1月~6月)

 直前期はほぼ毎日EYEの自習室にかよっていました。僕は鍵当番をしていたので朝7時に自習室の鍵を開けて夜9時頃に帰る生活をしていました。鍵を開けなければみんなに迷惑をかけるというプレッシャーで起きることができたので、EYEに近い場所に住んでいる人におすすめです。(笑)直前期は新しく行政学や社会学、経営学などの学系や人文科学や社会科学、自然科学、時事、小論文などやるべきことがたくさんあったのでなるべく勉強時間を多くとることを意識していました。そして1日の終わりに次の日のスケジュールを分単位で決めることで勉強が効率よく進むように心がけていました。また直前期でも日曜の夜あるいは模試終わりは休息を取るといったルールを設けメリハリをつけていました。

―受講生同士そして受講生と先生あるいは合格者の方との距離が近い―

 友達が予備校にいることで刺激を受けたり、一緒にご飯を食べて悩みを共有したりすることでストレスをため込まずに勉強ができたと思います。秋ごろになると同じ志望先に合格した先輩などに相談もできます。聞きたいこと、気になっていることを先輩、岡田先生、科目の先生などあらゆる方に思う存分聞ける環境が魅力的だと感じました。

―私の面接対策・論文対策―

 面接対策はグループを組んで面接官役と受験生役に分かれて何回も練習をしました。面接練習が一回終わったごとに面接官役の人がフィードバックするようにしていました。同じ人と何回もやっていると聞く内容もかぶってくるのでなるべく色んな人と練習をしていました。また、EYEの模擬面接を受けたり、東京ジョブセンターや大学のキャリアセンターも積極的に利用したりして大人の意見も聞くようにしていました。ただ僕は面接練習をしすぎてしまったことを少し後悔しています。もちろん面接になれることは大切ですが面接の返答などを全部作って完璧にして臨むことに関しては僕はあまりおすすめできません。作りすぎた面接ではなく自然体でリラックスした面接ができるように面接対策を進めていくことが大切だと思います。

 論文対策はまず秋の小論文の対策講座をとり、小論文の書き方を学んだり、講座が始まってからは週に1本のペースで、課題で出た小論文を書いたり、添削を受けたりしました。
 そしてとし明けからは7人グループを作り1人3テーマほどやり、合計で21テーマ揃えました。ただ本番ではどのテーマがでるか分からないので用意したものを丸暗記するのではなく過去問などを解き、問題文の主題にそった論点ズレしていない答案を書く練習を用意した後にしっかりと行う必要があると思います。また他の予備校の模試を受けて予想テーマに目を通しておいたり、時事などを考えて今年なにがでそうかを自分なりに考えてみたりすることも手だと思います。

―捨て分野はあるけれど捨て科目を作らない―

 捨て科目になりやすい化学や物理も点数のとれる分野はしっかりと固めるようにしました。というのも仮に化学や物理を捨てて生物と地学で勝負したとしても問題集に載っていないような問題がでた時に大学などで専攻している人以外はとけないからです。そのような場合に限って物理や化学に公式に入れるだけの簡単な問題が混ざっていたりします。この1、2点で意外と差がついたりするので数的処理や文章理解が苦手で教養が伸びない人ほど知識系の問題の1、2点にこだわってほしいと思います。

―公務員試験で一番大事なことは継続―

 試験までの期間が長く勉強が辛くなったり、モチベーションが下がったりするかもしれませんがそれは受験生みんな一緒で自然なことなのであまり思いつめないようにしてください!!そのようなときは自分の志望先のことを調べてモチベーションを上げてみたり、積極的に相談に行ったりしてみてください!!応援しています!!!