2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「努力あるのみ」

同志社大学 社会学部4年(受験時) ウルトラコース 8ヶ月講座 8月生

最終合格神戸市役所

①公務員を志望した理由

 公務員を志望したのはEYEに入る前のことでした。元々大学の学科が教職課程を取りやすいと聞いていたので、取っていたのですが、3回生の4月に、私自身本当に何がしたいのかを考えるために、教職の授業を履修中止し、一度考えていました。そんな中、たまたま語学が一緒だった友人と大学の廊下ですれ違い、雑談する機会がありました。将来に悩んでいた私がポロッと「就活」というワードを出したときに、その友人が公務員を目指しており、彼の父親が公務員として働いていたので、話を聞くと、やはり安定した職業でもっと先の将来も不安があまりないと言っていました。そのことにプラスして、私自身接客業のアルバイトから人の役に立ちたいという思いが強くなり、公務員となって多くの人のために働き、貢献したいと考え志望しました。

②他校ではなくてなぜEYEに入学を決めたか

 やはり、①の友人がEYEに通っていたので、紹介してもらい、必要なテキストや割引が効いたのは大きかったかと思います。さらに最初の説明を受けた時に増田さんに丁寧に対応していただいたことと自習室などの設備の良さを見て、これなら家で集中して勉強することができない自分でも学習していけると思ったのが入学の決め手になったと思います。他校についてはあまり調べてはいないですが、金銭面なども考えるとEYEは非常に良く、市役所別の対策は行っていないですが、市役所別対策講座が他校で行われていたので、それだけ頼るのもありだと思います。

③学習の流れ

<8月~12月>

 8月からスタートという少し周りの人と比べると遅めのスタートではありましたが、DVDの講義を進めて、早く通常の授業に参加したいという思いをもって勉強していました。元々、潜在能力がなく、大学受験の際に浪人をしていたので、努力型の勉強スタイルを行い、地道にコツコツと知識を溜めていくことで、最後にはいい結果になると思い込んでいました。

<1月~3月>

 この時期には大学の試験も終わり、公務員試験対策に費やすことができると思っていましたが、その反面、毎日勉強しなくてはならないという憂うつ感にかられました。しかし、面接対策の授業からできた友達と昼ご飯や休憩を一緒にすることで、程よい休憩を取ることができたり、その友達との間で、勉強アプリを利用し、時間数や科目の記録をつけていき、お互い高め合うことで、勉強に対する意欲も高め合いました。

<4月~6月>

 直前期になると自分がどのくらいできるようになったかを過去問で確認したりしていましたが、全くできず、焦りに焦っていました。この時期は大学の友達が就活を終えていく中、面接すら受けたことない自分が大丈夫なのか不安になりましたが、努力は裏切らないと信じ、勉強量を増やして過去問や問題集に挑み続けました。この時期は、エントリーシートの提出なども重なってきたので、事前に自己分析などをまとめておけばよかったと思います。

④EYEで勉強して良かったこと

 EYEで勉強して良かったことは、良い友達を持てたことです。入ったのが少し遅めでありましたが、グループディスカッションなどの講義は参加しそこで話しかけた友人やそこから繋がった友人ができました。EYEにいる子はまじめな子が多く、その友人たちもものすごく勉強をするので、自分自身が周りに圧倒され、嫌でも勉強しなければいけないという気持ちになりました。しっかりと勉強と休憩のケジメをつけ、なるべく無駄のないように時間を過ごしていたため、大学の講義がない期間はものすごくつらそうだなと思っていましたが、効率よく進めることができました。今でも積極的に話しかけてよかったなと思います。

⑤面接・論文対策

 面接対策に関しては、笹田先生や森本先生と面談し、自己分析や志望動機を固めていきました。そこからは友人と面接練習を繰り返し行うことで自身の言いたいことをしっかり把握し、伝えようとする力を磨きました。この面接練習もEYEのブースや講義の部屋を使うことで、現実味をだし、緊張感を持って取り組むことができました。またこれだけでは不安な面もありましたので、その友人たちとマクドナルドまで行き、夜遅くまで何回も繰り返し面接練習を行いました。企業の面接を受けに行っても良いですが、志望動機などはまた異なってくるので、友人と先生と面接練習をする方が効率良く、取り組みやすいかと思います。
 論文対策については、織田先生の論文対策プリントに自身の考えたことや、その市役所の取り組んでいる政策を1000字程度でまとめ、論文対策ノートを作っていました。これは時間がかかるので、早い段階から作ることをお勧めします。だいたい目安は、15個以上の問題をまとめていると応用が利くと思います。

⑥勉強で苦労したこと

 勉強は一番苦労しました。やはり、数的処理や文章理解などは毎日しておかないといけないもので、一度期間を空けてしまったことはかなり後悔しています。期間が相手からの数的処理のできなさは今でも苦い思い出です。それも触れたことのない科目が山ほどにあるので、ちょっとくらいしなくでもできるだろうと思ったのが甘かった点だと思います。数的処理や文章理解はできない日がないように1日のスケジュールを組んで下さい。

⑦これから勉強する皆さんへのメッセージ

 社会人になってもつらいことはありますが、人生で一番しんどい時期になると思います。特に正月明けの勉強期間と大学生であれば、大学の友達が就活を終えていく時期は、自分にとってものすごくプレッシャーになると思います。毎日ずっと勉強もできる人はいると思いますが、息抜きは必要だと思います。私は、アルバイトをEYEの休館日だけ入れ、そこで心機一転していました。アルバイトの日も朝から勉強し、バイトに行き、帰ってからもしていましたが、息抜きができたと思っています。
 しっかりと体を休め、勉強に励んでください!!!!!!!!!!!!!!
 健闘を祈ってます。