2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「後悔しないために!!」

立命館大学 産業社会学部4年(受験時) プレミアムコース10 1.0年講座 4月生

最終合格京都市上級、国家一般職(近畿通信局)、裁判所事務官、国税専門官、特別区(江東区)

①公務員を志望した理由

 私が公務員を目指した理由は二つあります。一つ目は、働きやすさです。公務員という仕事の安定性や、土日や休みがきちんと取れてプライベートが充実できるところが良いなと思いました。二つ目は、京都市の市バスについてです。通学で使っていた京都市バスの混み具合に毎日不満を持っていたので、なんとか改善できないかなと思っていて、京都市職員に興味を持っていたからです。

②他校でなくてなぜEYEに入学を決めたか、その理由(決め手)

 公務員を目指していた大学の友達に誘われたのがきっかけです。その友達と説明会に参加してみて、先生との距離の近さが良いなと思い、EYEに決めました。

③学習の流れ

―スタート期(10月~1月)―

 4月に入学するも、まだ大丈夫だろうと全く勉強しないまま大学の後期を迎えました。サークルも引退し夏休みも終わって、そろそろ勉強し始めないといけないと思い、掛け持ちのバイトを一つやめ、10月から少しずつ勉強を始めました。この時期は、数的処理・法律・経済科目のたまっていたDVDを見ることで精一杯でした。
 民間の友達がまだ本格的に就職活動をしていない中で勉強のモチベーションを維持するのは難しかったですが、森本先生との月1面談や、12月に人事院主催の国家公務員の説明会で現職の方と直接お話したことは良いきっかけになりました。

―中間期(2月~3月)―

 学校が春休みに入って時間ができたので、バイトと遊びはほどほどに、毎日朝8時頃にはEYEに着いて夜9時まで勉強をする生活を継続しました。この時期から、数的処理と文章理解の問題は毎日解き続けました。また、法律科目と経済科目の問題演習と学系の科目のDVDの消化を並行しながら1日1~3科目ずつ勉強しました。
 模試も3回受けましたが、勉強が間に合ってなく結果はひどかったですが、慣れや時間配分の練習、苦手科目の発見ができるので受けておいたほうが良いと思います。

―直前期(4月~6月)―

 2~3月から継続してきた数的処理・文章理解・主要科目・学系科目の問題演習に加えて、自然科学・人文科学や時事の勉強も始めました。私は高校まで理系だったので、物理・化学・生物と思想を浅く広く勉強しました。4月末から、ほとんど一週間おきに試験があるので、志望度に合わせて1~2週間前から試験ごとの過去問を時間をはかって解いていました。

④EYEで学習してよかったこと

 困ったことがあったらすぐに相談できる環境があったことです。森本先生との面談ではこれからの勉強の進め方や法律科目の質問、面接カードの添削などを、増田先生には公務員試験全般について相談をしたい時に受けてもらったことで、すぐに不安を解消することができたことが良かったです。

⑤面接・論文対策

【面接対策】

 私はEYEと大学のキャリアセンターの模擬面接を利用して対策しました。私が経験して面接で大事だと思ったことは「慣れ」だと思います。模擬面接を繰り返し受けて慣れることで、質問に対してこういう答えを返したほうが良いかなと頭で考える余裕も生まれますし、色んな面接官の方のフィードバックを受けてより自己分析も進むと思います。私は実際に10回ほど模擬面接を受けて慣れたことで、面接が上手くなり面接に対しての不安は全くありませんでした。

【論文対策】

 論文の配点が高い特別区を受験したので特に力を入れていました。小論文の授業を受け基本の形を覚えたら、テーマを15~20ほど用意して流れを覚えていました。テーマごとに、特別区の現在行っている政策を調べておいた方がいいです。

⑥勉強で工夫したこと

 勉強の計画をきちんと立てることが一番大切だと思います。1日の予定、今週までにこの問題集を1周終わらす、あの試験の2週間前から過去問に取り組む、といった計画を模試の結果などと合わせながら常に考えて勉強を進めていました。
 学系の科目は多く勉強するべきだと個人的に思います。科目を増やすと勉強量が増えて大変なように思いますが、国税専門官や国家一般では専門科目の配点が高いですし、最低限の科目しか勉強しないで、試験当日その科目が難しくて全く解けない場合を避けるためです。私は主要科目、政治学、行政学、社会学、経営学、会計学、労働法、社会政策を勉強しました。
 先輩の体験記を見ても、1日で少しずつ全ての科目を勉強するというタイプの方が多かったですが、私は数的処理と文章理解を除いて1日1~3科目を勉強することにしていました。一度に一つの科目に集中して時間を使う方が理解が進むし、復習もしやすいと思ったからです。どちらも試してみて、自分に合うやり方を選んで下さい。

⑦これから勉強する皆さんへ応援メッセージ

 公務員試験は民間の就職活動と比べて、始まる時期は早く、終わる時期は遅くてしんどいし焦りも出てくるかもしれませんが、これからの40年を決める大切なことなので、焦らず自分のペースで、後悔のないように頑張って下さい。