2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「努力は裏切らない」

既卒26歳(受験時) 90日講座 12月生 警察消防教養プレミアムコース10

最終合格京都府警察官A

モチベーションチャート

-人のために働ける仕事を-

 「結果を変えるためには行動を変える。」この言葉は、EYE京都校に入る前まで勤めていた会社の上司が毎朝朝礼で言っていた言葉でした。私が大学生の頃、就職活動をひと通り終えた後に公務員の試験を受けようと思っていました。民間企業から内定をいただき、公務員試験の勉強をしようと切り替えましたが、何からすればいいのかもわからず、本屋で売られている過去問題集が載っている単行本を読むことの繰り返しばかりをし、数的処理など理解できずにいました。案の定、公務員試験に合格することができず、最終的には内定をいただいていた民間企業に就職することになりました。心残りがありましたが、一度就職したところですぐ退職することは考えていませんでした。すぐに辞めてしまうと仕事ができず諦めてしまったと思われると思ったので、2~3年後にチャンスがあれば公務員試験を受けたいという思いでいました。職場の方にもいつかは公務員になりたいという思いを話していたものの仕事をしながら勉強するのは難しく、時間が過ぎていくだけでした。就職して2年経ったある日、大学のサッカー部の先輩と連絡を取った時に東京消防庁と京都府警察官の採用試験に合格したという話を聞き、本気でなりたいなら仕事を辞めて勉強したほうがいいという事を聞いて、自分を変えたいという気持ちが強くなりました。また、毎朝朝礼で「結果を変えるためには行動を変える」という上司の言葉が自分の心を動かし、仕事を辞めて公務員を目指そうというきっかけになりました。

-意識高く勉強できる環境がEYEにある-

 就職して2年経ったある日に連絡を取っていた大学のサッカー部の先輩がEYE京都校に通っていたということで一度京都校に話を聞きに行き、その時に相談を受けていただいたのが京都校担任の槇矢先生でした。「先輩の紹介できました」ということを伝えた時に槇矢先生は、先輩が朝7時半から学校に来て勉強をし、少し時間はかかったけれどすごく努力して掴み取った結果だという話を聞き、自分の努力次第でなれるんだという気持ちになりました。身近にいる人がEYEに通って公務員採用試験に受かったということと、12月入校で授業が受けていない分をDVDで授業を受けることができるということがEYEに入学を決めた理由です。

-学習の流れ-

<スタート期12月~1月>

 仕事を退職したのが12月で、スタートが遅くまともに勉強していなかったので槇矢先生との面談で、DVDの視聴を2月入るまでにDVD1本3時間を60本以上終わらせるという計画を立てました。毎朝京都新聞の梵語書き写しで論文対策を行い、数的推理と判断推理は公務員試験では必ず出題され試験問題での配分も多く大事だと聞いていたので、授業で行ったレジュメ問題を数的推理1時間、判断推理1時間してから学校に行きDVD視聴をしての繰り返しでした。2月までの日数と2月入るまでにDVD視聴する本数の配分が1日1本以上視聴しないと計画通り進まなかったので、土曜日にDVDを借りて、日曜日にDVDを視聴していました。判断推理はわかりやすかったのですが、数的推理の解き方が理解できずにいたので、個別授業で笹田先生に教わるなどして対策していました。

<中間期2月~4月>

 ある程度計画通りにDVD視聴を終えていたので、時間配分を決めてダーウィンの問題集をするようにしました。DVD授業を受けながらレジュメ問題を解くのは理解できていましたが、ダーウィンの問題は最初まったくと言っていいほどわからずにいました。新しい問題に触れることが嫌になることもありましたが、槇矢先生との面談でダーウィンを3周以上繰り返してやればわかると聞き、最初わからない問題でも繰り返してやれば解けるということを信じようと思うようになりました。わからない問題であっても解法が思い出せなかったのか、何がわからなかったのかを自問自答するようにし、気持ちの部分でネガティブに考えずに勉強に対する気持ちを落とさないように何事もポジティブにとらえるようにしていました。

