2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分と向き合う」

國學院大学 法学部4年(受験時)プレミアムコース 3月生

最終合格東京消防庁Ⅰ類(2回目)、さいたま市消防局(大卒程度)

-多くの人を守れる存在になりたい-

 私が公務員を志望した理由は、公務員である母親の影響もあり、利益の為ではなく、人の為に働く仕事に就きたいと思ったからです。その中でも、安心して暮らせる街づくり、人命救助に携わることができる消防官になりたいと思い目指しました。

-大きく3点のことから入校を決めました-

 EYEを選んだ理由は、他校と比較してアットホームな雰囲気、DVDが何度でも気軽に視聴できる点に惹かれ入校を決めました。また、無料相談を受けた際に、法島先生が丁寧に公務員試験の流れ、いま現在取り組むべきことなど、事細かく説明してくださったことも入校を決めた理由の一つです。

-わかりやすい授業と豊富な情報量-

 EYEで学習して良かったところは、林先生の数的処理、横山先生の数学、物理、化学などわかりやすく、ポイントを絞った授業が多いところです。また、過去の先輩方が残してくださった情報が多く、論文、面接において参考にすることができ、とても助けになりました。

-学習の流れ-

 スタート時期は、数的処理、憲法に取り組み、授業を受けた後は必ず復習をし、ダーウインをひたすら回しました。この時期は、自分に合った勉強の仕方、リズムをつくっていくことが大切だと思います。
 中間期は、公安ゼミをきっかけに、危機感も強まり、本腰を入れて取り組みました。この時期に数的処理と並行して力を入れた科目は、東京消防庁において大きなウェイトを占める自然科学です。私は、文系なので、理系科目には抵抗がありましたが、基礎から丁寧に一つずつ取り組んだことにより、徐々にできるようになり、点数にも繋がってきました。また、論文もこの時期から作成に取り掛かりました。
 直前期は、模試を3つほど受けました。第一志望である東京消防庁の模試では、16点という絶望的な点数をとってしまいましたが、自分の改善点、出題の傾向を分析し復習しました。不安な気持ちから多くの参考書に手を付けたくなりましたが、ダーウインと過去問に絞り、何度も繰り返し解きました。これにより、本番では満足のいく点数をとることが出来ました。また、論文においては、毎日、1題論題を決め本番をイメージしながら書くようにしました。

-私の論文対策-

 2月あたりから先輩の文章等を参考に作成にあたりました。合計で10個は作成したと思います。また、より具体的な、説得力のある文章を書けるように、消防白書、インターネット等を利用し、知識をつけるとともに、どんな論題が来ても対応できるように、自分なりの構成、書き方を身に付けました。

-私の面接対策-

 筆記試験終了後、即座に対策にあたりました。林先生、法島先生、岡田先生、山田先生に模擬面接を行っていただき、様々な角度から、的確なアドバイスをいただきました。東京消防庁の面接は、その場で考え、対応することが必要だと思います。そのために、単に答えを用意するだけでなく、自分の言葉でどんな質問が来ても対応できるように、考えを深め、固める必要があると思います。

-気分転換、隙間時間の活用、週間学習実績表-

 工夫したことは、勉強する場所を変え、気分転換を行うことです。図書館、電車内、喫茶店など、場所を変えて、勉強のリズムをつくり、習慣化し取り組みました。私は、大学で体育会のサッカー部に所属し活動を続けていたので、隙間時間をうまく使おうと心掛けていました。加え、週間学習実績表を欠かさずに書きました。勉強時間、科目のバランスなど把握できるのでおすすめです。

-必ず合格するという強い気持ちを持って・・・-

 公務員試験は、長期戦です。コツコツと日々自分に負けず、粘り強く取り組めた人が最後に笑えると思います。私は、東京消防庁の1回目の試験は面接で落ちてしまい、とても落ち込みましたが、東京消防庁で働きたいという強い思いを持ち取り組んだ結果、2回目の試験では最終合格出来ました。これから受験する人も、ここで働きたい、消防官になりたいという強い信念を持ち、取り組めば結果はついてくると思います。就職は一つの大きな分岐点だと思います。悔いの残らないように最後まであきらめず頑張ってください。応援しています。