2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「諦めないでよかった」

同志社大学 商学部4年(受験時) 1.0年講座 2月生 プレミアムコース10

最終合格京都市上級、国家一般職(近畿総合通信局)、国税専門官

三次辞退彦根市上級

モチベーションチャート

-自分が好きな場所で生涯働き続けたい-

 私が初めに公務員を志望した理由は、一生働ける職に就きたいという思いがあったからです。公務員は仕事をとプライベートを両立しやすく、結婚し子供を産んだ後にも辞めることなく生涯仕事を続けることができると考えました。また、京都の大学に通う中で京都のことがとても好きになり、自分が好きな京都のために役に立てるような仕事がしたいと思い、京都市職員を志望しました。

-先生との距離が近い-

 たまたま大学生協からEYEのパンフレットが届いたことがきっかけで訪問しました。私は先生との距離が近く自分の顔を知ってくれているような環境の方が勉強のモチベーションを維持できるので、少人数でアットホームなEYEは向いていると感じました。入学前に何度かEYEを訪問する機会がありましたが、槇矢先生が名前を覚えてくださっていて親身に相談に乗ってくださったことで困った時に相談できる環境があると感じ入学を決めました。また、家から予備校が遠いため通学に不安を感じていましたが、家が遠いチューターさんに質問する機会があったことも安心感につながりました。

-学習の流れ-

<スタート時期2月~9月>

 最初のうちはLIVE講義にできるだけ参加するように心掛け、行けなかった講義はDVDで見るようにしてLIVE講義の進度から遅れないようにしていました。とはいえ、復習をする習慣はなく、ただ授業を受けるだけの日々でした。夏休みに入るとサークルやアルバイト、アメリカへの短期研修、インターンなど様々な予定があったためほとんど勉強できず、受けていない講義もたまっていきました。

<中間期10月~1月>

 自分の勉強の進まなさをさすがにまずいと感じ、必死に見ていないDVDを消費し始め復習もするようになりました。チューター面談で年内に主要三科目は固めた方がいいとアドバイスをいただいたので、少なくとも年内にDVDを見終えてダーウィンを回すことを目標に勉強を進めていました。しかし、サークルが忙しかったこともあり年内にマクロのDVDを見終えることができず、また問題演習もそれほど進んでいなかったので、まともに問題を解けるのは判断推理と憲法くらいで焦っていました。1月は学校のテストとゼミ活動のためほとんど勉強できませんでした。

<直前期2月~6月>

 大学のテストが終わり、アルバイトを休職、サークルも休部期間となり、公務員の勉強だけに集中できる環境が整ったので基本的にはEYEに毎日通い勉強しました。私は10時頃にEYEに行き20時~20時半頃に帰る生活を送っていました。早朝自習室は体力が保たず断念しました…。長時間勉強できるに越したことはないと思いますが、自分に合ったペースを見つけていけばいいと思います。
 第一志望の受験先は教養の受験科目が少なかったので教養科目は数的処理と文章理解を中心に勉強しました。教養はその2科目で点を稼ぐつもりで、他はDVDで一通り講義は見たもののあまり触れませんでした。試験直前に思想と地理だけ織田先生のレジュメで復習しました。法律科目は問題演習よりもDVDを繰り返し何度も見て理解することに重点を置きました。森本先生の講義をそれぞれ複数回見た後、寺本先生のWeb講義をそれぞれ2回ずつ見ました。経済科目はスー過去で問題演習を中心に行い、わからない部分があったらDVDを見るようにしていました。学系科目は1日1~2科目を満遍なく解くようにしていました。基本的には科目に偏りがないように勉強していましたが、各試験直前にはそれぞれの受験科目に特化した勉強をすること意識していました。

-EYEで学習してよかったこと-

 私がEYEでよかったと感じることは三点あります。一点目は毎月の15分の講師面談です。15分面談を通して近況を話したり悩みを相談したりする中で、いい気分転換になりモチベーションを維持できることができました。一回あたりは15分と短い時間ですが毎月面談する中で先生が自分のことをとても理解してくれました。二点目は個別授業です。個別授業は自分の苦手なところをピンポイントで重点的に教えてもらえるので苦手意識が和らぎました。三点目はDVDが見放題なことです。LIVE講義に出席できなくてもDVDでフォローできるため、サークルやゼミなどと両立がしやすかったです。また公務員試験は初めて勉強する科目が多く講義を一度受けただけではとても理解しきれません。わからないときはDVDを何度も見ることで自分のペースで理解を深めることができました。

-面接・論文対策-

<面接対策>

 私は民間の就活をしていたので、実際に面接をする中で面接に慣れることができました。面接は慣れが大切だと思うので公務員試験だけの方は模擬面接などで面接慣れするのは大切だと思います。他には個別授業を利用して先生と質問に対する回答を考えたり、過去の先輩方が残してくださった面接情報シートをもとに自分で回答を考えたりしました。模擬面接は笹田先生に一度していただきました。民間就活の面接は受けたら受けっぱなしで自分でできを判断していただけでしたが、模擬面接を通して客観的な意見や評価をもらうことができたので実際の面接に役立てることができました。

<論文対策>

 教養論文が必要だったのは国家一般職だけだったので、国税専門官の試験が終わった後で一気に詰め込みました。織田先生のレジュメを読み込んでキーワードや構成を覚えるようにしていました。専門論文は、憲法は森本先生のローラー憲法を受講し、レジュメを読み込みました。裁判所一般職の試験はこれだけで乗り切りました。私は国税の事例問題が苦手だったため、裁判所の試験が終わった後から大学で専攻していて馴染みのある会計学の勉強も始めました。会計学は完全に独学で、スー過去の論文対策を読み込みました。会計学は問題の難易度が相対的に低く出題分野がある程度限られているため、大学で専攻しているなど馴染みがある人にはおすすめです。

-勉強で工夫したこと-

 私は家からEYEまで1時間以上電車に乗っている時間があったのでその時間を有効に使うようにしていました。電車では暗記科目がはかどるので速攻の時事や学系科目・論文等のレジュメを読んだり寺本先生のレジュメについている一問一答を解いたりしていました。気分転換に自習室での勉強に疲れた時は早めに帰り、あえて各駅停車の電車に乗って電車の中で勉強できる時間を長くしていました。これ以外にも同じ場所で勉強するのに疲れた時は場所を変えるといい気分転換になるのでEYEの自習室以外に学校の図書館などで勉強する日もありました。

-これから勉強する皆さんへの応援メッセージ-

 公務員試験は長期戦で不安になったりやめたくなったりすることもあると思います。私自身民間企業に内定をいただいていたこともあり、筆記勉強中も面接前も何度ももういいかな、と思うことがありました。そんな時に相談に乗ってくれたり話を聞いてくれたりする先生方やスタッフの方がEYEにはいます。勉強をしているとどうしても一人で思い詰めてしまうこともあるかと思いますがそのような時はEYEの人たちを頼ればきっとあなたの支えになってくれます。マイペースに、時には周りの人を頼りながら、諦めずに合格を勝ち取ってください。応援しています!