最終合格京田辺市、国家一般職、国税専門官
二次辞退特別区Ⅰ類
公務員に興味を抱いたのは、女性として一生働くことが出来る仕事であるのではと思ったことと、熊本の災害ボランティアに行ったことがきっかけでした。実際に被災地に行ってみて、もし地元である関西で災害が起こったときに長期的に支えていくことができる仕事や関西を盛り上げる仕事がしたいと思い、公務員を目指し始めました。
私は、高校受験に失敗し、大学受験の経験がなかったこと、情報学部で法律と経済には縁がなかったこともあり、勉強に対する不安がありました。そのため、先生との距離が近く、分からないところは個別授業や質問タイムでとことん質問出来るというEYEはとても魅力的でした。また、森本先生との月1回の面談では勉強に対する不安から勉強方法、志望動機まで気軽に相談することが出来たので、受験が久しぶりな私でも最後まで諦めずに頑張ることが出来ました。
私は情報学部で、法律と経済も勉強したことがなく、「何が分からないのかわからない」という状況からのスタートだったので、森本先生と槇矢先生に勉強方法を聞いて実践するようにしました。この時期は、①生講義に参加し、分からないことは個別授業で質問するということ、②宿題は授業後にすぐに解き、間違えたら解きなおすということ、③法律は次の授業までにもう一度DVDを見るようにしていました。
夏休みに入る前に槇矢先生と面談をした際に、それまでの勉強方法について少し考えさせられました。大学のテスト期間などを含めると毎日実践できたわけではありませんでしたが、①一日に同じ科目ばかりを勉強せず、まんべんなく勉強すること、②毎日数的推理を少しでも解くこと、③毎日天声人語(新聞のコラム)の書き写しをすること、④捨て科目を作らないようにすること、⑤一日にみるDVDは2枚までと決めて勉強するようにしました。
2月からは、早朝自習室に毎日行くようにし、朝7時半から夜9時まで勉強していました。朝10時になるまでに、教養科目に取り組み、その後DVDを2本(法律と学系か直前講座)見た後、全部の専門教科を触るようにしていました。試験当日、教養試験は朝にあるので当日と同じように行動することは非常に大切でした。息抜きは日曜日の午前にして、午後からは一週間の復習や苦手科目をつぶすようにしていました。EYEにいる日はお昼ご飯や休憩で20分から30分と時間を決めてそれ以外の時間は自習室にこもり、行き帰りの時間もずっと勉強していたので13時間以上は勉強していたと思います。
わからないことは先生に友人と質問し、切磋琢磨しながら勉強することが出来ることが良い点だと思います。通学には1時間以上かかり、勉強がつらくなったときには何度も諦めそうになりましたが、一緒に朝から晩まで勉強している友人をみて、私も一緒に合格したいからもう少し頑張ろうと思いました。また、生徒一人一人に親身になって支えてくださる森本先生に出会えたことは、EYEで勉強をして良かったことです。いつでも勉強や受験の不安などの相談に乗ってくださり、落ち込んだ時でも励ましてくださった、森本先生をはじめとした講師や受付の方々がいたからこそ、合格できたのだと思います。本当にありがとうございました。
10月くらいから面接対策用のノートを作るように言われましたがなかなか実践できず、森本先生の月1回の面談では志望先で何がしたいのかわからないという状況でしたが一緒に志望動機を考えてくださりました。また、チューターゼミに参加し、面接がどういったものかを早くから頭にいれておけたことはよかったと思いました。
筆記試験が終わってから志望動機の提出や面接まではあっというまなので少しずつ考えていくことをお勧めします。
織田先生にいただいたレジュメを現状、問題点、解決策の3つの対応を意識しながら1日1テーマ書き出し、キーワードを暗記するようにしました。面接対策や集団討論、時事などでも小論文の内容は役に立つのでやっておく必要があると思います。通常講義と直前対策のレジュメを暗記した結果、国家一般職では6点中6の評価を頂けたので織田先生のレジュメをしっかり暗記していれば大丈夫です。私は2月からはじめたのですが、後になればなるほど時間がなくてもう少し早くからはじめていればよかったと思いました。
直前対策講座のローラー憲法論文を受講していました。行き帰りに録音したものを耳で聞き、暗誦した後、模範解答を緑ペンで文章を隠し、パソコンで暗記できているか打ちこみ、暗記漏れがないかどうかを確認するようにしていました。人それぞれ覚え方は異なると思いますが、教科書やレジュメを見ながら何故その模範解答になるのか理解した後は、丸覚えするようにしました。
論文の対策は遅れがちになりますが、筆記試験も面接も苦手だった私にとって論文対策が合格に導いてくれました。論文は配点が低くてもしっかりと対策する必要があると思います。
EYEには相談できる環境が整っています。是非、月1回の面談にしっかり行って先生に相談しに行ってください。不安が解消され、それまでの勉強方法を見直す良いきっかけになると思います。そして、先生からもらったアドバイスをしっかり実践してみてください。私自身、勉強方法がわからないところからスタートしましたが、しっかりサポートしていただけました(笑)大きな休みごとに槇矢先生と面談をし、休みの学習計画を立てるとモチベーションも上がると思います。
そして、相談に行く中で先生が毎回言うことや自分が大事にしたいと思ったことを大切に、勉強してみてください。私は、5つのアドバイスを大事に勉強するようにしていました。
どれも簡単なことで、常日頃森本先生が言っていることですが、案外勉強するうちに忘れてしまうことかも知れません。私は暗記が苦手で、特に日本史や物理は中学から習ったことないし、微分ってなんだっけ、という状況から進めました(笑)皆さんも是非実践してみてください。
公務員試験はとても長い道のりで何度も何度も諦めそうになって心配になることがあると思います。
私自身、勉強をスタートさせる前は、自宅が遠いことや大学入試の経験がないこと、法学部でも経済学部でもないことに悩み、直前期には模試や本番の試験でうまく結果が出なくて悩みました。でも、先生やチューターの方々に相談し悩みを解決しながら、これだけやったから大丈夫と思えるくらい勉強すれば、きっと乗り越えることができる試験だと思います。
長い公務員試験はつらいこともあると思いますが、諦めずに最後まで頑張ってください。