2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「EYEだからこそ勝ち取れた合格」

龍谷大学 文学部4年(受験時) 1.0年講座 4月生 プレミアムコース10

最終合格静岡県(大卒程度)、国家一般職(静岡地方法務局)、国税専門官、陸上自衛隊幹部候補生

二次辞退特別区Ⅰ類、裁判所職員一般職(名古屋高裁)

モチベーションチャート

-公務員として地元に貢献したいと思ったから-

 私は大学進学を機に京都での下宿生活を始めました。県外での生活の中で、静岡県の魅力や課題点、県外の人達が持っているイメージを認識し、自然と静岡県の魅力をもっと多くの人に知ってほしい、静岡県をもっと魅力的な県にしたいと思うようになりました。具体的には、観光政策に携わりたいと思いました。観光やりたいなら旅行会社でもいいじゃんと言われるかもしれませんが、京都での生活の中で、観光客によって市民が暮らし難くなっているという一面を感じました。そこで私は観光政策で多くの観光客が訪れる県にするだけでなく、県民にも寄り添った取り組みがしたいと思い、公務員を志望しました。

-受講生一人一人と真剣に向き合ってくれる環境があったから-

 私は学内講座を受講するかEYEに入学するか迷いました。迷った末にEYEを選んだ理由は環境が充実していると感じたからです。参加した説明会では、現職の卒業生や槇矢先生が親身に相談に答えてくれることや、先生と距離が近くいつでも相談しやすいこと、DVDを何回も視聴できること、アットホームな雰囲気だったことが決め手になりました。それに、他の予備校より入学金が圧倒的に安いです!最後にも書きますが、EYEは公務員試験に合格することをサポートしてくれると同時に人を育ててくれます。私自身、この一年を通して大きく変わることができたと感じています。

-学習の流れ-

<スタート期(4月~8月)>

 入学当初は、終わっていた講義のDVDを消化することと同時に生講義に参加していました。初めの頃は、槇矢先生にガイダンスで言われた通り、判断推理や数的推理を中心に取り組みました。それからは、憲法やミクロの講義も始まり生講義に参加し、ダーウィンの問題を解きました。5月下旬くらいにはEYE恒例の飲み会があります。それに参加して同じ目標を持った友人ができ、より一層勉強のモチベーションが上がりました。絶対に参加するべきです!また、個人的には夏期休暇中に静岡県庁のインターンシップに参加しました。自身が希望する観光交流局に配属され、就業意識が高まりました。地方自治体だけでなく、国の省庁でのインターンシップもあるので志望先のインターンシップには参加したほうがいいと思います。面接でのネタにもなります。また、夏期講習も受講しました。このおかげで夏期休暇中もEYEに来る習慣ができました。EYEの歴代の合格体験記を見てモチベーションを上げていました。

<中間期(9月~1月)>

 この頃は、民法、行政法、マクロ、学系、教養の人文科学、自然科学の講義が始まり、必ず生講義を受講するようにしていました。私は大学の単位をほとんど取り終えていたので、授業が無い日は、朝10時~EYEに来て勉強していました。早い段階から勉強する習慣をつけておくと直前期もスムーズに勉強に集中できると思います。毎月15分の講師面談が予約できます。私は毎月それを利用して勉強のモチベーションを維持していました。これは本当に大切です!用がなくても行きましょう。静岡県庁の面接試験前に森本先生に「森田君が受からんで、誰が受かるんや!」って言われたときは嬉しかった。また、この頃から模試を受けるようになりました。この時期までに法律科目と経済科目をある程度完成させておくべきです。

<直前期(2月~4月)>

 この時期は本当に勝負です。正直、この時期に頑張れるか頑張れないかで大きく人生を左右します。私は鍵当番に参加し、朝7時30分から夜9時まで籠って勉強しました。まず、7時30分から10時までは判断推理、数的推理、資料解釈、文章理解を中心に取り組みました。10時からは法律科目のDVDを見て、それからは経済、人文科学、学系、自然科学、学系、時事、論文、その日の復習という感じで取り組みました。ポイントは専門科目と教養科目を交互に!正直、めちゃくちゃしんどかったです。ですが、鍵当番の責任感やお昼に友人と話すことで乗り越えることができました。1日11時間以上は勉強していました。また、直前対策講座やチューターゼミにも参加しました。日曜日は無理に勉強せずに、軽く参考書をベッドで読むか、気分転換をしていました。勉強に集中するため直前期にアルバイトはしませんでした。そんな感じで4月30日、国家総合職の一次試験を迎えました。ちなみに、2月に京都市マラソンのボランティアに参加しました。EYEの受講生同士で参加し、楽しいですし、面接でも言えますので参加することを勧めます。

