2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「趣味の筋トレを続けながら自宅での勉強そしてEYEのサポートで合格」

東洋大学 法学部4年(受験時) ベーシックコース 8ヶ月講座 9月生

最終合格横浜市大卒程度(消防)

二次辞退東京消防庁消防官Ⅰ類

―常に向上心を持って努力を重ねる消防官に憧れ―

 私が公務員を志望した理由は平成16年に発生しました新潟県中越地震における被害をテレビで見た際、消防官として災害で苦しむ人々に直接手を差し伸べたいという気持ちを抱き始めました。その後消防官の職務を知っていくうちに常に向上心を持って努力を重ねる消防官に憧れ、そのような職場で切磋琢磨していきたいと考えたからです。

―受講生一人一人が手厚いサポート―

 私が大学3年生の時、大学の生協でパンフレットを配っており、そこでEYEという予備校の存在を知りました。公務員専門の予備校であるので合格するための知識があると思ったこと、そして予備校がアットホームな雰囲気ということに受講生一人一人が手厚いサポートを受けられると思ったことが入校を決めたきっかけです。

―私の学習の流れ―

スタート時期:9月から12月頃までは行政職との併願を考えていたので専門科目と教養科目を勉強していました。しかし、消防官になりたいという気持ちが強くあり、年明け頃には消防官1本に絞り、教養科目に専念しました。スタート時期は試験で問題数が多い数的処理に時間を掛けました。

中間期:周りは早い時期から勉強を始めている中、自分が本格的な消防官の勉強を始めたのが年明けだったため焦る気持ちがありました。また、2.3月頃から消防署の見学や模試を始め、消防官になりたいという気持ちを高め、モチベーションの継続に努めました。この時期は、暗記科目の日本史、世界史、生物、化学に重点を置き、数的処理の勉強を継続しました。物理、数学は4月頃から始めました。

直前期:受験は初めてだったので、どの程度の問題が出るか不安でどれだけやっても自信がなかったです。しかし自分の中でできることは全部やったという気持ちが試験当日に持てるよう勉強しました。毎日、全ての科目に手をつけるよう心掛け、1日5時間程度勉強していました。

―岡田先生にいろいろサポートしてもらえた―

 私は普段自宅で勉強していたので、学校内で友人がいなかったが、岡田先生の配慮で消防官を目指す友人を紹介していただき、友人と高めあって筆記試験の勉強のモチベーションの継続や面接対策をすることができました。岡田先生に自分の学習進行度や悩みの相談をさせていただいたことも大変助けになりました。EYEには複数の校舎の講師に相談ができるので、面接の個別相談も多様な意見を聞くことができて参考になりました。

―面接ではありのままの自分を見せることが良い評価につながる―

 私は当初、他の自治体の面接において、どんな質問が来ても時間を掛けずにスムーズな返答がしたいという気持ちがあり、事前に準備した解答を暗記して臨みました。結果は不合格で今思い返せば、人間味のない受け答えになっていたに違いないと思います。不合格となった際にも岡田先生に相談して今後の面接の方向性を相談しました。そこで、横浜市においては、ありのままの自分を見せようと考え、その場で考えて解答しました。その結果、合格をいただきました。この経験から、ありのままの自分を見せることが良い評価につながると思います。

―公安ゼミに参加し合格者の対策方法を参考に良い論文の方向性を学ぶ―

 当初は何から始めれば良いのか分からず、公安ゼミに参加し合格者の対策方法を参考に良い論文の方向性を学びました。私自身は、消防白書や総務省のホームページから災害についての情報を取り入れることや、EYEに行き他の人の論文を参考にすること、そして講師との個別質問の時間に論文の添削をしていただくことで対策をしていました。直前期になると、頭の中で出題されそうな論題が頭の中に巡っていたが、10個ほどの論文しか用意していなかったので、応用して対応しようと決心し、試験に挑みました。

―量よりも質を重視した学習をすること―

 私は、趣味を継続したい気持ちと集中が短期間しか続かないことから質を重視して取り組みました。その際、オンとオフの切り替えについては心掛けていました。私の中で気分転換は質の高い勉強のためには必要だと思っています。ですから趣味の筋力トレーニングや睡眠はしたいだけ行い、勉強すると決めたら一心に勉強に励みました。
 また、怠けそうになった時に、合格し働く自分を想像し、このままではいけないという気持ちを持つことが継続した勉強につながったと思います。

―公務員試験という困難な道を選択して良かった―

 公務員試験には筆記試験が伴い、長期間の勉強に時には怠けたくなることや辞めてしまおうか考えてしまうこともあると思いますが、皆さんがやりたい仕事は目の前にあります。自分が進んだ分だけゴールは近づきます。諦めないでください。努力は裏切りません。
 周りの皆が頑張っているから自分は大丈夫なのか不安もあると思いますが、自分がこれだけやったと自信を持てれば良い結果が待っています。
 最後に、私はこの困難な道を選択して良かったと思っています。人として成長できましたし、辛い期間ともに励ましあった仲間は一生続く仲だと思っています。皆さんが第一志望に合格することができるよう祈っています。