2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「努力が自分の一番の自信」

立教大学 法学部4年(受験時) 1.0年講座 2月生
ベーシックコース

最終合格国家一般職 、特別区Ⅰ類、国税専門官、日本司法支援センター

―公務員試験なら自分の努力次第で合格できる―

 私が公務員を志望した理由は、公務員試験が自分の努力次第で合格できるものだと思ったからです。大学3年生の進路をそろそろ考え始めた時、民間企業か、公務員かの二者択一でした。私は、民間企業の面接で落ちるより自分の勉強の力不足で落ちた方が、自分が納得できると思ったため公務員を目指し始めました。

―“公務員専門予備校”が入校の決め手―

 公務員になるためには、予備校に入ることが一般的だと思ったので、「公務員 予備校」で検索して、とりあえず、たくさんの予備校のパンフレットを取り寄せました。その中で一番分かりやすいパンフレットだったのがEYEだったからです(笑)あと、公務員専門の予備校だというところも決め手でした。

―岡田先生と出会えたことがEYEで1番良かった―

 1番は、岡田先生と出会ったことです。私は、全く生講義には出ず、全てDVDで学習を進めていました。ですので、公務員志望の友人もおらず、周りの受講生がどこまで進んでいるのか全くわからない状態のまま勉強を進めていました。しかし、進度が気になったときや自分の勉強方法、参考書など、不安なことがあったときは、岡田先生の個別相談を利用して質問して確認やアドバイスしてもらうことができました。1人1人の状況や進度によったアドバイスがもらえることは非常に力強いと思います。
 また、週間学習表を添削してくださっていたことも助かりました。チューターの方に自分の使っている参考書や方法、勉強時間を知ってもらい、それに対するアドバイスやチューターの方が実際にやっていた勉強法、息抜きを教えてもらいました。そして、励まし、応援のメッセージが自分の毎週の勉強を頑張るための大きな力になっていました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(2~7月)

 2月に勉強を始め、EYEの月間スケジュールでその月に行われる講義を確認し、その月までに同じペースで講義を見終えるようにしていました。講義の数は徐々に増えてきましたが、遅れないように気をつけていました。あとは、毎回の講義の復習を、DVDを見たその日に30分程度ダーウィンとレジュメを見ながら行っていました。(バイトも週4~5でやっていました)私は、学期末試験を頑張らないと単位が取れないに学部に所属しておりまして、3年生の後期は、公務員試験に集中したかったため、前期にできるだけ科目を詰め込みました。その結果、7月はほぼ大学の試験勉強に時間を使い、公務員試験はDVDも含めて進めることができませんでした。

中間(8~12月)

 大学も夏休みに入り、今まで遅れていた分のDVDの消化に励みました。加えて、ダーウィンの解き直しも始めました。夏休みは週に10~15時間程度、科目は数的を中心に行っていました。
 夏休み明けからは、進んでいく講義を追っていくこと、数的、経済を中心に復習を繰り返しました。ミクロは、講義を見終わってからすぐにスー過去を買って解き始めました。マクロは、講義と並行しながらスー過去も進めていきました。小論文対策もスタートさせました。進んでいく講義に着いていくことと同時に、今までやってきた勉強の質を下げずに並行してやっていくことが大切だと思います。11、12月は週30~50時間の勉強、バイトも週2まで減らしていました。

直前期(1~6月)

 全科目一通り勉強したあとはひたすら繰り返し問題集を解き続けました。スー過去の解き直しとレジュメの読み込みを何十回とやりました。3月頃からは完全にバイトも休み、4年生からは大学で1つも授業をとらず家に引きこもり、1日12時間ほどやっていました。家族以外と会話をすることがなくなり、楽しみを見出せることもなくなり、完全にモチベーションが下がりましたが、ここまで来てやめるわけには行かないという完全な意地と根性で勉強を続けていました。(なにか手軽にできる息抜きを自分の中で見つけておくのが効果的だと思います!!食べ物とか…)寝ることが唯一、勉強から解放される時だと思っていたので、睡眠はしっかりとっていました。だから、体調を崩さなかったのだと思います。

―論文は書いてスラスラ言えるまで暗記―

 論文は秋頃から対策を始めました。通常の小論文の講義と秋の論文対策講座から、どういうテーマが出されるか把握しました。レジュメの文章を参考にしつつ、自分なりに調べたり、考えたりしながら1本、小論文を作る。というプロセスで、「小論文の日」を決めて、1日2本×10日で最初は20テーマの小論文を作りました。その20テーマの小論文をファイリングして、毎日3テーマずつ暗記することを繰り返しました。3週目あたりからはほぼ暗唱で、何も考えずスラスラ言えるようになりました。直前期の小論文の勉強は、1日、3テーマの暗唱だけだったので15分の勉強の気休め程度でしたが、暗記してしまえば、本番に自分の持っている引き出しからスラスラ出せるのでいい勉強法だったと思います。あと、時事や模試で特にピックアップされている問題についても、自分で小論文を作っていたので、最終的には25テーマくらいになっていたと思います。

―面接はEYEの仲間やキャリアセンターで練習―

 面接は筆記試験が終わるまで眼中にありませんでした。特別区の合格発表があってから面接対策を始めました。私は、その時点まで予備校に友人がおりませんでしたが、合格者同士でその時、面接対策用のグループを作り、一緒に面接対策をしました。あと大学のキャリアセンターも利用しました。模擬面接→自分の回答をよく練る→模擬面接…といった感じの繰り返しです。特別区の面接以降は、面接が続いたのであまり練習していませんが特に難なく終わりました。

―直前期は本番に向けて時間を意識―

 科目数が多いので、直前期には科目ごとに時間を計って勉強し、毎日全ての科目をやるようにしていました。日本史と世界史は、ほぼ無知だったので講義を見ただけでは全く理解できませんでした。しかし、捨てるわけにはいかなかったので参考書を買い、かなりの時間をあて、繰り返し解き直しました。苦手な科目であってもできるだけ点を取りやすい科目は捨て科目にしないようにしました。
 教養科目は時間との戦いなので、過去問を解く際には時間を計り、解ける問題を見極めて、点数を取れるよう判断する力を養いました。文章理解は問題数が多く、1問あたりの文章量も多い為、毎日10問ほど解き、本番で途中、力尽きないように慣れさせていました。
 面接対策では、自分の話を自分の言葉で伝えられるように練習しました。面接用にノートを作り、1つの経験に対して、困難だったこと、学んだこと、役割、仕事に活かせること、をそれぞれ書いていました。また、毎日新聞を読み、気になるニュースを切り取ってそれについての考察を考えたりしていました。

―今できることに全力を尽くす!―

 自分が1番勉強している、と思えるだけの勉強をして、悔いのないように頑張って欲しいです。最終的にもっと勉強しておけばよかった…と思わないように今できることに全力を尽くせば結果も付いてくると、私は信じていました。私は、第一志望から内定をもらって喜んでいる姿を想像して勉強していました(笑)あと少し、あと少し、1つずつ困難をクリアしてやっと目標に到達することは大きな達成感と喜びです。皆さんが自分の目標を達成できること、応援しています!