2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分らしい生き方を見つける!」

京都府立大学 文学部4年(受験時) 1.0年講座 4月生 ウルトラコース

最終合格長岡京市

モチベーションチャート

-やっぱり地元が好きでした-

 私が公務員、特に市役所職員を目指した理由は、「たくさんの市民と近い距離で働けるから」です。ですが、ここに辿り着くまでにはたくさんの道のりがありました。EYEに通っていなければ恐らく違う道を歩んでいたと思います。中でも森本先生との会話を通して、私は何度も何度も自分の人生を振り返りました。そして地元愛を持ち、それを生かして働くことが一番「自分らしい」と気づくことができました。この1年半苦しんだおかげで、私は公務員として今後40年間、充実した人生を送れると思います。

-唯一無二の環境-

 私がEYEで公務員を目指したきっかけは、実は友人の影響です。その友人はその時既にEYE受講生としての日々を過ごし、政治、経済、難しい…と呟きながらもどこか楽しそうな印象でした。私はその様子にとてつもない影響を受けました。そして、真剣に自分の将来を考え、周囲にも相談し、EYEで公務員を目指すという結論を出しました。
 EYEのすごい所は至ってシンプルで、「距離の近さ」です。先生方、受付スタッフの方々、受講生の仲間たちがいつも近くにいます。当たり前の様で、実は、唯一無二の環境かもしれません。普通なら苦しいはずなのに、なぜだか楽しい。そう思えるのも納得がいきます。これからも長い付き合いでいたいと思える人たちにたくさん出会うことができ、EYEを選んで本当に良かったと心から思います。

-学習の流れ-

<スタート期(4月~9月)>

 この頃は手探り状態でひたすら数的の問題を解き、法律や経済のLIVE講義に出ていました。個別授業や、槇矢先生のアドバイスで他校舎の先生(特に丸山先生、寺本先生)のDVD講義・WEB講義も活用しながら、まずは「公務員試験のいろんな科目に慣れる」ことを心掛けていました。勉強内容だけでなく生活リズムで迷った時も、月一回15分面談やクラス担任面談で悩みを解消するようにしていました。
 また、私はDVDに時間をかけてみるタイプだったのですが、森本先生の「自分のペースでやりゃあいい。周りは気にするな」の言葉はとても大きな支えとなりました。

<中間期(10月~1月)>

 自分の成長を少しは感じてくるようになりました。そして、より本番を想定して時間を計って問題を解き、正解に結び付くかということを意識し始めました。この期間、気を付けていたのは、「わかった気になっていないか」です。特に法律科目は森本先生の個別授業で「なんでや?攻撃」に遭う中で、きちんと答えられるかを一つの目安にしていました。
 私はこのとき、京都でボランティアや和菓子作り、着物ショーに参加したり、京都検定を受けたりしました。京都で働きたいという思いがあったからです。息抜き、面接のネタになる、純粋な興味など理由は様々ですが、このタイミングでいろんなことにチャレンジしておいて良かったと思います。

<直前期(2月~6月)>

 この時期から、早朝自習室、鍵当番が始まりました。ほぼ毎日7時30分~8時までに到着して10時まで数的、文章理解を解いていました。その後21時まで、行政科目・人文・法律・経済・の順で解き、帰宅していました。これらは槇矢先生やチューターの方々のアドバイスを参考にしました。「直前期」という言葉を聞くだけで焦ったり不安になったりしてしまいますが、自分なりのルーティーンを作り、毎朝その日の「やるべきこと」が見えていれば大丈夫です。そのために、先生やチューターの話を聞きながら、早いうちから自分に合った生活スタイルを見つけておくと、この時期には大きな強みになると思います。

-EYEで学習して良かったこと-

 この画面ではすべてを説明しきれません。でも一番は、EYEに関わる人が皆「温かい」ことです。苦しいとき、ふと目の前に現れ話し相手になってくれて、終わったころには嘘のようにスッキリしていました。飲み会や普段のオープンスペースなどではみんなが盛んに交流し、「助け合って乗り越えていこう」という空気を感じることもできました。
 この年に入学してたくさんの人と知り合えたこと、共に頑張れたことはとても幸運なことだと感じます。なぜなら、「誰と出会うか」だけは自分では選べないからです。このEYEという環境は、単に公務員になるための知識を得るだけじゃなく、一人の人間としても成長できる魅力を持っていると思います。そんな環境で、新たに出会うたくさんの人たちと切磋琢磨し、夢をつかみ取ってください。今年のチューターもすごい人たちばかりなので、どんどんどんどん頼っていきましょう!そして、皆さんも同じようにEYEのもつ「温かさ」を感じてください。

-面接対策-

 私は面接経験が少なく、苦手意識もありました。でも、そんな自分を変えてくれたのはEYEの仲間たちです。声の出し方から始まり、口の動かし方、表情、そして何より気持ち・熱意を込めること、たくさん教わりました。上手い人をお手本にして何度も練習を重ねました。最初は不安交じりに受けていた面接試験も、段々と自信をもって臨むことができました。改めて、独学や他校ではなくEYEに入ってよかったと思います。

-工夫したこと-

 ずばり2つ。「毎日やること」、「付箋を活用すること」です。どちらも森本先生や槇矢先生から教えてもらえることなのでご存知かと思います。私は毎朝、文章理解を7~10問解いていましたが、必ずどれか2問以上は間違えていました。でも、国家一般職の本試験で初めて全問正解することができました。間違いなく「毎日解いた」からだと思い、この時初めて、直前期に頑張ったことが報われた気がしました。また、付箋は法律だけでなく、頭の中を整理するために数的や経済にも使いました。「どの問題もこの1枚に“要点”を収められる」という発見があってからは、効率よく勉強できました。
 反対に心残りは、人文・自然科学をもっとしっかりやっておけばよかったということです。「あまりなじみがないから…」と少ない時間しか触れなかったものもあります。結果論ですが、この部分でもっと点を取れていればと思うこともあります。皆さんは後悔の内容にしてください。

-これから勉強する皆さん・今すでに頑張っている皆さんへ-

「1,2 / 40」
 これは私が公務員試験を受ける中で一番大事にしていた考えです。「今後40年の幸せを得るためなら、今の1,2年苦しむことなんてどうってことない」という意味です。これを授けてくれたのは他でもない森本先生です。私が志望先を迷い、その場の感情で「○〇を目指します」「○○がいいとこまで来てます」と言った時、常に「高橋和貴の‘軸’はなんや?」という言葉が飛んできました。おそらく「お前はそこじゃないやろ」という先生流のメッセージだったと思います。
 この1年半、森本先生にはたくさんのお言葉を頂きました。どの言葉も一生忘れません。受講生の皆さんも必ず面談には行ってください。思いがけない言葉をかけられるかもしれませんが、きっとあなたの財産になります。
 そしてこれから受験する皆さんにぜひ知っておいてほしいもう一つのことは、「努力は裏切らない」です。私自身も、努力が足りなかったところはそれ相応の結果が待っていました。ですが、そうした結果を受け止め、折れることなく前に進んだからこそ、今の自分があります。人生に正解はないのです。「自分らしい」人生を送ってください。
 そしてEYEに入学したからには合格が決まるまで、先生や講師の方々と最後まで話し続けてください。また、今年のチューターも特に精鋭揃いです。新しい仲間ともこれからたくさん出会います。いろんな人と接し、たくさん吸収し、最後は自らの努力で合格を勝ち取ってください。皆さんの検討をお祈りします。