2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「経済が苦手でも大丈夫!」

東京女子大学 現代教養学部4年(受験時)ベーシックコース 1,0年講座 2月生

最終合格東久留米市(大卒程度)

―公務員を志望した理由―

 「ずっと働き続けたい」「プライベートも大切にしたい」この思いのもと、公務員を志望しました。また、公務員の親の影響で仕事内容に興味を持ったということも理由の一つです。

―他校ではなくてなぜEYEに入学を決めたか、その理由―

 EYEを初めて知ったのは、大学内で配られていたチラシでした。予備校を決める際、別の大手予備校の説明会にも参加しましたが、私の性格上、比較的少人数の環境が向いていると思ったので、EYEに入学を決めました。また、他の予備校と比べて入学費用が安かったことも決め手の一つでした。加えて、いつでも予約なし・追加料金なしでDVD視聴できる点が良かったです。忙しい時にはDVDを1日に3本くらい視聴することがあったので、この制度はとても助かりました。

―『いつでも気軽に相談できる』ことがEYEの大きな魅力―

 私は、経済と数的処理が特に苦手で、経済に関しては文字を見るだけで拒否反応が出る程でした(笑)このことを担任の岡田先生に相談したところ、おすすめのテキスト(最初でつまずかない経済学)を教えていただき、以前より抵抗がなくなりました。また、他にも不安に思っている教科に対していろいろなアドバイスをしていただき、ものすごく心が楽になりました。
 私は直前期になって本格的に岡田先生に相談し始めましたが、もっと早くから相談しに行くべきだと反省しました。どんな小さなことでも、親身になって話を聞いてくださるので、「こんなことで相談予約を取っていいのか」「この程度の問題なら自分で解決しなきゃ」と思わずに、悩みを吐き出しに行ってください!(笑)

―私の学習の流れ―

【スタート時期(2月~7月)】

 私が入学したのは、大学2年生の終わり、2月でした。はじめは講義に出席していましたが、バイトや学校の授業が重なり、DVDで視聴することが多くなりました。基本的には、講義日程表に合わせて、講義に出られなくても、生講義と日を空けすぎないように学習を進めていました。はじめは、経済が苦手すぎたあまり、憲法に逃げていました…。そのおかげ(?)か、憲法は自分の得点源となりました。でも苦手科目がないに越したことはないので、少しでも厳しそうな科目があれば何かしら改善策を「早めに」実行することをおすすめします。

【中間期(8月~12月)】

 講義日程表に沿って、ひたすらDVDを視聴していました。数的処理や経済の授業を受けた時、自分はこれらの科目を武器に戦えないと思ったので、憲法や行政学など学系科目を重点的に復習していました。

【直前期(1月~)】

 直前期の勉強時間は、2月からアルバイトをお休みしたこともあって8~9時間でした。経済と数的処理が苦手だったので、それらに1時間ずつかけて、他の科目は大体30分ずつ行いました。資料解釈は、志望していた自治体での配点が高かったため、慣れるまでは30~40分くらいかけていました。午前中に数的処理・経済など計算が必要な科目を、午後にそれ以外の科目をやっていました。その際参考にしたのが、先輩方の勉強スケジュールです。岡田先生のHRで、合格した先輩方が何名か自分の勉強方法など教えてくださる回があったと思うのですが、そこでいただいた資料は本番まで肌身離さず持っていました。私の周りには公務員志望の友達がほとんどおらず、自分の勉強方法が正しいのか不安だったため、実際に合格した人のやり方を参考にすれば何か得られるのではないかと思い、資料を読み込みました。特に、ダーウィンを何周回していたのか、他に問題集を使っていたのか、1日の勉強時間など大変参考にさせていただきました。せっかく予備校に通っているのだから、予備校でしか得られない情報や資料は大いに活用するべきだと思います。

―私の面接・論文対策―

 面接は、EYEで岡田先生の30分相談の枠を利用したり、学校のキャリアセンター、新卒応援ハローワークなどで対策してもらいました。(←市役所試験の時にこれらを利用しました。)私は、特別区の一次が合格で、二次が不合格だったのですが、そこであとがないことに焦りすぎて、血迷って民間就職を始めました(笑)ただ、結果的には民間就職のために練習した自己PRの仕方や面接での話し方などが、市役所試験の最終合格に繋がったのだと思います。私はもともと公務員試験一本で臨む予定で、結果的には迷走して1か月半くらい民間就活も経験したので説得力が薄れるかもしれませんが、一次合格後の面接対策まで気を抜かずに行えば公務員試験一本でも十分可能だと思います。面接は、人事などを経験したことがあるような大人の方との練習に重きを置くことをおすすめします。また、市役所の面接対策として、街歩きを数回してHPでは分からないその市の特色や自分のお気に入りスポットを探し、面接で話せるようにしました。
 論文は、EYEにある先輩方の資料を参考に10テーマ弱考えました。ただ、その論文を丸暗記するのではなく、書き方(起承転結を意識する、導入の書き方、試験官にとって見やすい答案かどうか)を事前に練習して、本番どんなテーマが出ても焦らないようにしました。

―勉強で工夫したこと―

 資料解釈・文章理解はスーパー過去問ゼミを使いました。経済は「最初でつまずかない経済学」、他の科目はレジュメとダーウィンで学習していました。過去問は2月ごろから解き始めましたが、もう少し早くから取り掛かるべきだったと反省しました。また、その日どの教科をどれくらい勉強したかをスケジュール帳に書き込んで、勉強した跡を残すようにしていました。そうすることで、今日はあまり進まなかったから明日は少し踏ん張ろう、と次に繋げることができました。直前期はとにかく焦っていたので、落ち着かせるため、ひたすら過去問を解いたり、学系のダーウィンを解きまくって苦手科目をカバーできるくらい得点することを目標にしていました。

―これから学習する皆さんへ応援メッセージ―

 私の最終合格結果が出たのは11月上旬でした。周りの友達はとっくに就活を終えてるし、卒業論文も書き始めなければならない時期に入り、とにかくずっと焦っていました。だから何か動いてないと落ち着かなくて途中民間就活もしましたが、公務員になりたいという思いは変わりませんでした。特別区の二次不合格を受けて、お先真っ暗になった時でも、岡田先生がたくさんのアドバイスをくれました。この時岡田先生にアドバイスをもらっていなかったら、諦めていたと思います。何か壁にぶつかったとき、自分で抱え込まないで周りの人に相談すると、自分が想像していた以上に周りの人は支えてくださいます。公務員試験は長くて心が折れそうになるかもしれませんが、最後まで諦めなければ大丈夫です。適度に息抜きもしつつ、最終合格目指して突っ走ってください!応援しています。