2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「凡事徹底」

大東文化大学 経営学部4年(受験時) 1.0年講座 1月生
プレミアムコース10

最終合格特別区Ⅰ類、国税専門官、松戸市上級

―始めは安定した給与や福利厚生など漠然とした理由で公務員を目指した―

 夏休みにインターンシップに参加し様々な業務を経験させていただいたことや、説明会で色々なこと知ることで公務員に対しての思いは日に日に大きくなってきました。最終的には、地域の方の生活を支え、地域の皆様の幸せに携わりたいと強く思ったため、必ず合格し実現するという強い信念を持つことができました。

―どこの予備校でも勉強はするので、勉強面以外を重視して予備校選びをした―

 EYEに入学を決めた理由は何よりもアットホームな雰囲気であり、特に最初の個別面談で初めて話すのに、親身に相談してくれた岡田先生の存在が大きかったです。どこの予備校に入っても勉強はするので、勉強以外の面を重視して予備校選びをし、最終的にEYEを選びました。
 また、私のバイトは固定シフトであったため生講義に参加できないことがほとんどでした。しかしEYEは生講義に参加できなくても後日DVDや自宅でも見ることができ、時間にとらわれず自分のペースで勉強を進めることができるといったことも大きな要因でした。

―チューターの方や岡田先生と個別面談をすることで悩みが解決できた―

 公務員を目指している仲間たちと同じ空間で勉強するというのはとても刺激になります。周りが頑張っているから自分もあと一息頑張ろうという感じでとても良い空間でした。疲れた時には下に降りて岡田先生や受講生と軽く雑談することで気分転換もすることができました。また、チューターの方や岡田先生と個別面談をすることで自分の勉強方法が明確になったり、悩みの解決ができたりなどその点でもEYEでよかったと思っています。

―私の学習の流れ―

スタート時期(4~8月)

 講義に遅れないようにし、講義に出れなくてもなるべく早めにDVDを見るようにしました。この期間は週2,3本DVDを見て、週15~20時間勉強しました。始めは勉強できる教科も少ないため、数的処理、判断推理は毎日やり基礎の定着を目指してきました。また、憲法は寺本先生のレジュメとダーウィンを使いながら勉強してきました。GWや夏休みは遊ぶことも増え勉強できないことがありましたが、勉強できない分はその前日か後日に多めにやることでカバーし、週の目標時間に支障をきたさないようにしてきました。

中間期(9~12月)

 講義も少しずつ消化し、勉強する科目も増えても毎日数的と判断は欠かさずに行い、週25~30時間勉強してきました。9月頃からは民法、ミクロ、11月から年明けにかけてマクロ、行政法をDVDで見て勉強を行ってきました。ここで私が心掛けたのは、DVDを見た次の日に復習を行い、記憶の新しいうちに少しでも定着するようにしました。民法、行政法は憲法と同じく、寺本先生のレジュメとダーウィンを利用し、ミクロはダーウィンを2周した後スー過去に移りました。マクロは逆算し、ダーウィンをやっていたら特別区の試験までに間に合わないと判断したため、講義をすべて見終えたらすぐにスー過去に移りました。スー過去をマスターできればたいていの試験には対応できるため、早めに取り掛かることをお勧めします。私はその結果、どの試験においてもミクロ、マクロは8割以上を取れました。

直前期(1~5月)

 ここでの勉強の仕方が合格するかしないかを大きく左右すると思います。この時期は週60時間を目標に1日9~11時間ほどやってきました。ただ闇雲に勉強するのではなく、苦手な分野、問題はなぜ苦手なのかを分析し、頭の中を整理しながらできるまで繰り返しました。また、1日の初めに今日やる教科を決め、バランス良く勉強するようにしてきました。3月からは特別区の過去問に取り組み始め、傾向をつかむことを意識しました。この時期はとにかく問題を解くこととレジュメを読み込むといったインプットとアウトプットが重要だと思います。そして、気持ちが切れてしまう時は友人や家族と関係ないことを話すことなどして、気分転換をしてください。私の場合、無理して追い込んでも頭が働かず結果要領が悪くなることがあったので思い切って休むといったメリハリはとても重要です。

―私の面接、論文対策―

 面接対策はチューターゼミへの参加やEYEの仲間と10~15人のグループを組んでほぼ毎日行ってきました。他にもEYEや大学のキャリアセンターで模擬面接を行ったり、東京しごとセンターなどの機関を利用したりして多くの人に面接を見てもらうように心がけました。面接の仲間を作るために合格者説明会などの交流の機会は積極的に参加することをオススメします。
 論文対策は秋頃から6人でグループを組んで、頻出テーマを中心に要点をまとめ、答案作成を行ってきました。しかし、こちらでつくった答案作成を私は利用せず、EYEの先輩から頂いた寺本先生の論文対策のレジュメを使って論文対策を行ってきました。私の場合テーマを12.3ぐらいに絞りやっていたのですが、本番では絞っていたのが当たったため比較的時間に余裕をもって書くことができました。20前後用意する人もいると思いますが、私としては、12.3くらい用意しておけば少しずれたテーマが出題されても論点をかき集め書くことができると思うので十分かと思います。また、速攻の時事などの時事本も論文対策にはかなり有効なので積極的に活用してください。

―1日の流れを完全にルーティン化していた―

 もちろん日中の勉強する教科は日によって多少は異なりますが、直前期(1月~)は、朝の電車の中で論文の論点ノート見返してインプットし、駅から予備校までの歩いている間でブツブツ言葉にしながらアウトプットを行ってきました。そして帰りの電車は速攻の時事をひたすら読むという時間にあてていました。また、各教科をテーマごとに勉強するのではなく、自分で決めた時間内でできるところまで進めるといったやり方に変えてから、触れる教科が格段に増えたため効率が上がったかと感じています。私は周りより賢くないというのは自負していたため、できるだけ早い時期から勉強を始め、少しずつ定着させることを意識しました。

―大学受験失敗しまくった私でも継続し最終合格することができた―

 ここまで読んでいただきありがとうございます。これは公務員試験のみならず全てにおいてそうですが、努力をすれば必ず報われるとは限りません。しかし成功した人はみんな努力しています。今勉強している人もこれから勉強しようとしている人も正直受かるかとても不安だと思います(実際私もそうでした、、、)。しかし努力しなければ受かるもの受からないので最後まで諦めずに突き進み勉強を続けてください。努力の継続こそが合格への最大の近道だと思います。実際、大学受験失敗しまくった私でも継続し最終合格することができたので皆さんはきっと大丈夫です!
 一生のうちのたった数か月です。その数か月を死ぬ気で努力すれば明るい未来が待っていると考えて今頑張ってください。拙い文章ではありますが、少しでも参考になるものがあれば幸いです。皆さんの成功を心よりお祈りしています。頑張ってください!