2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「特別区技術職の合格への道」

日本女子大学 家政学部4年(受験時) 8ヶ月講座 9月生
警察消防教養プレミアムコース10

最終合格特別区Ⅰ類(衛生監視)

―保健所で働きたいと思い公務員の衛生監視に―

 公務員を目指したきっかけは、"衛生に関する仕事がやりたい"という思いからでした。そして保健所の公務員の仕事を知り、ここで働きたいと強く思うようになりました。しかし専門職ということもあり、調べてもどうやって勉強すればよいか分からず路頭に迷っていた私がたまたま見つけたのが大学生協を通じて知ったEYEでした。

―岡田先生が公務員試験について丁寧に教えてくださった―

 何もわからないままとりあえず申し込んだ個別相談でしたが、私の知りたかった公務員試験について1から丁寧に教えてくださいました。今の時期からだと一日何時間やればいいか、どの科目から行えば効率よく勉強できるかなどが明確になり、この予備校に通えば自身ではまかなえない部分の勉強がカバー出来る、と強く感じ入塾しました。

―私の学習の流れ―

まずは教養対策を中心に(9月~12月)

 私が受験した特別区衛生監視は教養試験、専門試験、論文がありましたが、専門試験は学校の授業で行った範囲からも出題されるためにまずは教養試験の勉強を優先して行いました。9月に勉強を始めましたが、その時点でほとんどの講義は終わっていたため受講はDVDが中心です。判断、数的、憲法を中心に週に15時間分の授業を消化する目標を立て、勉強を行いました。私はDVDを倍速で受講していましたが、今振り返れば効率重視の私にとってはDVDでの講義はピッタリの方法だったように思います。
 受講以外ではダーウィンで間違えてしまった問題を繰り返し解いたり、問題数の多い数的ではクイックマスターを用いて希望受験先で頻出の問題を中心に演習を行いました。この時期にいかに問題演習を行えるかが非常に重要だと思います。
 特別区は論文が重視されるためにこの時期から少しずつ取り組むようにしました。私は文章を構成したり、書いたりすることは比較的得意な方ではあったので、その分ひたらすらネタを集めることに尽力しできるだけ多くの論文対策本を読みました。論文には文章力だけでなく知識も求められるのでいかに幅広い情報を得られるかが鍵になります。ぜひ日頃から新聞やテレビなども交えつつネタ集めをこまめに行ってみてください。

技術職の専門試験対策はひたすら過去問を(1月~5月)

 1月、2月頃にやっと教養科目が固まってきたので、受験先である特別区の過去問に挑戦しました。そこで自分の苦手な分野が分かり、焦りが生まれました。今思えば全部解けなくても、もっと早いうちから受験先を意識して過去問に目を通すべきだったと思います。
 そしてこの位の時期から、それまであまり触れられていなかった専門試験を中心に学習を力を行いました。
 専門試験の勉強は独学でしたが、過去15年分の過去問をひたすら繰り返し解くことで傾向を自身で分析しました。同じような問題でも違う聞かれ方をすることが多くあります。ただ答えを覚えるだけでなく"何故そうなるのか"をしっかりと考えて、分からないものは大学の先生に聞いたり、図書館で本を借りて知識の幅を深めることを意識して取り組みました。その成果もあり、初めて見る問題にも焦らずに答えることが出来たと思います。
 技術職は専門試験対策が難しいかと思いますが、過去問をきちんとやっていれば必ず点数はとれます。参考書などは発売されていないこともあるので、早いうちに過去問を中心に傾向と対策を行ってください。

―私の面接対策―

 面接対策は同じ受験先の仲間と6月終わり~7月にかけて、ほぼ毎日行いました。技術職でも事務職の方と面接内容はほぼ変わらないので気にすることはありません。私はそれまで一般企業の就活を行っていなかったので面接に不安もありましたが、EYEや大学での模擬面接のおかげで本番はリラックスして臨むことが出来ました。面接対策の時期は仲間の意見をたくさん聞けて、自分にない視点を得ることが刺激となり、とても楽しかったです。楽しみながら面接対策を行えたことが、私が最終合格を得ることのできたひとつの大きなポイントだったように思います。

―辛いときほど周りに頼って―

 振り返れば勉強を始めた9月から合格まであっという間の期間でした。大学との両立もあり、なかなか思うように進まないことも多くありましたですが、そんな時に岡田先生が適切なアドバイスを下さったことで本番までモチベーションを保って頑張ることが出来ました。1人で勉強しているだけでは心が折れていましたが、先生方やスタッフの方、仲間の支えがあったからこそ得られた合格だと実感しています。みなさんも辛いときほど周りに頼ってぜひ合格を手にしてください!!