2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「最後に信じられるのは自分だけ」

立命館大学 法学部4年(受験時) 1.0年講座 5月生 プレミアムコース10

最終合格奈良県総合職

二次辞退国税専門官

-公務員は男女平等に働ける環境だと思ったから-

 私が公務員を志望したきっかけは両親からの勧めでした。父が公務員であるため余計にその影響が強かったと思います。特に安定していること、男女平等に働けること、結婚・出産後に復職しやすいことは公務員の強みだと思います。それから公務員になるためにいろいろ考えるようになりました。もしすべての試験に落ちてしまったとしても合格するまで続けよう、と思うほど決意を固めました。

-DVDが見放題-

 これが決め手でした。塾講師のバイトが曜日固定だったので、授業を欠席した分のDVDを何度も無料で見られることが私にとっては魅力的でした。直前期には、忘れていた単元や苦手な単元を見ることでいい復習になりました。また、直前講座もDVDで見られるので欠席してしまっても大丈夫です。

-わからない問題を教え合えた-

 私は本当に経済と数的が苦手でした。今だから言える話ですが、経済は直前期になってようやく解けた問題がほとんどで、それを克服できたのは、EYEで知り合った先輩のおかげです。その先輩のおかげで合格できた、と言っても過言ではないと思います(笑)。仲間を作って共に乗り越えていける環境だったので、本当にEYEでよかったと思います。EYEを出たあと、場所を移動して勉強していたのですが、その時間は有意義でもありいい思い出でもあります。また、槇矢先生との面談では過去の先輩方のお話を聞くことができましたし、森本先生との面談で自身の詰めが甘いところを痛感し、定期的に勉強に対する姿勢を見直すことができました。心配なことや不安なことはすぐに先生方に相談できたので、変なストレスを溜めることなく試験に臨めたと思います。

-答えられない質問はないくらい答えを用意した-

<面接対策>

 私は学生生活やアルバイトなど、いろいろ経験を積んでいたので面接には自信がありました。そのため、典型質問はもちろんですが、それから派生しそうな質問を自分で考えたり、EYEで先生や仲間と面接練習をしたことで答えられない質問はないくらい固めることができました。こんなこと聞かれるはずがない、と思うような質問も時にはされるので、できるだけ多くの人と練習すること、過去の質問例を網羅することが大切だと思います。特に、笹田先生の模擬面接での質問は鋭いところを聞いてこられるので、準備の甘いところが見えるのでとても良かったです。そのおかげで面接の際に困った質問はありませんでしたし、面接官からの変化球にも冷静に対応できました。自信を持って堂々と答えられたこと、心に余裕を持てたことは本当に良かったと思います。

-繰り返し問題を解くこと-

 ダーウィンやスー過去の問題を何度も解きました。全く同じ問題が出ることはなかなかありませんが、問題文の言い回しやダミーの選択肢の引っかけ方などを頭に叩き込むことができますし、何より忘れることの防止に繋がりました。また、わからないところは音読をして記憶の定着を図りました。特に学系は範囲も広く、覚えることが多いので、直前期は必ず毎日20問は解くことを徹底していました。私は財政学・行政学・社会学をメインにして、時々政治学という形でした。政治学は難易度が高いので、解けたらいいな程度でした。教養にも使える場合があるので決して無駄にはならないです。結局、実際に使ったのはメイン3科目でしたし、これらはそれほど難易度が高くないと思うのでおすすめです。

-受験を控えているみなさんへ-

 勉強を始めたころは、合格はしたいけど実際に合格した自分を想像できませんでした。経済と数的が本当に苦手だったので、その苦手意識が余計にそう思わせていたのだと思います。その点はもっと早くやっていれば良かったと思う後悔の一つです。4月から試験が始まり、6月末まで受験する中で、いかに量をこなしても、いかに質の高い勉強をしても結局最後に信じられるのは自分だということを痛感しました。そのためには日ごろの勉強と自信、そして時の運がやはり必要です。私は運で点を取るタイプだったと思うので、答え合わせまでとてもヒヤヒヤしたので、受験を控えているみなさんはしっかり準備して臨んでほしいです。また、体調管理はしっかりしましょう。試験前日に熱が出て、当日も発熱したまま受験しましたが全然解けません!(笑)思いがけないところでほころびが出ないように、すべてにおいて万全にしておいてください。志望先を決めた人は目標に向かって、まだ決めきれていない人は目の前にあることをこなしていってください。私は40年働いてもいいだろうと思うところにしか出願しませんでした。これは私の中の基準ですが、一つの例として参考になれば幸いです。悔いのないよう、精一杯がんばってください。応援しています!