<直前期5月~>

 ダーウィンの問題を3周ほど繰り返し行えたので、警視庁の過去問や東京消防庁の過去問を解くようにしました。普通に問題をこなしていくと1問解くのに時間がかかり過ぎ時間内に全問解けず、数的推理や判断推理は1問5分以内で解かなければならないなど気付くことができたので毎日過去問をするようにしました。また正答数がよくない科目があればその科目のダーウィンの問題をして復習するようにしていました。

-面接&論文対策-

 論文対策では毎朝行っていた京都新聞の梵語書き写しをしていました。東京消防庁の試験では論文の配点が高いとのことで、東京消防庁の過去問で論文の問題が載っていたのでまずは書き写し、次に自分の言葉で書くようにしました。面接対策では京都府警の現職の方が面接官をしてくださるとのことで本番さながらの面接練習を行いました。自分では気付いていない点(声が小さいことなど)を注意され、面接当日の服装に気を付ける点などのアドバイスもいただけたので、面接試験の前に身が引き締まる思いになることができました。

-自分がわかりやすいように勉強を進めるよう工夫した-

 勉強で工夫したことは、レジュメの問題用紙には記入せずルーズリーフに記入するようにしました。それは何度も問題を解くことができるようにしたいと思ったからです。数的推理など解いている途中でわからなくなった時に解法をメモするなど問題を解く上でのヒントとなるようなことをメモするようにしました。それは次回同じ問題を解く時にはじめから全く解けないようでは進まないと思ったので、前回はここの部分がわからずに解けなかったのだと気付かせるようにし、解法が忘れていないかどうかを確認できるようにしました。またいつ問題を解いたのかをわかるように問題の横に日付と答えがあっていたかどうかを○×で書くようにしました。(例:問1 2/5×2/13○など)それもその日に解けなかった問題がこの日は解くことができたとわかるようにしたかったからです。毎日していたことは、ノートに13時数的レジュメ7問中5問○、14時判断レジュメ10問中8問○、15時政治ダーウィン12問中7問○、16時物理ダーウィン6問中3問○などを記入し、わからない問題をノートの余白に書くようにしていました。これは学生までサッカーをしていてサッカーノートを毎日書き、読み返しすることで頭を整理することができていたので、勉強も同じようにすればノートを見るだけで前日に解けなかった問題の復習ができると思い毎日続けました。あとは勉強モードに気持ちが入らないときには一切勉強しないようにしました。本当は毎日勉強を続ければよかったのですが、気持ちが入らないときに勉強を進めてもその問題を理解せずにこなしてしまい、やったことが無駄になるようにしたくなかったからです。EYEの自習室では周りの方も勉強に取り組んでいてそれが刺激となり、勉強する環境に身を置くことで集中して勉強に取り組むことが出来たので、毎日EYEに行くようにしていました。

-これから勉強する皆さんへのメッセージ-

 勉強をはじめたのが12月からでしたので、勉強が追いつけるか不安いっぱいでした。始めるのが遅かった分を取り返すために人よりも努力することを意識すれば、結果はおのずとついてくると思います。EYEには槇矢先生をはじめ気さくに声をかけてくださる方が多く、不安に思っていることも相談にのってもらえるので不安なく勉強が進められます。また勉強の仕方がわからなくても、公務員採用試験に合格された方がチューターとして勉強のやり方など相談を受けることができる制度があり、受験する自治体の勉強対策や面接対策なども教えてくださるので、ぜひチューター制度を利用していただければと思います。私のように既卒の方で公務員になろうか迷っている方は、EYEに来て相談を受けたり知り合いの公務員の人に話を聞いてみたりなど、まず行動を起こしていただきたいです。公務員になりたいな~という思いだけでは結果は変わりません。結果を変えるためには行動あるのみです。EYEには同じ目標を持った仲間が多く、高い志を持って勉強に取り組めますので自分を信じて頑張ってください。