2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分に合った勉強法で頑張った」

立命館大学 文学部4年(受験時) 2年講座 10月生 プレミアムコース20

最終合格国家一般職

-志望理由-

 そもそも私が進路に公務員を考え始めたのは航空管制官に興味を持ったからです。元々空港業務に興味があったこともあり、進路先を空港関係で調べていたら航空管制官が出てきました。航空管制官が公務員であると知り、さらに公務員を調べていくうちに税関や入管も公務員であることを知って、本格的に公務員試験の受験を考え始めました。また、地理学専攻であり、趣味が観光であることもあり、地方公務員になってまちづくりもいいな等、公務員にもいろいろな選択肢があると知り、細かな進路は受験が近づいてから考えようと決め、とりあえず勉強に手をつけようとし、公務員予備校を探し始めました。

-学習の流れ-

<スタート期 10月~8月>

 入校した当初は、学生団体の活動や春休みの短期留学、3回生では1年間のインターンシップに参加していたこともあり勉強の進み具合はかなり緩やかでした。週2回来るか来ないか、というくらいでした。

<中間期 8月~4月>

 8月、受付の林さんに個別授業の有効期限が近づいていると言われ、初めて森本先生の個別授業を取りました。それまで森本先生の個別面談も受けたことがなかったので緊張して授業に行きました。そこで、森本先生に個別面談を毎月受けにくること、又EYE内に友人を作ることを勧められました。丁度1週間後位にあった8月の公務員フェスティバルに参加し、EYE内での友人が出来、それからはEYEに来るのが楽しくなりました。ですので是非イベント系には参加するのをおすすめします!
 9月以降~1月位までは、インターンシップや沢山落としていた単位を取らなくてはならなかったこともあり、授業終わりに週4回くらいDVDを一本見に来る、EYEに来られない日は大学の図書館で文章理解や数的を解いていました。
 春休みが始まってからの2月以降は、基本的には毎日来るようにしていました。鍵開け当番もしていたので月に3回は朝7時から来て、それ以外の日の時間はばらばらでした。中学受験のときに1日15時間位勉強をして、体調を崩して受験も嫌になってしまった時期があったので、自分の時間を大事に、ストレスを溜めないように心がけました。

<直前期 5月~6月>

 私は暗記が嫌いなこともあり、社会学・政治学・行政学は勉強せずに、国際関係を勉強することを選んでいました。直前期はその国際関係を友人と問題を出し合ったり、速攻の時事を見たり、どうしてもしなくてはならない暗記のアウトプットをしていました。

-EYEで学習してよかったこと-

 色んな大学の学生や既卒の人が来ていて、かつ、少人数規模だったこともあり、様々な友人が出来ました。特に私自身が別の大学に通っていたこともあり、現役で入った学生よりも年齢が上なのですが、いろんな経歴の人たちがいて私よりも年上の人も沢山いたので、面接対策や人生相談等勉強面以外も充実していました。

-面接論文対策-

<面接対策>

 まず面接対策ですが、最初に志望先が被る活動報告書を全部コピー、書かれている質問を全部ノートに書き写しました。それをベースに、志望理由と自己PRで考えておくべきことをそれぞれまとめました。志望理由は、典型質問への回答を書き出してから友達に見せて深堀していきました。自己PRは、今までした活動を、活動の程度等に合わせてノート見開き半ページ~2ページを使いまとめました。1行目に活動名を書き、その後5W1H等を気にしつつ活動内容を書き、残りの部分に過去に聞かれていた質問に答えられるような回答を思い出すたびに付け足していくようにしていました。

<論文対策>

 論文対策はまず、論文の構成を頭に入れ、後は織田先生レジュメのキーワードをたまに目にするようにしていました。後は、速攻の時事も見て、キーワードに対する知識を深めていました。

-勉強で工夫したこと-

 私が工夫したことは、DVDを見る際、その場で内容を理解するまで同じ場所を何度も何度も繰り返し見ることです。民法1本見るのに6時間かけていました。その後に教科書やレジュメを見るようにしていました。結果として、民法はDVD2周(1月までに1周目、国家一般職2週間前から毎日1本)しかせずにすみました。個人的には何度も繰り返し流し見るようになってしまうより覚えることが出来たと思います。ただ、2周だとぎりぎりだったかもしれないので3月4月頃にもう1周しておけばよかったと思います。また、国家一般職の過去問、ミクロ・マクロのスー過去以外は授業で配られたレジュメや教科書・ダーウィンを使っていました。ちなみに国家一般職の財政学・経済事情のレベルなら冨田先生の財政学の授業と速攻の時事と常識で十分だと過去問から感じたので、財政学のスー過去はやってないです。国際関係も織田先生のレジュメだけで済ませました。

-これから勉強する皆さんへの応援メッセージ-

 それぞれにあった勉強の仕方があると思うので、周りと勉強のスピードや方法が違っていても、焦らず自分なりの方法で勉強することが大事だと思います!また私の場合、最初の志望先(まちづくりや空港系)と最終的な進路(防衛)は少し異なるものになりました。最終的には治安に軸が絞られ、税関・入管等を含めた治安・防衛関係の官庁に受験先を決めました。公務研究セミナーや一次合格者向けの説明会等、仕事内容や雰囲気を知る機会には積極的に参加し、後悔の無い受験をしてください!