2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分を信じて最後まで気持ちを切らさないこと!!」

既卒26歳(受験時) 短期講座 11月生
プレミアムコース10

最終合格特別区Ⅰ類、松戸市上級

―地域に密着した仕事がしたい―

 公務員の職務である行政活動を通じて、地域住民の生活を支える事や街の発展に貢献できる点に魅力を感じたからです。住民との距離が近く、地域に密着した活動が行える職務に携わりたいと考えていたことから、地方公務員を志望しました。

―アットホームな雰囲気―

 複数の予備校を見学したなかで、最もアットホームであると感じたからです。某大手予備校のような最新設備はありませんでしたが、充実したサポート体制に魅力を感じてEYEへの入学を決めました。入学前であるにもかかわらず、岡田先生が親身になって相談に乗ってくれたことも選んだ一つの要因です。

―私の学習の流れ―

スタート時期(11月)

 民間企業退職後に公務員勉強一本に集中し、短期間で合格を目指す道を選択しました。
 11月中旬の入学直前までは民間企業に勤務しており、中途半端にしたくないという思いからEYEに入学するまで公務員勉強等は一切行いませんでした。  入学時点で最初の試験まで約半年まで迫っている状態でしたので、「早い時期から勉強している受験生に追いつきたい」という思い一心で学習に励みました。週70時間程度を目安に判断・数的推理、ミクロ・マクロ経済、憲法などを中心に講義の復習やテキスト、問題集ダーウィンを進めていきました。

中間期(12月~2月)

 講義の受講数が増えれば増えるほど復習量の範囲は当然に拡がります。周囲と比べて遅れている分、「早く講義を進めたい」という焦りと「内容を理解できていなければ意味がない」という現実思考の2つの気持ちが常に頭のなかをよぎる、そんな毎日でした。この時期は勉強する科目が急速に増えたので、効率を考えながらできる限りバランス良く学習することを意識しながら取り組みました。復習の回数を重ねるにつれ、各教科の復習時間を少しずつ縮めて効率化することができますので、その点を意識すると良いと思います。月1回程度、担任である岡田先生に学習進捗状況などを報告相談して、適切なアドバイスを頂きながら取り掛かる事をお勧めします。

直前期(3月~6月)

 この時期はプレッシャーとの戦いです。どんな状況であっても、気持ちを強く持って粘り強く取り組むことが大事です。「ここまでやってきたことを急に変えない」そのことが自分を楽にすると思います。例えば、今までに使っていなかった参考書を急に付け足すなど…特に直前期は周囲からのいろんな声が耳に入ってきますが、惑わされずに最後まで駆け抜けましょう。疲れを感じた時には、無理をせず息抜きも忘れずに。

―面接はグループで、論文は個人で―

 面接対策は一次筆記試験通過後に予備校内で面接グループを紹介して頂き、そこに参加させてもらって模擬面接を行いました。同時並行で自己分析や街歩き、自治体の政策研究等を個人で取り組んでいました。面接練習については失敗や恥を恐れず、何度も挑戦する事が大事だと思います。可能であれば、1つのグループ内のみで練習するのではなく、EYEのOBの方々や、同じ自治体を受験している友人の知人など様々な方と練習することをお勧めしたいです。本番では自分が全く知らない面接官を相手にお話しをします。なので、日頃から初見の方と緊張しながら練習しておけば、実践的なシミュレーションを行う事ができます。問題点の改善を重ねながら、自信を身に付けていきましょう。
 論文対策はグループで対策を進めている方もいますが、私は個人で進めました。寺本先生、林先生のレジュメを読み込み、論点・要点を抑えるようにしました。書く練習も何回かは行いましたが、基本的には頭のなかで答えを描くような学習法でやっていたので、本番では慌てて大変でした…時間に余裕があるのであれば、しっかりと書いて万全な対策した方が良いと思います。

―勉強は時間より内容―

 勉強時間がどうこうというよりもその内容を大事にしました。勉強時間を重ねるといった努力も当然大事ですが、そのことだけで満足しないということが重要です。
 また、公務員試験は科目数も多いので、ある程度の割りきりも大切だと思います。
 出題数から科目の優先順位を考えて、大事なところから取り掛かりましょう。
 勉強方法は様々なので自分なりの勉強を見つけて、点数が取れればそれで良いと思います。

―試験は自分との戦い、自分を信じて!―

 受験をしてみて、「公務員試験は自分との戦い」だと感じました。努力して良い結果が出ることもあれば、努力しても報われないこともあります。それでも、良い結果を得るためには努力は必要です。思うように成果が出ない時でも、少しずつ改善を重ねながら最後まで取り組んでみて下さい。それができた時には、きっと最後に結果がついてくるはずです。自分を信じて、頑張ってください。