2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「実習と両立しての合格」

東洋大学 社会学部4年(受験時) 1.0年講座 1月生
ベーシックコース

最終合格特別区Ⅰ類

―両親が公務員なので自然と公務員の興味を持つように―

 両親が公務員として働いていることもあり、自然と公務員という仕事に興味を持つようになりました。その中で、大学で学んでいる福祉の知識も生かしながら、住民の方と近い距離で接し地域に貢献できる仕事がしたいと考え、地方公務員を志望しました。また、将来長く働き続けたいと考えていたため、女性として安心して働き続けられる環境が整っている点も魅力的だと感じました。

―EYEには挫折せずに頑張り通せる環境が整っていた―

 私は夏に24日間の実習があるため、勉強が遅れてしまうことに対して不安がありました。しかし岡田先生のもとに個別相談に伺った際に、同じような状況で試験を乗り越えた先輩方もたくさんいることを教えていただき、勉強の進め方について丁寧にアドバイスをしていただきました。このように、1人1人に合わせて親身に相談に乗ってもらえることや、DVDブースがいつでも使用でき自分のペースで学習を進められる、交流会等を通して受験仲間を作れる等、EYEには挫折せずに頑張り通せる環境が整っており、ここでなら頑張れると思い入学を決めました。

―モチベーションが下がってもEYEに行くことで立て直せた―

 岡田先生の個別相談や合格した先輩方によるアドバイス会など、試験を乗り越えるための手厚いサポートをしてもらえたところです。また、公務員になるという同じ目標に向かって頑張っている仲間がたくさんいるため、モチベーションが下がってしまった時にもEYEに行くことで気持ちを立て直すことができました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(2月~7月)

 始めは福祉職と行政職のどちらを受けるか迷いがあったため、教養科目・専門科目の両方を勉強しました。夏までは運転免許の教習にも通いながら何とか講義についていくのみで、復習はほとんどできていませんでした。しかし、通学時間などの空き時間を見つけて、少しでも講義のレジュメを読み返したり、授業で解いた問題をもう一度解いたりするように心掛けていました。

中間期(8月~1月)

 8月下旬から9月下旬にかけて社会福祉士過程の実習があり、全く勉強に手を付けることができませんでした。実習後も提出物に追われてなかなか気持ちを切り替えられず、気が付けば10月半ばになっていました。このままではいけないと思い、岡田先生に個別相談をお願いしたところ、今後の勉強の進め方について親身になって相談に乗ってくださり、「今からでも間に合うよ」と励ましていただきました。それから公務員試験に向けて気持ちを切り替えることができました。また、迷っていた職種も、この時期に事務職にすると決断でき、それに向けて集中して試験勉強に臨むことができました。

直前期(2月~5月)

 学系科目や教養科目の一部がまだ残っていたため、EYEの自習室に来て午前中に1日に1~2コマずつDVDを見て、午後から問題演習をしていました。直前期にも関わらず復習が全く追い付いておらず焦る気持ちもありましたが、苦手な科目に関しては基礎からじっくり取り組むなど焦りすぎずに自分のペースで進めることを心掛けました。問題演習では、ダーウィンやスー過去などの問題集を使い、毎日なるべく多くの科目に触れるようにしていました。その際、タイマーで時間を測りながら解くことで、効率よく勉強を進められるようになりました。3月からは特別区の過去問を中心にひたすら問題を解きました。苦手な科目も過去問だけは解くようにしていました。

―私の面接・論文対策―

 面接対策は6月の終わりごろからEYEの受講生同士で集まって、一緒に面接カードを作ったり、質問の答えを考えたりして徐々に面接に向けて準備を始めました。面接の3週間ほど前からはキャリアセンターを活用し、面接カードの添削や模擬面接を行いました。大人の方と面接練習することで本番に近い雰囲気を経験することができました。また、友人とも時間を測って1人ずつ受験生役・面接官役を交代しながら練習しました。お互いにアドバイスし合ったり、友人の受け答えの様子を見て良いところをたくさん吸収したりできるため、かなり成長できると思います。面接の前は本当に不安になりますが、友人と話して悩みを共有することで自分1人じゃないと思い、最後まで頑張ることができました。

 論文対策は友人と協力して2月~3月にかけて15テーマほど用意しました。私は文章を書くことが苦手だったのですが、EYEの論文参考ノートをもとに自分なりに作成していくうちに、自然と書き方を覚えることができました。また、実際に書く練習としては模試を活用していました。まだ知識が不完全であっても、自分が今持っている知識で時間内に書くという経験をすることも重要だと思います。試験直前は、模試で出たテーマなど特に出そうなところを中心に、寝る前に読み込んだりまとめたりして頭に詰め込みました。

―苦手な数的なノートを作成し、過去問と並行して毎日解くようにしていた―

 苦手な数的は直前対策講座を受講し、講座内で扱った問題とその解き方をノートにまとめ、それを過去問と並行して毎日解くようにしていました。そのノートを試験会場にも持って行き、朝の時間に数問解くことで緊張を和らげることができました。また、直前期は模試で出た分野の問題を重点的に解くなど、出題される問題をある程度予測して勉強するようにしていました。

―自分のペースで勉強を―

 サークルやアルバイト、実習等で忙しく思うように勉強時間が確保できないと、不安な気持ちになることもあると思います。しかしそんな時でも、周りと比べて焦りすぎず自分のペースで勉強を進めていくことが大切だと思います。また、試験勉強以外の経験が2次試験の対策に役立つことも多くあります。私自身も実習との両立は大変でしたが、今となっては行ってよかったなと強く感じています。自分がやっていることを信じて、最後まで諦めずに努力すれば、結果はついてくると思います。辛くなった時には息抜きもしつつ、絶対に○○で働きたい!という強い気持ちを持って悔いのないように頑張ってください!!