<試験開始(4月30日から6月25日まで)>

 私の受験年は国家総合職の一次試験から地方上級A日程の一次試験まで2か月程ありました。つまり、受験生は最後まで頑張れる人と最後まで頑張れない人の2つに分かれます。最初の試験で思うような結果が出なくても十分に挽回できる可能性がありました。森本先生に「終わった試験に一喜一憂するな」と言われ、6月25日まで頑張りました。

-EYEで学習してよかったこと-

 一つ目は講師の方と受講生との距離が近く気軽に質問できる環境があることです。二つ目はDVDを何回も視聴できることです。私は民法のDVDを何回も何回も見ました。三つ目は、一つの科目を複数の講師の方が担当していることです。四つ目は、EYEに携わる講師の方、受付の方、受講生です。これはEYEに行きたいと思えるような環境があるということです。EYEの受付の方はすぐに名前を覚えてくれます。世間話や相談にも乗ってくれます。その人達が居たから、「一緒に合格を喜びたい、自分だけ置いていかれたくない」と思い、頑張ることができました。この場を借りてEYE関係者各位の皆様にお礼申し上げます。

-面接・論文対策-

 面接対策を始めたのはEYEの講義とチューターゼミです。EYEでは早い段階から面接対策をします。そのおかげで直前期は勉強に集中できました。具体的な対策としては歴代の面接カードをチェックして自分に当てはまることをノートにまとめたり、織田先生の講義を見て書き方を学びました。市販の対策本は購入せず、EYEで配布された参考書を利用しました。正直、私は面接が大嫌いで苦手意識を持っていました。どれくらい嫌いかというと面接に行きたくないくらい(笑)。それは滑舌があまり良くなく、早口だからです。そんな私でもEYEの講義を受講し、森本先生、織田先生、笹田先生に模擬面接をしてもらったり、受講生同士で添削したり、練習することで受験した面接はすべて合格することができました。
 論文対策はまず、織田先生の講義を受けました。教養論文の勉強を真剣に始めたのは4月くらいです。織田先生の通常講義、直前対策の模範解答を読み込みました。キーワードを覚え、全体の流れを意識するようにしました。正直、論文対策は織田先生の通常講義と直前対策で十分でした。市販の教材には手を出していません。それくらい、織田先生の模範解答のレベルは高いです(神ってます)。そのおかげで論文の比重が高い特別区も突破できましたし、国家一般職では5の評価でした。時事要素が絡んでくる場合もあるのでニュースを見ることも大事です。
 専門論文は森本先生のローラー憲法を受講しました。こちらも織田先生同様です(神ってます)。裁判所一般職も国税専門官の専門論文は森本先生のおかげで書くことができたようなものです。専門論文を勉強することで憲法の択一は必ず伸びます。裁判所や国税、財務を第一に考えている人はもちろん、憲法の点数に伸び悩んでいる人にも受講することを勧めます。ちなみに、専門論文は2月頃から取り組んでいましたが、真剣に始めたのは4月くらいです。書くことは一切せずに、ひたすら音読しました。やり方は人それぞれですが、流れが理解できていれば、丸暗記しなくても案外書けるようになります。

-これから勉強する皆さんへ応援メッセージ-

 最後まで読んでくれて有り難うございます。公務員試験は努力が報われる試験です。それは私が自信を持って言えます。スタート時点では誰よりも自信がなく、まさか自分が受かると思っていませんでした。そんな自分が受かることができたのはEYEの存在と「公務員になって地元に貢献したい」という強い動機があったからです。「なんとなく公務員」「安定しているから公務員」それで頑張れるならそれでいいと思いますが、強い動機があったほうが私は頑張れると思います。インターンシップに参加した時に職員さんと約束しました「何年かけても帰ってきます」と。だからこそ、誰にも負けないくらい努力したし、できたんだと思います。今、皆さんが置かれている状況は人生の分岐点です、今後40年間の切符なんです。公務員試験は人を成長させる試験です。成長できる環境がEYEにはあります、受講生一人一人と向き合ってくれる講師の方、クラス担任、受付のスタッフの方、あとはあなたの努力次第です。応援しています。