2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「限られた時間でも効率的に勉強すれば合格できる!」

既卒25歳(受験時) プレミアムコース10 8ヶ月講座 8月生

最終合格特別区Ⅰ類

―公務員を志望した理由―

 私が公務員を志望した理由は、自分の努力次第で公平に採用されるからです。面接の際には区民と行政の架け橋となれるような仕事をしたかったからといった点を話しました。

―EYEに入学を決めた理由―

 個別授業の予約が取れること、面接対策がしっかりしているところです。

―私の学習の流れ―

スタート時期

 私の場合、1年目の試験で不合格だったので、学習期間は2年でした。ひたすら講義の消化、ミニテストの復習。科目が多く、講義の数も膨大なので、講義を受けてすぐに問題集で復習することが難しい時期でした。なので、時間がなくてもミニテストやレジュメを見直すことで、1度受けた講義を頭の片隅にでも記憶しておくようにしました。

中間

 時間がかかっても丁寧に問題集を全科目1回は解くようにしました。1度の講義で理解できなかった場合は、音声でもう一度講義を聞いて理解度を深めるようにしました。特別区の場合、経済系科目は難易度が高くないといわれたので、どんなに時間がかかっても内容の8割は頭に入れておくべきだと思います。経済科目に関して、本当に理解をするのに時間がかかってしまい、同じ講義を3回は聞いて、それでも問題集を解いてわからなくなって、もう一度聞き直す…という感じでした。それでも、最終的には問題集を覚えるまで解くことで難問でなければ解くことができるようになりました。あと、政治系の科目は移動時間など時間があれば音声を再生して、何度も聞くことで覚えました。

直前期

 決まった時間(私の場合1日5時間)科目を決めてひたすら問題集を回すようにしました。1科目30~60分で区切り、解けなかった問題はチェックをつけて何度も解くようにしました。他校の模試を受けて、自分の力や苦手分野を把握し、苦手分野を集中的に学習するようにしました。さらに、模試を受けることで集中して問題を解いたときに、どれほど時間がかかるのかを把握できるので、時間の使い方もわかります。模試は各予備校の出題予想にもなっているので、そこを重点的に学習することで本試験で多少山が張れたと思います。
 山を張りすぎることは危険ですが、模試の範囲が出た際に、もっと難易度の高い問題が出た場合でも焦らず解くことができるはずです。

―EYEで学習してよかったこと―

 相談できる先生や友達ができたことで、刺激をうけることができ、モチベーションを保つことができました。
 私は、個別授業では林先生しか受講したことがないのですが、幅広い科目に対応してくれるので、助かりました。
 面接対策も、的確な指摘や励ましをもらったことで自信をもって本番に挑むことができました。

―面接・論文対策―

 面接対策はチューターゼミに参加して受験の年の2月には面接のイメージを掴んでいました。そのうえで、自己分析を意識して行っていました。本格的には、一次試験合格後、グループを作って面接練習を何度も繰り返ししました。面接を受けるにあたり、特別区の課題や、自分の住んでいる区の地域行事に参加することで、ネタ作りをしました。

 論文対策はまず論文の書き方の型を作るために、模範解答の論文を読み込みました。そして、幅広く論題に取り組みました。特別区が第一志望だったので、過去10年分の特別区の論題を書きました。各区のSNSや、新聞などに目を通して、様々な施策を調べて知識を増やすように心がけました。個別授業でも、何をどう直せば更に点数につながるか、細かく指導を受けました。特に、特別区の場合、教養や選択で失敗してしまっても、論文で一発逆転が可能なので、しっかり対策をしておくべきです。そして、論文の知識を蓄積させておくことで、面接対策にもつながります。特別区の場合は、施策についての知識を問われることが増えているので、二次試験直前に調べるのではなく、論文対策の中で知識があることで、急いで対策をせずとも面接対策に取り組めるかと思います。

―勉強で工夫したこと―

 短時間でも集中して取り組み、自分の苦手分野を把握し、克服するために何をすべきか、逐一振り返ることで、問題の取捨選択ができたと思います。

―これから勉強する皆さんへ―

 私は既卒なので、日中は勉強することができず、夕方から夜にかけての毎日5時間しか勉強時間を確保することができませんでした。人と比べて勉強時間が少ないことで、不安に感じることも多々ありましたが、自分のやるべきことをこなす、というルーティンワークをすることで点数に繋がりました。学生でも社会人でも、時間がない中で勉強することは変わらないので、どれだけ効率的に学習するかが大切だと思います。EYEでできた友人は少ないながらも、お互いに励まし合い、教え合うことができたので、皆さんもそんな友人や講師と出会えることを願っています。