2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「既卒でもここに来れば何とかなります!」

既卒24歳(受験時) 1.0年講座 4月生 プレミアムコース10

最終合格京都府学校事務職員

最終合格国立大学法人(兵庫教育大学、奈良教育大学)

-安定した立場で、教育を幅広く支えたいと思ったから-

 私は、公務員を志望するまでは高等学校の教師を志望していました。大学4回生のときには教員の採用試験を受験しましたが一次試験で不合格になり、卒業一年目は定時制の高等学校での非常勤講師(自身の受け持つ授業時間のみ勤務する講師)として勤務をしました。その年には昨年よりもたくさん勉強をしましたが教員の採用試験は不合格でした。周りの人たちが就職を決めていく中、一年ごとの契約で非正規雇用を続けることには大きな不安がありました。また、実際に学校現場で勤務して、教師だけが教育を支えているわけではなく、その裏で学校事務職員といった方々がその環境を整えているということにも働いてみて初めて気が付きました。また、教育環境を整えるという仕事内容が私にとっては大変魅力的なものであったので転職を決意し、教育を支える公務員を志望しました。

-友人がすすめてくれたから-

 公務員を志望するときに、学生時代にEYEに通って試験に合格し、実際に公務員として勤務している友人にアドバイスをもらう機会がありました。そこで言われたことで一番記憶に残っているのが「予備校に通う必要性」でした。また、EYEの先生(特に京都校の森本先生)の指導が非常に魅力的である点もすすめてくれました。また、友人紹介の特典があったことも魅力でした。

-学習の流れ-

<スタート期4月~6月>

 とにかく仕事の合間や、帰宅後の時間の全てを勉強に注ぎました。私の目標は学校事務職員だったので、筆記試験は教養試験のみだったのですが、募集が少ないこともあり、専門試験のある講座を受講することで選択肢を広げていくことにしました。この時期は専門試験の勉強は授業とその宿題のみで、ほとんどの時間は教養試験に費やしました。面接は授業で説明を受けただけでした。

<中間期7~8月>

 それまでと変わらない勉強を続けていましたが、公務員試験を体験するために実際の試験を6月に受験したところ(おそらくボーダーぎりぎりですが)面接試験へと進むことができた試験がいくつかありました。この頃は個別授業を使って筆記を突破した試験の面接対策に時間を多く注いだので筆記の勉強時間は全体として減少しました。授業も面接で参加できないことがあり、DVDでの受講も増えました。

<直前期9~11月>

 中間期で受けた面接はすべて不合格となり、モチベーションが大きく下がりました。「筆記で通ってもどうせ面接で落ちる」というネガティブな考えに陥っていました。しかし、9月には学校事務職員の試験があったので気持ちは沈んでいましたが、勉強は継続しました。筆記試験を突破した後はEYEの個別授業で面接対策を進めるというこれまでと変わらない対策に徹しました。

-先生方が支えてくださったこと-

 私は既卒で講師の仕事をしていたこともあり、学生の方のようにすべての授業に参加することができず、なかなか友人を作ることができませんでした。そんな私にとってはいつも声をかけてくださる先生方がいたことが大きな支えでした。「調子はどうですか?」と言って声をかけてくださったことで悩みを相談でき、試験へのモチベーションアップにつながりました。また、仕事をしていた私にはDVDでの受講が可能なことや、授業外で講師の方々への個別の質問時間があることが大きな魅力でした。

-面接・論文対策-

 面接対策には多くの時間を費やしました。とくに私は個別授業を活用して、模擬面接を何度も行いました。また、私自身ではEYEにある受験先ごとの過去の質問集を取り出し、ノートに書き、各質問に対する回答をかき、家で一人で読み上げる練習もほぼ毎日行いました。
 論文対策は授業がありましたので、その授業のポイントを意識しながら本番に臨みました。教員志望の頃から論文の練習はしていたこともあり、面接に比べればほとんど時間を割いていませんでした。

-スキマ時間を勉強で埋める-

 私は仕事をしながらの受験だったので、とにかくスキマ時間はすべて勉強に注ぎました。電車での移動中、職場での休憩時間、EYEの授業の間の時間、こういった時間をぼーっとせずに使い切りました。何もせずにスマホを見ているだけの時間というのは、受験勉強をするときには絶対しない方がいいと思います。

-これから勉強する皆さんへ-

 公務員試験は広範囲にわたる試験と面接があり、倍率も高く諦めそうになることが何度もあるかと思いますが、「絶対にあきらめない」という強い意志をもって勉強されることをお勧めします。特に既卒の方は私と同じように、なかなか合格が得られずに不安になり、落ち込んでしまうときもあるかと思いますが、そういうときこそ講師の方との面談に行ってください。必ず解決策が見つかります。また、「筆記試験の勉強さえすればいい」という考えをお持ちの方も多いかもしれませんが、難関は面接です。学習期間の短い私でも合格するほど筆記試験はかなり低いボーダーになっているようです。公務員も高い人間性を求めて、何度も面接試験を設けているところが多いイメージです。「筆記が終わってからがようやくスタートだ」というくらいの気持ちで臨むことが大切だと思います。最後まであきらめずに頑張ってください。