2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「あきらめなければ必ず光は見える」

立命館大学 産業社会学部4年(受験時) 1.0年講座 2月生 プレミアムコース10

最終合格京都府学校事務職員A

モチベーションチャート

-地元で社会に貢献できる仕事を-

 私は大学1回生の時から公務員になることをぼんやりと考えたことがあるのですが、その思いが強まったのは2回生が終わった時からです。民間企業で働くか公務員で働くか悩んでいましたが、利益を追求する仕事をする自信が私にはなく、人のため社会のために行動する姿の方が想像しやすかったというのが公務員を志望することになったきっかけだと思っています。

-少人数の中で自分のペースで勉強ができる-

 私がEYEを選んだ理由は、少人数の中で自分のペースで落ち着いて勉強ができる環境に魅力を感じたためです。私は部活動などの学生生活が忙しく勉強一本の毎日を送れなかったので、自分のペースで周りの人と比べることのないように勉強を進めたいという思いがありました。EYEでは当日講義を受けることができなかったとしても無料でDVDを見たい日に見ることができ、マイペースで勉強ができる体制が整っていたことが私の勉強の助けとなりました。他の予備校にはないマイペースを許せる環境が私にとってはEYEの魅力そのものでした。

-学習の流れ-

<スタート期2月~6月>

 学習を始めた当初は公務員を目指すモチベーションが高かったこともあり、部活が終わった後の夜の時間帯はほぼ毎日通っていました。講義があれば積極的に受け、ない日には数的を中心にDVDを見返して復習をしていました。数的はダーウィンの復習にも定期的に取り組むようにしていました。

<中間期7月~1月>

 この時期になると部活動が大会に向けて本格的に忙しくなり、勉強どころではなくなっていました。8月に大会が終わっていざ勉強をやろうとEYEに向かうと、一か月分ほど見ていない授業が溜まっていました。危機感を覚えて急ピッチでDVDを見進めていきましたが、なかなか遅れを取り戻すことができませんでした。そのような状況であったとしても、周りと比べずに自分のペースで勉強を進めることを忘れずにいこうと思っていたので、焦らないようにはしていました。いつか遅れが取り戻せるときが来ることを信じ、ひたすら時間を見つけて取り組み続けていました。

<直前期2月~6月>

 直前期になって進路のために費やせる時間が増えたので本格的に勉強に取り組みました。朝は数的をやったほうがいいというアドバイスをもらったので、私も数的の問題を最低10問は解くようにしていました。日中は苦手意識のある民法や経済科目を中心に正答率を上げられるようにダーウィンを中心に問題演習に取り組みました。そのあとは得意なほうであった憲法や人文科学の問題演習を行っていました。大学や部活がないときは1日10時間ほど勉強していたこともありました。20歳を過ぎてから朝起きるがつらくなってくる日もありましたが、睡眠時間を確保したうえで、朝10時にEYEに到着できるように家を出るなど時間のやりくりをしていました。

-面接・論文対策-

 私は面接に対して苦手意識が強かったので、とにかくEYEで面接を鍛えてもらおうと森本先生のイベントには都合がよい限り参加するようにしていました。私は主に笹田先生に面接練習を見てもらっていましたが、最初のうちは自分自身では気づくことができなかった弱点をたくさん指摘され、その指摘をなかなか消化できずにいました。しかし、筆記試験を突破できるようになり模擬面接を重ねていくうちに、自然と自分自身の弱点を意識的に直そうとできるようになり、最終合格先の面接では緊張したものの自然な形でふるまえるようになりました。
 論文対策は主にDVDを見て公務員の小論文はどのような問題が出るのか傾向をつかむことに専念しました。また、先輩方が積み重ねてこられたデータブックを使い、各自治体の過去問を時間内でどれぐらい書けるか練習を行っていました。

-これが私の合格の決め手!-

 大きな勝因は限られた時間で一気に集中して取り組んだことだと思います。私は本当に部活動が忙しいために勉強時間が限られていたので、短い時間の中でも悔いのない勉強をしようと思いながら毎日を過ごしていました。勉強する前に今日は一日何をすべきか具体的な目標を立て、その目標を達成するために毎日勉強しました。結果として、勉強時間に恵まれている人に比べるとまだまだ勉強し足りなかったこともあったかもしれませんが、最終的に合格の切符をつかむことはできたのでこのやり方で後悔はしていないです。とにかく時間はなかったとしてもそういったことを意識する分、勉強の質は時間と反比例してより高まっていたのだと思います。

-これから公務員を目指す方へ-

 公務員になることは思っている以上に難しいかもしれません。そのことは受験を経験した私も重々理解しています。しかし、最終的には最後まであきらめなかった人が結果を出すものだと思っています。今順調でなかったとしてもいつか費やしてきた努力が報われるときはやってきます。7月に行きたかった自治体に不合格してから本当に精神的にしんどいことがたくさんありましたが、ここまで乗り越えることができたのは公務員になりたいという思いが心の底に残っていたからだと思います。初心を忘れず、最後まであきらめずに今できることをやってください!そうしているうちに道は開けると私も信じています。
 皆さんのご健闘をお祈りしています。