2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「EYEへの入学が人生の分岐点になりました」

同志社大学 文学部4年(受験時) 1.0年講座 2月生 プレミアムコース10

最終合格国家一般職【特許庁(商標審査官)、人事院】、国税専門官

モチベーションチャート

-公務員は平等に利益を提供するから-

 私は漠然と高校の時から公務員に興味がありました。大学に入り将来を考えるようになったところ、誰にでも平等にサービスを提供したいという思いがはっきりとしてきました。この考えに合うのは公務員だと思い、志望しました。

-たまたま説明会に参加したから-

 部活が忙しかったため、早めに準備をした方がいいと思い、2回生の頃に公務員なり方ガイダンスに参加しました。そこでEYEを知り、親切に説明してくださったことに好印象をもち、ここならやっていけると思い選びました。

-学習の流れ-

<スタート時期(2月~10月)>

 部活が週6日であったため、ほとんど勉強できませんでした。数的処理とミクロ経済、憲法を少しずつやっている程度でした。危機感はありましたが部活中心の生活を続けていました。シーズン中の4月から9月は週1でEYEに通っていた状況で、特にインカレ前の7月、8月は1回もEYEに行かず、ひたすら部活に打ち込んでいました。

<中間期(11月~3月)>

 もう間に合わないと思い、シーズンオフ中は部活を休部し、完全に勉強のみに集中する環境にしました。毎日EYEに通い、早朝の自習室もすべて参加しました。特に苦手だった数的処理は毎日やり、パターンを覚えるように努めました。1日10時間以上勉強し、DVDも倍速でだいたい見終わり、やっと周りの人に追いついた感じでした。模試も受け始め、危機感を持ちつつも、確実に成長していることを実感し、さらに努力を続けました。

<直前期(4月~7月)>

 数的処理は毎日ルーティンとしてやり続け、あとはひたすら過去問をしました。それぞれの職種ごとに過去問を解き、専用のノートを作って毎日見直して復習しました。特に国家一般職は志望度が高かったので、10年分を解いて、間違えた問題は何度も繰り返しました。苦労した民法、行政法は問題を解いた後、テキストやプリントに戻り、見直しました。授業でマーカーを引かなかったところも試験では普通に出てくるので、この見直しは大切だと思います。

-講師との距離が近い-

 私はもともと勉強するときは1人で黙々とやることがほとんどで、大学受験もこのスタイルでやっていました。わからない問題にぶつかった時、自力で考えることはとても大切だと思います。しかしこの方法はものすごく時間がかかってしまいます。ただでさえ部活で学習が遅れていた私にとってはこの方法は致命的でした。しかしEYEでは講師の方との距離が近く、わからない問題も聞きやすかったのでとても助かりました。また個別授業を活用し、わからない問題はそこで一気に聞きました。公務員試験は5択から絞る問題であるため、その問題を完璧に理解していなくても、消去法で正解にたどり着ける問題も結構あります。1つの問題にこだわって考え続けるよりは、わからないところはすぐ聞いて、より多くの問題にあたることが大切だと思います。公務員試験のこの性質上、講師の方との距離が近いことはすごく良いと思います。

-面接&論文対策-

 面接対策は、模擬面接とチューターゼミに参加しました。私は民間企業の面接を何回か受けたのですが、やはり公務員試験の面接に精通している人に見てもらったほうがいいです。なぜ公務員になりたいか、公務員の中でもなぜこの職種がいいのかを自分の軸に考える必要があると思います。そして私は織田先生と森本先生に面接とエントリーシートを見てもらいましたが、自分が仕事をするイメージを持つことが大切だとおっしゃっていました。このイメージと自分の能力がどうつながるかを考えることが重要です。また講師の方だけでなく、チューターの方々や友人、家族など多くの人に見てもらったほうがより客観的に自分を見ることができていいと思います。
 論文対策は、まずは型を覚えました。現状分析、問題提起、対策という流れを常に意識しました。授業は早めに消化し、テーマはノートに一通り書いて要点を覚えました。また日頃から新聞を読み、語彙力と知識を養いました。

-過去問中心の学習-

 まずはダーウィンで基礎的な知識をつけ、その後職種によって問題に傾向があるので、傾向を掴むために過去問中心の学習をしました。過去問をやり、そこで出てきた分野をテキストやスー過去で振り返りました。過去問→テキストで確認→スー過去という流れを作りルーティン化しました。これをすることで莫大な範囲の公務員試験でも効率よく学習することができました。公務員試験は過去問に立ち返ることが合格する鉄則だと思います。

-これから勉強するみなさんへ応援メッセージ-

 みなさんがEYEに入ったのは公務員になりたいからだと思います。その入ると決めた時の気持ちを忘れないでください。公務員試験の勉強をしていると筆記試験でいい点をとることが目標になってしまうことがあるかもしれません。しかし、筆記試験でいい点をとることは公務員になるための手段であり、目標ではありません。目指すべきは公務員。これを忘れないでください。これを意識して勉強することでモチベーションの維持ができるとともに、必ず面接の場面で生きてくると思います。また、毎日全力で勉強している中でもしっかり息抜きもしてください。私の持論ですがこの息抜きをいかに上手にするかが公務員試験に合格する鍵だと思います。部活においてもオフの使い方が練習やパフォーマンスに影響を与えていると実感しているからです。私のおすすめの息抜きは公務員試験とまったく関係ない友人と遊ぶことだと思います。息抜きくらい公務員試験のことを忘れたほうがいいと思うからです。実は私は直前期の3月に部活の同期と1泊2日の旅行に行ったりもしていました(笑)。まとめるなら、公務員という自分の目標をもって勉強すること、上手に息抜きすること、この2点が重要だと思います。公務員試験は長い道のりになりますが、長い人生1度しかない「今」を楽しんで頑張ってください。この公務員試験が必ず自分自身を成長させてくれると思います。応援しています。