2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「勤続3か月・試験まで100日以下からの公務員試験全勝」

既卒23歳(受験時)プレミアムコース 6月生

最終合格佐倉市一般行政上級Ⅰ、市原市上級事務職

二次辞退千葉県中級一般行政

-地域経済の活性化に貢献したい-

 私は大学時代に地域経済を専攻し、地域活性化や町興しに関心を持っていました。そうした中、大学3年の頃、先輩から「春から公務員として働く」という話を聞き、私自身の関心事とリンクし、観光や産業など、幅広く地域資源を活かした地域経済活性化に携わることのできる仕事として魅力を感じ、公務員に興味を持ちました。当時は公務員受験を断念し、民間企業に就職しましたが、公務員への憧れや公務員として「やりたいこと」を諦めきれず、企業を3か月で退職し、直近に迫っていた公務員試験を受験することにしました。

-手厚いフォロー体制に魅力を感じる-

 EYEの担任の先生方をはじめとする、手厚いフォローが心強く感じ、入学を決めました。私の場合、6月から勉強を始め、佐倉市の一次試験が7月、市原市や千葉県が9月と、勉強出来る時間が非常に限られていました。そのような中、EYEは法島先生をはじめとする担任の先生方が一人一人に寄り添い、学習計画の策定や勉強の進捗の確認、悩みの相談などにとてもきめ細やかに対応してくださることが大きな特徴だと感じました。前述の通り、私は試験本番まで時間が無く、また、試験勉強の方法や公務員試験の概要なども全くと知りませんでした。そうした中で、EYEの担任の先生方の手厚いフォローは非常に心強く感じ、EYEへの入学を決めました。

-プロの先生たちのサポートが心強かった-

 実際にEYEで学習してよかったことは、自分の予定や都合を考慮しながらも、細かく計画を立てて勉強出来る環境が整っていたことです。私は6月入学で試験が7月、9月でしたので、6月以前に終わってしまった授業や、試験本番までに行われない講義が出てきてしまいます。ですが、EYEの校舎には過去の授業の録画DVDが、ホームページには授業の動画が用意されていました。そのため、6月以前の授業や前年度の授業を自分の都合に合わせて視聴することができ、短い期間でもほぼ全ての科目の授業を受けることができました。また、短期間で多くの授業を受け、その他の演習も効率的にこなせたのは、担任の先生方による個別相談のおかげでした。私は勉強法すら分からないままEYEに入学しましたが、法島先生や佐々木先生といった担任の先生と1対1で相談ができる環境が整っていたことで、私の学習状況や予定に合わせた勉強スケジュールの組み立て、日々の学習の悩み等を気軽に相談することができました。週に1〜2回は必ず相談し、プロの方に自分の学習をチェックしてもらえる心強さや、勉強の悩みを吐き出せる場所として非常に大きな存在でした。

-学習の流れ-

-スタート時期/仕事と両立可能なペースを心がける-

スタート:まず、法島先生との個別相談で1日、および1週間の学習スケジュールをしっかりと作成し、そのスケジュールに基づいて学習を進めました。勉強をスタートさせた頃はまだ仕事を続けていましたので、仕事の前後の時間を有効活用することを心がけました。仕事の日は1日3時間しか勉強出来なかったため、消化不良を起こさぬよう、授業は週に2回ほどのペースで受講していました。この位の受講ペースにすることで、復習や演習の時間も確保することができ、講義の消化不良を起こすことなく、理解を深めることができました。

-中間時期/個別授業を利用し、苦手科目の克服に力を入れる-

 ある程度講義も進み、理解も深まってきた一方、数的やミクロ・マクロ経済学などで理解しきれていない部分が出てきてしまいました。そうした部分は授業前に各科目担当の講師が質問対応をしてくださっていたので、数的は林先生、経済学は福嶋先生にマンツーマンで理解できるまで質問し、解決する事ができました。また、それでも不安の残る科目がある場合は個別授業を受講していました。実際に私は数的に一部苦手意識がありましたが、林先生の個別授業で集中的に教えていただいたことで、理解が深まり、苦手を解消する事ができました。

-直前時期/同じ問題を何度も繰り返し解く-

 とにかく演習を多くこなす事を意識しました。新しい問題にいくつも取りかかるのではなく、ダーウインなど同じ問題集を何周も解きました。そうする事で解法や考え方がしっかりと定着し、試験本番で類題がされた際にもスムーズに解く事が出来ました。むやみに新しい問題に手を出すのではなく、同じ問題を何度も繰り返し解くことで、解法や考え方を定着させる事が何よりも大切だと感じました。

-私の面接・論文対策-

 面接・論文ともに先生に実際に見てもらう事が大切だと思います。面接対策は、個別相談の際に法島先生に週2回ペースで面接練習をしていただきました。プロに自分の面接を見てもらい、その場でフィードバックをいただく事で改善すべき点がはっきりし、次の練習までに改善を行う、という事を何度も繰り返したところ、段々と面接の受け答えが上達し、自分に自信を持つ事ができるようになりました。また、面接の直前には別途模擬面接を受け、受け答えの最終確認と本番の緊張感を事前に味わっておく機会として活用しました。
 論文は、授業で課されたテーマや、参考書等から引用したテーマについて週に2回ほど演習を行い、授業前に林先生にマンツーマンで添削していただいたり、同じく林先生に個別授業で添削や書き方の指導をしていただきました。論文は対策を始めてから試験本番までの時間があまりありませんでしたが、マンツーマンで教えていただける場を最大限有効活用する事で、合格を勝ち取れる水準まで上達させることができました。

-「すきま時間」を活用-

 私が勉強で工夫したことは、「すきま時間」を活用する事です。私は通学に片道1時間以上かかるため、通学で貴重な勉強時間が削られてしまいます。しかし、憲法や人文・自然科学等の科目は移動中でもダーウイン片手に問題を解く事ができると思います。このように、暗記要素の比較的強い科目などは移動中に勉強するなど、時間の有効活用を徹底しました。その結果、1日に勉強できる時間も量も増え、より深い理解や試験での得点力アップにも繋がったのではないかと思います。

-日々重ねた努力を自信に変えて・・・-

 公務員試験は決して簡単なものではないかもしれません。実際に私も合格までの数ヶ月間は苦しい思いもしました。しかし、受験仲間やEYEの担任の先生などに支えてもらいながら努力をした結果、「自分はこれほど勉強したのだから落ちるはずがない」「これほど自治体について調べ、訪れ、面接練習をしたのだから受からないはずがない」という自信がつくまで成長することができました。自信がついたおかげで面接なども上手くいき、100日以内での公務員試験全勝という結果に繋がったと思います。
 合格までの道のりは険しいかもしれませんが、公務員試験は決して1人での戦いではありません。周りに助けてもらいながら、自分自身のベストを尽くしてください。そうすれば絶対に合格を勝ち取れると思います。私も応援しています。