2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「最後まで自分を信じる!」

既卒25歳(受験時) プレミアムコース30 1.0年講座 8月生

最終合格京都市

二次辞退宝塚市

①公務員を志望した理由

 前職で働いていたとき、このままここで働いていくビジョンがあまり見えてこず、やんわりと転職を考えていた頃、プライベートでふらっと訪れた書店でEYEのパンフレットを目にしたのがきっかけでした。そこから無料の相談会へ行き、現職の方の話を聞ける相談会にも参加。皆さんが口々に「やりがいはとてもある」とおっしゃっていた点に魅力を感じ、そのまま入校して公務員を目指し始めました。前職の仕事にはやりがいも感じていた部分もありましたが、若いうちにチャレンジできるのであれば今かな?と考え、思い切って退職を決意し勉強を始めていきました。

②EYEに入学を決めた理由

 ①でも書きましたが、公務員を目指したきっかけがEYEのパンフレットであったこともありましたし、無料の相談会に参加した際も親身になって話を聞いてくださったこともあり、すごく好感が持てたことが入校の決め手でした。実際にEYEへ行ったときに、自分に雰囲気が合っていたことも決め手の一つだと思います。

③学習の流れ

・スタート期(9月~1月)

 私は年明け1月末まで仕事をしていたので、仕事と並行して勉強をしていました。スタート期は仕事の休みの日に少しずつDVDなどを観てインプットに努めましたが、仕事のある日や繁忙期には全く手を付けられず、なかなか進みませんでした。クラス担任の先生にDVDの視聴ペースを相談するなど、焦らず自分のペースで進めるようにしました。

・中間期(2月~4月)

 仕事を退職し本格的に勉強に集中できるようになりましたが、インプットがまだ全く間に合っていなかったので一日に2~3本DVDを視聴しなんとか間に合わせようとしました。このころから徐々に一日の勉強時間を増やし、毎日DVDブースに通いながら大体平均7~8時間勉強するようにしていました。このころから、オープンが7時30分からと早くなったので、できるだけ早めに来られるように努めました。

・直前期(5月~6月)

 ようやく問題演習に取り組めるようになりましたが、すでに試験直前ということもありかなり焦りもありました。とにかく問題を解いて数をこなしていくようにしました。試験日の直前は過去問500や国家一般職の過去問もEYEに置いてあるのでそれを利用しつつ、時間を測りながら実戦形式で問題を解いていくようにしていき、ピークをなんとか第一志望の試験日に合わせていくようにしました。

④EYEで学習してよかったこと

 雰囲気がアットホームで、講師の先生方やクラスの担任の先生と受講生との距離が近い点がよかったと思います。不安なことがあればすぐに相談にいくようにしていました。特にクラス担任の増田先生や講師の森本先生には大変お世話になりました。月一回の講師面談には必ず行くようにして、近況を報告するようにしていました。客観的に今の状況を見てもらうことにより、今後の方向性も見えてくるきっかけになったので、活用するようにしていました。気軽に講師の先生と話ができる機会がある点がEYEの魅力の一つだと思います。

⑤面接・論文対策

 試験勉強が遅れていたこともあり面接対策を考える余裕がなく、不安になったこともありましたが、自己分析などは遅すぎると後々大変になると面談などで言われていたので年明けから徐々に始めていたと思います。日頃のふとした瞬間に思いつくようなこともあるので、忘れないようにスマホのメモ機能を活用しました。面接対策は個別授業や模擬面接を活用しました。笹田先生や森本先生の個別授業などで質疑応答をしつつ考えをまとめていくようにしました。選考が進むごとに必ず各面接前には個別授業をとって、本番に近い状態を経験しておくように努めました。自分の頭だけで考えているだけでは限界もあるので、年齢が実際の面接官の方に近い講師の先生方と話す機会は貴重だったと思います。

⑥勉強で工夫したこと

 最初のほうは一日に一教科しか手を付けていなかったのですが、森本先生に相談するとほかの受講生は一日に何教科も手を付けて、少しづつでも全体的に前に進めていたため、急きょ勉強法を変更しました。
 数的判断は朝のうちに毎日取り組んでいました。同じ参考書(カンガルー)を毎日解き、直前期になれば時間を測りながら一問一問繰り返し解いていきました。
 文章理解も毎日一問は解くようにしていました。文章も日頃から読み慣れておくようにしていました。
 文章力と時事のために新聞のコラムを毎日原稿用紙に書き写ししていました。時事に関しては日頃から新聞を読んでおくべきだと思います。私は地方公務員を目指していたので、自分の目指している自治体などの時事も載っていたりするので参考にもなりました。
 模試などもたくさん受けておくべきだと思います。より実践を想定した試験を受けておくと本番慌てずに済むと思います。

⑦これから勉強する皆さんへ

 私は後悔していることが三点あります。一点目はインプットに時間をかけすぎて演習問題を解く時間が少なかったことです。試験の一カ月ほど前にようやく試験を想定した問題を解き始めたので、アウトプットの時間が足りなかったと思います。それでも短時間でできるだけ問題を何回も多く解くように努めました。たくさんの参考書を解くというよりも一冊を繰り返し解いていくようにしました。これから勉強されるのであれば、まだ十分時間もあります。インプットが完璧でなくても問題を解きながらでも身についていきます。できるだけ早く実戦を想定した問題を解いていくべきだと思います。
 二点目は、もっとEYEで友人を作るべきだと思いました。同じ境遇で切磋琢磨し、不安や喜びを共有できる仲間の存在は重要だと思います。私はなかなか機会にめぐまれなかったのですが、ときどき勉強の合間に声を掛け合うと、ふと気持ちが楽になったりしました。これから頑張られる皆さんも、是非EYEでたくさんの仲間を作っていただければなと思います。
 三点目は、もっとたくさん試験を受けておくべきだったと思いました。私は一つに志望を絞りすぎたので、受けられる試験でもあまり多くは受けませんでした。私のように一つに的を絞って全力を尽くす方法もありますが、もし志望にこだわりがあまりないのであれば可能性は多いほうが良いと思います。また、本命の試験前に受けられる試験があるのであれば、本番で慌てないように受けておくべきだと思います。私は初めての試験が国家一般職だったのでとても緊張し、頭が真っ白になりました(笑)
 なかなか勉強を進めることができず、本当に試験に間に合うのかとても不安でした。仕事もしながらでしたし、既卒だと不利になるのでは・・・?という根拠の無い不安に駆られるときもありました。しかし、結果的に何とか合格に繋がりました。もちろん自分一人で為せたことではありません。理解を示してくれた両親や周りの友人、前職でお世話になった方々のご理解にも恵まれました。そして何よりEYEでお世話になった講師の先生方やクラス担任の先生には本当にお世話になりました。ただ、最後に大切なのは自分自身を信じてあげることだと思います。面接では、面接官に向き合うのは自分だけですし、実際に公務員として働くのは自分です。自分という人を知ってもらうには、まず自分自身をよく知り、信じてあげてください。思っていたより頼りになりました(笑)
 最後は何とかなるものです。自分を信じて、諦めずに頑張ってください!!!!