2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「自己実現!」

同志社大学 経済学部4年(受験時) 個別授業付き!プレミアムコース 8ヶ月 11月生

最終合格神戸市、西宮市、神戸大学

三次辞退京都大学

①「人のため」を一生の仕事にしたい

 私は災害救援・環境保護・地域活性化といったボランティア活動に尽力する中で、誰かのために死力を尽くすことで得られる笑顔を見ることに達成感を強く感じていました。
 その中で、ボランティア活動の際にお世話になった職員の方の姿に憧れ、次第に自分もその方のようになりたいと思うようになりました。その方は産官学民を繋げるべく奮闘され、課題解決に向けて地域を変えていました。私はNPO法人として変革に携わりましたが、良い方向に変わりゆく住民の方々を見て、憧れの職員の方のように長期的に市民活動をトータルコーディネイトしたいと思い公務員を志望しました。

②公務員専門という絶対的な安心感

 私は大手の予備校も何校か体験に伺っていました。そこでは、当然ながら「大勢いる生徒のうちの一人」という扱いだったと思います。対してEYEは公務員専門であることから、生徒全員目指すところは同じであり教室に一体感がありました。講師の方々や担任の先生も、真に生徒一人ひとりを見てくださり、スタートが遅かった自分を的確に導いてくれると感じたのでEYEに決めました。

③11月からゼロスタートでも間に合う

スタート期(2016年11月~2017年3月)

 インターネット授業も活用しながら、DVD講義を2日間で3講座のペースで消化していました。焦りもありましたが、自分にとっての確実に復習しつつ最速で進めるのはこのペースでした。初見なので、分からない問題は深追いせずにまとめておいて、個別授業で解決していました。

中間期(2017年3月~2017年5月)

 1日に数科目(ex.数的、憲法、政治学、ミクロ)を1~2単元ずつというローテーションで、ひたすらダーウィンを解いていました。間違えた問題には付箋を貼り、解説をノートにまとめていました。間違いが多く客観的に見て苦手な単元は授業を見返していました。寝る前には3日前に間違えた問題のまとめを見直していました。

直前期(2017年5月~2017年7月)

 ダーウィンの今まで間違えた問題を解くことが中心でした。数的科目は初見の問題に多く触れるために過去問500なども活用しましたが、それ以外は新しいものに手を出すことはせずダーウィンを極めました。苦手だった民法は寝る前や移動の時間に寺本先生のweb授業の音声をBGM代わりのように聞き、得意だった数的科目は笹田先生が個別授業で早く解く別解などを教えてくださったので得点源にしていました。

④教室の空気感が心地いい

 EYEはその空間にいる全員が「公務員」という同じ目標を持っており、雰囲気に統一感があります。自習室で自分は気が抜けかけても、周りでは同じ試験を受ける仲間が真剣に勉強をしており、気合を入れなおすことができます。小規模だからこそ、先生方はすぐに私の得手不得手を把握し、随時状況を見ながら長期的かつ的確なアドバイスをくださいます。そのおかげで「これからどうしよう」と不安になることはありませんでした。

⑤面接・論文対策

面接対策について

 私は面談で増田先生に面接カード等を添削していただく中で、自分が一番伝えたいことや伝えるべきこと、それを分かりやすく伝える方法を掴んでいました。個別授業で模擬面接をしていましたが、より多くの客観的な意見を聞くために、毎回違う先生にお願いしていました。家では自分の受け答えを録音して聞いていました。
 上記のように入念な準備を心がける半面、受け答えの原稿は作らないようにしていました。面接は会話と対話なので、面接対策を経て原稿ではなくマインドマップを広げて軸を強固にしていくイメージでした。

論文対策について

 頻出のテーマについてのキーワードを調べてまとめていました。テーマごとに自分が受験する自治体の現状や政策もまとめておきました。
 私は論文がとても苦手だったので、しばらくは論文対策のテキストの解答を写経のようにマネしました。丸覚えするのではなく、書き方のコツを掴むためです。そのあとは練習あるのみと思い、数をこなしました。また、NHKの「クローズアップ現代」は見るようにしていました。以上の対策で模試の小論文が20点(笑)だった私でも、本番の小論文では7割程度の点数まで上がりました。

⑥「とりあえずこれやろう」ではなく…

 私はスタートが少し遅かったので効率のいい勉強を意識していました。例えば「とりあえずまとめておこう」ではなく、忘却曲線を意識し「〇日後にキーワードを短時間で見直すためにまとめておこう」と明確化することで、適切なまとめ方も見えてきました。
 また、1か月の目標を決めて、それに準じた1週間のto doを必ず挙げ、その日のto doが終われば趣味の時間を持つというようなメリハリをつけていました。新しい教材に手を出すのではなく、ひたすらダーウィンを極めながらメリハリをつけることで、勉強内容が安定し長期戦をスタミナ切れすることなく走り続けられました。

⑦自信がないなら取り戻すまで、不安があるなら吹き飛ばすまで

 科目も多くて長期戦で…公務員を目指す決断は意外と勇気がいるものだと思います。スタートから勇気が必要で、途中で自信を無くしてしまったり、得も言われぬ不安が襲ったりするかと思います。努力が物言う公務員試験。そんなときは、いつもの自分より少しだけ、ほんの少しだけ頑張ってみたらいいと思います。
 こんな偉そうに言っている私ですが、誘惑に負けて怠けてしまい、自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。皆さんは自分自身をマネジメントし、自分と先生を信じて、最後まで走り抜けてください。努力した分、第一志望の内定をいただいたときは今まで感じた事のない喜びです。結果は偶然ではなく必然で、努力は必ず報われると思います。応援しています。体調に気を付けて頑張ってください!