2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「最後まで粘って合格」

学習院大学 経済学部4年(受験時) 1.0年講座 4月生
プレミアムコース10

最終合格土浦市(大卒程度)

-公務員を目指したきっかけ-

 学校の公務員ガイダンスに参加したことがきっかけで、その中でリストラが殆ど無いと聞き興味を持ちました。仕事の内容を調べてからは、多くの人のためになる点に魅力を感じ、公務員を志望するようになりました。

-EYEに決めた理由-

 大学のチラシを見て無料相談会に参加したところ、カリカリした雰囲気がなくリラックスして勉強できそうだと思えました。また、実家が離れている私にとって、自宅のPCやスマホで授業を聞ける点は非常に便利だったので EYEに入校することを決めました。

-私の学習の流れ-

入校~部活動期(5月~11月)

 入るなら早い方が、ということで3年生の5月に入校しました。しかし部活動やアルバイトに追われ、11月までは全くと言っていいほど勉強をしていませんでした。もう少しコツコツできていればと反省もしますが、この時期の活動が面接で生きる機会もあったので無駄な時間ではありませんでした。その時々でやれることを全力でやるのがいいと思います。

直前期(12月~3月)

 年が明けるまでには憲法、民法をなんとか一通りこなしました。ミクロマクロは経済学部で学んだ経験を生かして、スーパー過去問ゼミを解き進めました。1月からはその他の専門科目をDVDやWeb視聴を利用して、生講義に追いつけるよう努力しました。教養の暗記科目は3月に詰め込みましたが、それで十分だったと思います。
この時期に意識して行っていたのは、数的処理と判断推理、文章理解を毎日欠かさず解くことです。勉強を始めるタイミングや、知識のインプットに飽きてきた時に行うのがオススメです。実際の試験で出題数の多い科目なので得点源になりますし、時間に余裕を持って試験を終えられるようになったと思います。

-面接対策として-

 大学のキャリアセンター(就職課)を利用して受け答えの内容を固めました。面接練習については「1次試験に受かったら始めよう」と考えていましたが、4~7月の間はどこの1次試験にもパスできないという事態に陥っていました。これはマズイと思い民間企業と併願を始め、その選考フロー中の面接が練習の代わりでした。
どのESにも同じ内容ばかり書いておくと、同じような質問ばかりされるため対策を立てやすかったです。
 それから、私はあがり症なのですが「親戚のおじさんとおしゃべりする」くらいの認識で臨むと、リラックスして素の自分を出せました。
面接では決めておいた受け答えをするのではなく「自然体の自分を見てもらう」ことが大事です。どうすればリラックスした状態を保てるか、自分なりの方法を考えて見てください。

-小論文対策として-

 年明けに EYEで行われた小論文対策講座を受講しました。生で参加した数少ない授業の一つですが本当にオススメです。講師の織田先生の分かりやすい授業と資料はもちろん、休憩時間中に同期と勉強法などについて話すことも非常に刺激になりました。
また、直前には池袋校担任の岡田先生に添削を繰り返していただいたおかげで、安心して本番を迎えることができました。

-健康の重要性-

 公務員試験は長丁場、と聞いてはいましたが市役所B,C日程まで受けると本当に本当に長いです。(B日程の最終合格通知が10月30日でした)
 筆記試験まではガリガリ勉強することも必要ですが、休憩をとることも重要です。直前期でも一週間に1日は休みの日を設けるといいです。そして、その日は出来れば運動をしてください。
私は12月から部活動を離れ全く運動をしなくなったために、腰を悪くしたり高血圧気味になって健康診断前にスポーツジムに駆け込んだりしました。こんな事にならないためにも最低限の運動習慣は必要です。
また、土浦市役所には試験科目に体力測定がありました。全国的にも珍しいとは思いますが、体力があって悪いことはないので是非リフレッシュに運動を取り入れてみてください。

-スタートが遅かった人へ-

 私は当初は特別区志望でした。スタートは12月と遅いですが、4月の試験までには何とかなると思っていました。しかし、他の方の体験記を読んでみればお分かりの通り、夏から勉強を重ねてきた人たちの勉強量たるや。並大抵のことでは追いつけません。そしてなめていた私は痛い目にあい、ズルズルと10月まで内定が決まりませんでした。進路を決めた友達が卒業旅行の話で盛り上がる中、来年の自分がどうなるのか決まっていないという状況はかなり苦しかったです。
 本当に何とかしたいと思うなら、どんなに進みが悪くても週間勉強表を提出し、担任の先生やチューターの方と密に面談をすることが必要です。そうすることで細かく軌道修正したりモチベーションを維持することができます。私はそれができませんでした。
 過去の先輩の合格体験記を見れば、スタートが遅くても特別区に合格した方はいます。しかし、それは「不可能ではない」だけであって簡単な道ではないことを覚えておいてください。しかし、やはり不可能でないことも事実です。挫けそうになったら「何故ここまでして特別区で働きたいのか」を思い出して見てください。そこがハッキリしていれば大丈夫です。ハッキリしていなくても今、ハッキリさせれば大丈夫です。目の前の1つ1つを、頑張ってください。