2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分なりに努力して乗り越えた公務員試験」

明治大学 文学部4年(受験時) 1.0年講座 6月生
プレミアムコース

最終合格特別区Ⅰ類、国家一般職

二次辞退国税専門官

―漠然と人の役に立つ仕事がしたいと思った―

 漠然と人の役に立つ仕事をしたいと考えており、そこで真っ先に思い浮かんだのが公務 員でした。また、自分がやりたい仕事の分野を考えてみたときに、やはり公務員として社会に貢献していく方が自分に向いているのではないかと思ったため、公務員を目指しました。

―公務員を目指す受験仲間をつくりたかったので、EYEに―

 入塾前にEYEで個別相談をさせていただいたとき、岡田先生や受付の方々がとても親切に対応してくださり、アットホームな雰囲気の予備校だと思いました。私は、公務員試験を受験するにあたり、一緒に公務員を目指す受験仲間をつくりたかったので、EYEなら交流会やボランティア活動を通して知り合いができる機会が多いと思い、入校を決めました。

―個別授業が受けることができたのはEYEならでは―

 EYEでは自分で好きな時に講義のDVDを見に行けたので、無理なく自分のペースで勉強を進められました。また、個別授業では講師の先生と一対一で、自分の解けない問題をじっくり教えていただけて、とてもありがたかったです。公務員試験の予備校において、個別授業が受けられるのは受講生一人一人との距離が近いEYEならではだと思います。

―私の学習の流れ―

スタート期(6月~9月)

 まず、数的処理と憲法、ミクロ経済の講義DVDを見始めました。受講後は、復習としてレジュメを読み込んだり、ダーウインを解くようにはしていましたが、まだ最低限の勉強しかしていませんでした。この時期は、修得するのに時間がかかる科目(数的処理、文章理解、経済など)や他の科目にも波及する科目(憲法など)を中心に、少しずつ勉強していくと秋以降の勉強もスムーズに進められると思います。

中間(10月~12月)

 数的処理や文章理解には毎日取り組みつつ、民法や行政法、マクロ経済を中心に週2~3本ほど講義DVDを見ていました。そして、余裕が出てきたら世界史や日本史などの教養科目のDVDも見ていました。私は“経済は10月まで、法律系は12月までに絶対終わらす”と決めて勉強していたのですが、それで正解だったと思っています。主要科目を早めに一通り勉強できたことで、年内のうちから問題演習の時間を多く確保でき、基礎を固めていくことができました。

直前期(1月~6月)

 年明けは行政学や政治学などの“学系”と言われる科目を受講しつつ、主要科目の問題演習を行っていました。2月以降は、受験先の過去問500とスー過去をメインにひたすら問題演習をしました。また、電車の移動時間や寝る前の時間を活用して、速攻の時事や小論文、暗記ノート(後ほど説明します)を繰り返し読みこんでいました。私は、基本的に自宅で勉強していましたが、やる気がでないときや気分を変えたいときはEYEや大学の図書館も利用していました。気分によって勉強スタイルを変えていたのが私には合っていたと思います。

―私の面接・論文対策―

 面接対策はチューターゼミに参加し、先輩方に面接練習をしていただいたことで、面接の内容や雰囲気を知ることが出来ました。また、先輩方が丁寧なアドバイスをしてくださったので、自分の改善点を早いうちから見つけることもでき、参加してとてもよかったです。実際に本格的な面接練習を始めたのは、6月下旬からでした。友人やEYEの講師の方々、大学のキャリアセンターの方々にできる限り面接練習をしていただきました。また、面接対策用のノートをつくり、自分の面接カードを基に聞かれそうな質問を想定して、ノートに記入していました。私は面接に苦手意識をもっていましたが、苦手だからこそしっかり面接対策を行ったことで、“これだけやったから大丈夫”と言う気持ちで本番は臨むことが出来ました。

 論文対策は友人とグループを作り、一人4~5テーマほど担当して模範論文を作っていきました。論文は丸暗記するのではなく、そのテーマの論文の要点だけをつかむように読みこみました。論文の書き方にはある程度“型”があるので、その型に当てはめて書くようにしました。そうすることで、本番で用意していないテーマの論文を書くことになっても、そこまでパニックにならずに書けると思います。また、論文はどのテーマも書くべきことがあらかじめ決まっているので、対策さえちゃんとすれば必ず書けます。ですので、これまで作文や文章を書くことが苦手だった人も公務員試験の論文に対しては苦手意識をもつ必要はないと思います。

―覚えられていない事柄を青のボールペンでノートに書いていき、“暗記ノート”を作成―

 あくまでも、問題演習をして覚えられていないことだけを短い文章で書いていくことで自分の暗記すべきことが明確になりました。さらに、どうしても覚えられないところや模試などで出題されたところには赤いボールペンで下線を引き、目立たせるよう工夫しました。暗記ノートは普段の学習において役に立っただけでなく、試験当日にはお守りになり、“これだけ勉強したから大丈夫”と思うことができました。

―“大変だ、きついな”と感じるということは、それだけ一生懸命頑張っている証拠―

 これから公務員試験を受験される方々は、今後体力的・精神的につらく、大変に感じる時があるかと思います。私もきついなと感じるときがありました。ですが、今思うと、それは合格するために必要な過程だったのだと思います。“大変だ、きついな”と感じるということは、それだけ一生懸命頑張っている証拠だと思います。皆さんはこのような時がきたら、自分はいま頑張っているんだなと思って、まずは自分のことをほめてあげてほしいです。また、疲れたときは誰かに相談してみてください。EYEには力になってくれる方々がたくさんいると思います。合格体験記を読んでくださっている皆さんの合格を祈っています。