最終合格熊本県上級
二次辞退熊本県警察官A
大学入学当初から漠然とではありますが、地元の熊本県で働きたいと思っていました。将来どんな仕事をしたいのかと考えていた中、民間企業での就職も視野に入れていたのですが、ちょうど大学二年生の時期に公務員について詳しく知る機会があり、選択肢も幅広く様々な仕事に従事できるということに魅力を感じ、公務員一本に絞ることにしました。
公務員志望の友人と話をする中でEYEの存在を知りました。他の予備校とは違い規模は小さく生徒の数も少人数ですが、その分講師の先生方と生徒の距離がとても近く、質問や相談を気軽にすることができる環境が自分には合っていると感じEYEに入学することに決めました。また、初めてEYEに個別相談に行った際に親身に話を聞いてくださったことも入学を決める一因になりました。
私は大学2年生の5月にEYEに入学したのですが、3年生になるまではライブ講義には全く出ず、ただDVDを見ているだけでした。DVDで講義を受けた後も復習をすることもほとんどなく、テキストやダーウィンを開くこともなかったと思います。ただ、昔から数学系の科目は苦手にしていたので数的推理と判断推理だけはDVD視聴後、レジュメの問題を解きなおしていました。この時期は公務員試験を受ける実感が全くなかったため勉強にあまり力が入らず遊びやアルバイトを優先していました。
大学3年生になるとライブ講義にも少しずつ出始め、問題の演習量も最初に比べて増やしていきました。大学のゼミや勉強で忙しかったのもあり、出ることができなかった講義もたくさんありましたが、空き時間を作って必ずDVDを見て消化するようにしていました。特に数的推理・判断推理・憲法・ミクロ経済学には力を入れ、10月から民法・行政法・マクロ経済学の勉強に専念できるように9月の夏休みが終わるまでには一通り基礎を抑えるようにしていました。その他の科目はほとんど触れておらずDVDを見ていた程度で、直前期までは数的・法律・経済科目の勉強しかしていませんでした。また、模試も受けるようになり、結果もあまりよくなかったので少しずつ焦りを感じ勉強時間も増やしていきました。12月あたりからようやく勉強モードに切り替え、アルバイトの時間も減らし1日平均5~6時間は勉強するようにしていました。
直前期の2月からは自習室が朝の7時半から開くようになり、鍵当番をしていたこともあって基本的に朝からEYEに行くようにしていました。朝は数的や文章理解を中心に時間を計って問題演習をしており、主要科目は毎日勉強していたのですが、学系などのその他の科目は毎日どの科目をするかを決めて計画的に勉強していました。また、私は集中力が長時間続かないため、17時~18時頃までしか勉強していませんでしたが、EYEにいる間は無駄な時間を過ごさず集中して勉強に取り組んでいました。日曜日や祝日はEYEが開いてないため、大学の図書館やカフェなどに行って模試や1週間やってきたことの復習をしていました。
モチベーションを高く保ったまま勉強を続けることが自分にとっては難しいことだったので、月に1回必ず森本先生の面談を受けていました。学習面のアドバイスや叱咤激励をしてくださり、何とか目標を見失わず最後まで勉強を続けることができました。また、私生活での相談事にも親身になって話を聞いてくださり、精神面において大きな支えになっていました。個別授業では講師の先生と1対1なので、分からない問題を質問した時でも100%理解できるまでしっかりと教えてくださいました。
面接は練習をし過ぎて型をつけてしまうといざというときに対応できなくなると思ったので、模擬面接などの練習はあまりしませんでした。その代わり、自分の人生を深く振り返り、どんなことをやり、成功し、失敗し、またそこから何を得られたのかなどを考えていました。
論文対策は織田先生のレジュメを読み込んだり、地元の新聞を取り寄せ時事などを頭に入れていました。
私が勉強で工夫したことは、毎日寝る前に必ずwebの授業を受けていたことです。法律系の科目は量がかなり多いため、1度勉強したことでもしばらくしたら忘れてしまっていたので反復して学習することが重要だと思い、毎日1時間(3時間ある1つの講義の1時間分)民法・行政法を中心にwebを見ていました。そうすることで日中は問題演習のみに力を入れることができ、試験直前には知識を定着させることができました。
公務員試験は試験科目が多いため、どうしても個人によって勉強の進捗具合に差が出てきてしまいます。しかし、周りの友人の勉強が進んでいるからといって焦る必要はありません。自分のペースで出来ることをコツコツと続けられる人が合格することができると思っているので、精神的に苦しくなることもあると思いますが、諦めず最後まで頑張ってください!