2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「最後の最後まで」

京都女子大学 家政学部4年(受験時) 1.0年講座 ウルトラコース 6月生

最終合格舞鶴市上級

モチベーションチャート

-地域のために働きたい-

 大学3回生時に、東日本大震災の復興支援ボランティアに参加したことをきっかけに、地域の暮らしを支えたい・守りたいという想いが芽生えました。また、大学で地域福祉について学んでいたこともあり、福祉の視点を活かしながら公務員としてより多くの住民に幅広い支援を行っていきたいと考えたので、公務員を志望しました。

-自分自身を受け入れてもらえる雰囲気-

 EYEを選んだきっかけは、初回の個別相談でした。知り合いの紹介がきっかけでEYEに足を運んだところ、槇矢先生が親身に相談にのって下さいました。EYEに関することはもちろん、大学生活での話や公務員に関すること等、初回からじっくり話を聞いて下さった雰囲気がとても印象的で、EYEで頑張ろう!と心に決めました。
 また、合格された先輩から話をきける機会があったり、クラスコンパ等のイベントが充実している点も魅力に感じたのでEYEを選びました。

-学習の流れ-

<スタート期(~2月)>

 当初は地方上級も考えていため、専門科目の勉強をしていました。10月に部活動を引退してから、講義を受けられなかった分の判断推理・数的推理・憲法・経済原論をDVDで勉強しました。2月には実習があり、周りが直前期モードに入っている中で、DVDも全部見終わっておらず、もう間に合わないのではないかと不安と焦りが募る日々でした。けれど、そうした不安に立ち向かうには目の前のことに集中するしかないと考え、実習期間は全力で実習に取り組み、終わってからDVD勉強を再開しました。

<中間期(3月~7月)>

 3月からは、限られた時間の中でできることを頑張ろうと考え、苦手分野や専門科目を重点的に勉強しました。模試や受けられる試験は全部受け、第一志望であった地方上級に向けて必死で勉強しました。夜9時までEYEで勉強し、そこから家の近くの飲食店で勉強したりと、勉強中心の生活リズムを確立しました。センター試験を受けていない私にとって筆記の勉強は苦痛でしたが、個別授業を利用したり、友人に教えてもらいながら、とにかく勉強から逃げないようにしました。結果、地方上級の筆記試験には合格することができましたが、1.5次面接で落ちてしまいました。今考えると、面接試験において自分の中で軸が定まっていなかったように思います。面接ノート等も作っていましたが、質問の受け答えができるだけではなく、自己PRや志望動機等がリンクしていることも大切だったかなと思います。

<直前期(8月~10月)>

 B日程やC日程の試験も考慮していたので、教養試験に向けて筆記の勉強を再開しました。また、EYEで行われる模擬面接やハローワーク等を積極的に利用し、面接試験までに何度も練習をしました。ただ、面接練習をするだけではなく、面接練習がおわったら復習をしたり、できるだけ自分の言葉でわかりやすく伝える練習をしました。最終合格先では、2次・4次で個別面接、3次で集団討論があったので、面接練習にかなり力を入れて取り組みました。特に、集団討論に向けた練習をEYEでできたのが良かったと感じています。本番でも、友人からのアドバイスを上手く活用することができたので、それが合格にも繋がったと思っています。

-1人じゃなかったから頑張れた-

 EYEに通って、かけがえのない友人がたくさんできました。勉強が追い付けなくて不安だった時、試験結果が思うようにいかなくてつらかった時、試験に通って嬉しかった時、どんな時も一人じゃなかったから最後まで頑張り続けることができました。それは、EYEを通して出会った仲間・先生がいつも私のことを励まし、応援してくれたからだと思います。常に自分自身と向き合うこと・不安な時は自分一人で抱えこまないことの大切さは、EYEで得た学びの一つです。

-面接&論文対策-

 面接対策を本格的に始めたのは、地方上級の筆記試験が終わってからでした。面接にあまり苦手意識はなかったのですが、自分自身の軸をしっかりもって挑むことが大切だと感じました。EYEでは、歴代の試験の資料を閲覧することができるのでそうしたものも活用しましたが、最終的には“自分の言葉で・短時間で・わかりやすく”を意識するようにして面接に挑むようにしました。
 作文や面接カード対策として、個別授業や面談で添削をしてもらいました。添削をしてもらうことで、志望動機や自己PRが深まったり、面接対策にも繋がると感じたので、ちょっとした時間に添削してもらうのもおすすめです。

-限られた時間の中で-   

 大学入試ではセンター試験を受けていなかったので、最初は勉強の仕方さえわからず不安でした。なので、槇矢先生との面談で勉強の進め方について相談にのってもらう時間を大切にし、次の面談までにここまでやり切るというように目標を決めて取り組みました。最初は、わからないことばかりでつらいこともありましたが、「わからないところがあるのはちゃんと勉強している証拠だ」という笹田先生の言葉を信じて、その日やらなければならないことをリストアップしながら、地道に勉強しました。

-これから勉強する皆さんへ-

 EYEは、夢に向かって頑張る人を最後まで応援してくれる、そんな心強い場所でした。私は、地域のために働きたいという漠然な気持ちで公務員を志望しましたが、最後の最後までその気持ちが支えになってくれたと感じています。何度も不安な気持ちに押しつぶされそうになりましたが、諦めようと思ったことは1度もありませんでした。そう思わせてくれたのは、EYEで出会った友人・先生・いつも見守ってくれる家族の存在があったからだと思います。つらい時こそ周りの人を上手に頼りながら、最後まで自分自身を信じて頑張ってください。