2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「最後まで諦めなかったからこその合格」

國學院大學 経済学部4年(受験時) 2年講座 8月生
主要5科目+ベーシックコース

最終合格さいたま市(大卒程度)、国税専門官

二次辞退小金井市一般事務A

-父の背中を追って-

 公務員を目指そうと思ったきっかけは、父が地方公務員だったからです。何になりたいか、という将来像が特になく、とりあえず、父と同じ、公務員でも目指してみるか、という軽い気持ちからスタートしました。しかし、様々な公務員の説明会等に参加し、お話を聞くうちに、人々の生活を支える仕事に携わりたいと思い始め、合格して、公務員になってやる、という思いが日に日に強くなっていきました。

-國學院大學内の公務員ガイダンスに参加して-

 EYEの存在を知ったのは、大学で行われていた公務員ガイダンスに参加した時でした。そこでEYEの先生、関係者の方々と、勉強の進め方、大学と公務員勉強の両立の仕方等のお話を伺ったことで、ここでなら私も公務員になれるのでは、と思ったことが入学の決め手です。

-自分のペースで進めることができた-

 入学する前は、2年の夏休み終わり頃に入学して、長い期間コツコツ勉強しなければいけないものなので、途中で嫌になってしまうのではないか不安だったのですが、自分の好きな時間に来て、好きなように勉強を進めることができたので、あまり苦にならずにやってこられたんだと思います。
 また、1ヶ月に1回のペースで先生のところに進度等の相談をしに行っていたので、いつまでにどこまでやればいいのか自分に合わせた予定も立ててくださったので、勉強の進みに不安を感じることはありませんでした。
 それと、過去の先輩方のデータもたくさんあったので、不安になった時はそのデータも参考にさせていただけたので、その点も良かったと思います。

-私の学習の流れ-

スタート時期(H.28 9月~)

 大学2年の夏休みの時に入学したので、余裕があり、はじめは1週間に2、3本DVDを進めて…ぐらいしか勉強していませんでした。数的・判断はどちらかというと得意な方だったので復習もそんなに時間かけていませんでした。

中間期①(H.29 4月~8月)

 先生と相談しながら、DVDの消化を進めていました。3年になってから入学してくる人が多いと聞いていたため、自分には余裕がある、という謎の優越感があり、まだ勉強にそんなにやる気が入っていませんでした。

中間期②(H.29 9月~H.30 1月)

 説明会等に参加したり、EYEで開かれた合格者の体験記等の話を聞いたりするうちに、そろそろ本気にならないと、という気持ちになって来た頃です。また、大学内でも友人たちが就活モードに移行して来ている時期で、流石にそろそろやらないとまずい、という気持ちになりました。それと同時に、今まであまり復習に時間を使ってこなかったことを悔やみ始めた時期でもありました。大学の勉強のほうもありましたが、少しずつ公務員勉強の時間を伸ばしていきました。レジュメやダーウィンを少しでも見るようにしていました。

直前期(H.30 2~6月)

 DVDはほとんど見終わっており、大学も春休みに入っていたので、家の近くの図書館で1日こもって勉強していました。今まで復習を怠っていた分、ところどころしか頭に残っておらず、ほぼ1からの勉強のようになってしまい、すごく苦しかったです。その結果、5月初めの特別区の試験は間に合わず、落ちてしまいました。先生との面談でアドバイスを頂いたり、先輩方の1日の勉強スケジュールを見させて頂いたりし、改めて自分の1日のスケジュールを見直し、勉強に励みました。そこから約1ヶ月後にある、第一志望であるさいたま市の試験までが試験勉強の中では一番苦しかったです。先輩方の中には1週間に一度まったく勉強をしない日を作り、自分のバランスをとっていらっしゃる方もいると聞きましたが、自分にはそんな余裕はなく、毎日本当に辛かったです。ただ、なんの楽しみもなく続けていても苦しくなる一方だったので、お昼休憩の時は、その時だけ好きな動画を見たり、勉強に好きな飲み物買って持って行ったりはしていました。

-私の面接、論文対策-

 EYEでは、模擬面接をしてくださったので、本番面接の前の模擬面接を本番と思いながらできるよう、それまでにしっかり準備をして臨みました。自分自身話すことがあまり得意ではなかったため、自分の面接に対して、少しでも多くの人の意見が聞きたいと思っていました。しかし、同じ公務員を目指す友達がそんなにいなかったため、大学のキャリアサポート課等も利用していました。その甲斐もあり、模擬面接で良い評価を頂けたので、自信に繋がりました。

 論文対策は特別区等の先輩方の作ってくださったものを参考に、要点をまとめたノートを作ってそれを見ていました。直前期は専門・教養の択一問題の方で手一杯だったため、あまり論文対策に力入れられませんでしたが、要点だけでも覚えて置けるよう、毎日眺めるだけでもしておこう、というふうに決めていました。
 さいたま市の試験も特別区の論文を参考にしていました。さいたま市と特別区の論文の内容に少し違いがあったため、その時は特に全体の構成に重点を置いて見ていました。
 国税専門官の専門論文では、行政科目記述答案集のレジュメをひたすら覚えていました。10問解答例として載っていたので、それだけでも書けるように、という気持ちでやっていました。

-日々の目標設定の重要性-

 時間と今日やるところを細かく決めて勉強していました。私自身、ただ目標もなく机に向かっているだけだと、進みが悪く、だんだん眠くなって来てしまいました。細かく予定を決めたことでこの時間までにここまで終わらせなきゃ、という焦りが生まれたり、1日が終わって、今日やるべきことが全て終わった時には大きな達成感が感じられたりもします。
 それと、科目の重さによって、これは毎日、これは2日に1回、というふうに科目を分けて、勉強を進めていました。暗記科目は、前回やったところの復習と今回進む分とをやっていたため、どうしてもやる量に限りがあったため2日に1回の科目を作りました。1日の科目数が減った分、進むときは集中して進められるようになりました。

-最後まで諦めず、悔いのないように-

 私自身、第一志望には、合格できましたが、早めからEYEに入学して勉強を始めていたのに、最後の最後苦しい状況になってしまいました。直前期は、あの時やっていれば…という後悔を何度もしました。悔いのないよう、少しずつでもいいので、進めていければ、私のような後悔をせず、合格をつかめると思うので、頑張ってください!
 また、たとえ、今からだと遅いかな…と思っている方でも、そんなことありません!どうしよう、間に合わないかも…と、思っていた私でも間に合いました。諦めずにやれば合格できます!頑張ってください!