2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「コツコツと周りと差がつく努力」

武蔵大学 社会学部4年(受験時) 1.0年講座 4月生
プレミアムコース10

最終合格国家一般職、国税専門官、特別区Ⅰ類

―だらだらとした大学生活に終止符を打ちたい―

 はじめは、だらだらとした大学生活に終止符を打ちたいといった漠然とした思いで公務員を目指そうと考えたのがきっかけです。勉強を進めていくと同時に、説明会やインターンシップに参加するなかで、公務員の様々な職種と魅力に気づき、必ず公務員になってやるといった強い思いが芽生えました。

―武蔵大生がEYEはとても多い―

 入校する前に二回ほど説明会に行かせていただいて、EYEのアットホームな雰囲気が自分に合っていると感じました。また、武蔵大学がEYEの学生の中で一番多いということを岡田先生が親身に教えて下さり、お互い高めあって合格を目指す事ができると感じたからです。

―いつもでも講義が受講できる―

 生講義に出る事ができなくても、いつでも自分の好きな時間にDVDで視聴する事ができるうえに、昨年のDVDも視聴する事ができるため、勉強の先取りをする事ができる点は、とても魅力的だと思いました。

―私の学習の流れ―

・スタート時期(4月~8月)

 この時期は、法律科目と数的推理を中心に勉強に取り組みました。他の人と差がつく勉強をしようと決めていたので、法律科目は、昨年の寺本先生のDVDを早めに視聴し、早めに問題集に取り組みました。昨年合格した先輩たちの勉強量をみたら、ダーウィン5周程度と書いてあったので、7.8周することを目安に取り組みました。
 数的推理に関しては、苦手科目であったので、毎日触れるようにしていました。しかし、図形はかなり苦手であり、勉強をして伸びる見込みがないと判断して、捨てる選択をしました。捨て科目を作ったからには、他の科目は確実にとることができるように意識して勉強しました。
 この時期はアルバイトに週5、6日入っていたのですが、電車や、学校の隙間時間を利用して毎日勉強していました。

・中間期(9月~12月)

 この時期は、スタート期に勉強した科目の勉強を継続しつつ、専門科目は、経済を中心に勉強しました。経済は、講義を一回視聴しただけでは理解できない事が多く、捨てるという選択をする人が多い科目です。しかし、経済はどこの試験種でも、ほとんどの出題があり、また、国家一般職の専門科目は、経済以外の科目の難易度が他の試験種と比べて高いため、経済を得点源の1つにする必要があります。
 教養科目は数的推理を中心に、軽く文章理解にもふれていました。しかし、日本史や世界史などの暗記科目にはまったく触れていませんでした。
 この時期に入ってもアルバイトは週4、5日程度入っていました。しかし、隙間時間はほとんど勉強時間に費やして、夜のバイトが終わった後の夜中の時間のみを、自由時間として、メリハリをつけていました。

・直前期(1月~6月)

 この時期は一気にやらなければいけない勉強量が増える時期です。さすがに週4,5日でバイトをしていた私も、1月、2月は週2、3日に減らし、3月は週1程度までに減らしました。4月からはバイトをしないで勉強だけに集中しました。
 専門科目は政治学などの学系科目を徐々に覚え始めなければいけないのですが、学系科目をやると同時に、今まで覚えてきた法律科目や経済科目などを必ず継続して勉強する事を意識していました。公務員試験では法律科目と経済科目が合格のカギを握っているといっても過言ではないといえます。
 教養科目は、日本史や生物などの知識科目を3月ぐらいから覚え始めました。数的推理や文章理解は、この時期ぐらいまでには力をつけていたので、知識科目中心で勉強しました。また、時事問題がかなり重要になるため、毎日勉強していました。
 勉強時間は、平均10時間程度していました。この時期は、本当に自分との戦いであり、予備校にきて勉強することに息がつまりそうになる日々でした。そのため、3月ぐらいからは、地元の公民館で、公務員を目指している高校の友達と勉強して、なんとか辛い日々をのりきりました。

―私の面接、論文対策―

 論文対策は、2月から徐々に取り組み始めました。私は国家一般職が第一志望であったので、論文対策はあまり力をいれませんでした。出題の可能性が高いテーマを6、7テーマと、模試で出題されたテーマを中心に勉強に取り組みました。取り組み方としては、論文の構成と、テーマごとのキーワードを暗記して、本番でどのような問題が出題されても、臨機応変に対応できるようにしました。
 面接対策は、筆記試験がすべて終わってから取り組みました。基本的には、大学や予備校の友達と、本番のような緊張感をもつことを意識しました。他には、大学のキャリア支援センターを利用することや、EYEの個別授業を利用しました。また、暇な時間では、面接で想定される質問の答えを、大まかに答えられるように考えました。面接は、本番で自信をもって臨むことができるように、出来る限り、練習を積むことが大切だと思います。

―電車の中での勉強は欠かす事がなかった―

 合格した先輩たちの勉強量を超えれば、必ず合格できると考えていたので、どの科目もやるべき時期より早く取り組む事を意識しました。また、電車の中では、必ず勉強するようにしていました。夏休みから試験直前まで、電車の中での勉強は欠かす事がなかったです。

―いかに気を抜かずに勉強する事ができるかが勝負―

 公務員試験は、試験直前まで、いかに気を抜かずに勉強する事ができるかが勝負です。
 そのため、息抜きはとても重要であり、私もたまに温泉にいったり、カラオケに行ったり、お酒を飲んだりと、息抜きをしながら勉強をしていました。不安になる時期もあるとおもいますが、粘り強くやっていれば、必ず合格できる試験でもあります。私も陰ながら応援しています。頑張って下さい。