2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「合格体験記」

武蔵大学 人文学部4年(受験時)警察消防教養ベーシックコース 1.0年講座 8月生

最終合格羽生市消防局(大卒)、埼玉県央広域消防(大卒)

―16年間続けてきたサッカーで得た経験を活かせると思い、消防官の受験を決めた―

 父が警察官であり、幼い頃から公務員になることに憧れをもっていたからです。その中でも、警察官ではなく、消防官を志望した理由は、16年間続けてきたサッカーで得た体力やコミュニケーション能力をより活かせる職務だと感じたからです。また兄が消防官になり、話を聞いていくうちに、「自分も消防官になりたい」と強く感じるようになっていました。

―武蔵大学サッカー部の先輩が通っていたこともありEYEに決めた―

 サッカー部の先輩が通っていて、いろいろ話をきき、自分の好きな時間に学習ができるということを知り、入校しようと思いました。また、友人もEYEに入校していたので、切磋琢磨できると考え、入校しました。

―私の学習の流れ―

スタート期

 まず入った当時はDVDをずっと見ていました。高校まで勉強という勉強をしたことがなかったので、最初はとても苦労しました。一つのDVDをみるのに4時間とかかかる時もありました。それでも、質より量だと思い年内の内にはほぼ全部のDVDを見終わりました。年内の内に復習したのは数的処理と社会科学くらいです。

中間期

 年明けからバイト、遊びはなしでずっと勉強すると決め毎日EYEに行き1日最低でも7時間はやっていました。この時期は自然科学を追い込みました。わからない問題は地元の友達に会いに行き、10時間自然科学を教わったりしていました。また、論文にも少しずつ手を出していました。その中でも、数的処理や社会科学も1日1時間だけでもいいからやるようにしていました。

直前期

この時期から過去問を解くようにしていました。その中でも数的処理2時間、社会科学2時間、自然科学2時間、過去問1時間、論文1時間、みたいな感じで時間を区切ってやるようにしていました。1日10時間はあたりまえでした。EYEが休みの日でも近くの図書館に行き勉強していました。

―私の面接・論文対策―

 まず面接は自己分析から始めました。自己分析ができていないと、面接で喋ることはできないと考えました。そのため、最初は暗記でもいいので型にはめました。ですが、実際型にはめてしまうと本番の時緊張から忘れてしまうこともあると思ったので、大事な部分だけしっかり覚えるようにしました。その後は、何十回と面接練習をしました。友人や岡田先生の個別相談、大学のキャリアセンター支援などを利用しました。
 論文対策はまず情報収集をして、あとは自分が大事だと思ったところを一言一句間違はないくらいの気持ちで暗記をしました。このやり方が良かったのかは分からないですが最初書き始めた頃よりは相当書けるようになりました。直前期は1日最低でも一枚は書くようにしていました。そして、書いたのを鹿又先生に毎回添削してもらい、完璧に近づけることができました。

―勉強で工夫したこと―

 正直、勉強で工夫したことはないと思います。強いて言うならしっかり一つの科目に時間を決め、めりはりをつけたことです。あとはほんとに勉強が苦手だったので、なにも考えずにひたすらやるだけでした。質より量をやりました。

―私が皆さんに言えることは唯一、一つだけあります―

 それは努力し諦めなければ必ず合格できるということです。私は何度も公務員試験に落ち、何度も下を向き、何度もやめたくなりました。それでも勉強だけはやめなかったです。サッカーは努力してもうまくいかないときはあります。ですが、勉強は努力すれば確実に点数はとれます。これは必ず言えると思っています。何度もやめたい、何度も早く家に帰りたい、何度も遊びたいと思う時がありました。それでも妥協せず勉強をやりました。消防官になりたいっていう気持ちだけは誰よりも強いと思っていたので。最後に受かるのは努力し、諦めずにやった人が受かりますよ。頭が悪いとか言っていられない。自分が目指した道なのですから後戻りはできない。要するにやるしかないってことです。気持ちで乗りきれます。なにがなんでも最後まで諦めずに頑張ってください。