2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「科目を削りまくってもなんとかなります!」

立教大学 法学部4年(受験時) プレミアムコース10 1,0年講座 3月生

最終合格広島市Ⅰ種、特別区Ⅰ類

―私が公務員を志望した理由は2つ―

 1つ目に、地元に帰って働きたいと考えた時に、公務員が一番魅力に感じたからです。転勤がなく、大好きな広島にしっかり腰を据えて働く事が出来る事や、福利厚生も充実しており、プライベートの時間もしっかりと確保できると思ったからです。
 2つ目に、公務員という職業は3~5年のスパンで様々な業務に携われる事から、様々な経験を通して成長出来ると思ったからです。特にやりたい仕事がなかった私は民間企業で働きたいと思う所がありませんでした。公務員であれば、様々な業務に携わることができ、色んな経験が出来、沢山の人と関わる事が出来るのではと考えました。

―自分のペースで勉強できる―

 DVD受講が出来るということと、家から一番近かったからです。自分のペースで勉強を進める事ができますし、倍速で授業も見る事が出来るので、時間短縮も可能な点が自分に向いていました。

―他の予備校だったら多分法律科目が得意になっていなかった―

 法律科目は全て寺本先生の授業を受けたのですが、本当に分かりやすかったです。他の予備校だったら多分法律科目が得意になっていなかったと思えるくらい寺本先生の法律科目の授業は分かりやすいです。

―スタート時期 ひたすら遊んでいました。笑(3月~9月)―

 EYEに入学したのは大学3年生になる年の3月でしたが、夏休みが終わるまでアパレルでのアルバイトや、友人と遊んでばかりで、まともに勉強していませんでした。
 夏休みが終わるまでに授業を見終えていた科目は、憲法、数的のみでした。
 この期間は本当に危機感が全くありませんでした。(笑)

―中間期 科目を削りまくることにする(10月~2月)―

 夏休みが終わるまでまともに勉強をしていなかったので、一気にツケがまわってきました。そこで、10月からEYEに足を運ぶ日を増やし、受講ペースを上げました。また、第一志望であった広島市は、専門科目が法律、経済、全国型の3つから選択出来るため、私は法律に絞って勉強する事にしました。その為ミクロ、マクロは完全に捨てて、憲法、民法、行政法の3つを中心に復習していました。公務員試験は科目数が多すぎるので、切る勇気も大切だと思います。
 また、1月は大学のテストに時間を取られた為、1月の1ヶ月間は公務員試験の勉強はほぼ出来ませんでした。本格的に公務員試験の勉強に力を入れ始めたのは2月からです。2月からは毎日EYEに足を運び、1日10~12時間勉強していました。

―直前期 焦りと不安がピークになる(3月~6月)―

 友人の大半は民間企業を受けていた為、就活解禁と同時に焦りが出始めました。勉強する事が本当に嫌になってきて民間企業に切り替えようかとも思いましたが、一度決めた事を諦めるのが嫌だったので、目標を持ち続けてなんとか粘りました。精神的に辛かったのですが、岡田先生に何度も面談をしてもらった事で気持ちを保つ事が出来ました。直前期はオンとオフのメリハリが大切だと思います。私は週に一度は友人と食事に行ったり、服を買いに行ったりして息抜きをしていました。

―面接はいろいろな人に見てもらうことが大切―

 1月頃に寺本先生の小論文の授業を受講し、小論文の書き方の型を身体に染み込ませる事を意識しました。型さえしっかりしていれば何とかなると思います。広島市の小論文の試験で、私は時間内に最後の一文を書き終える事が出来ませんでしたが、なんとかなりました(笑)また、筆記試験が終わってからは大学のキャリアセンターや、EYEの友人と面接対策を行いました。面接対策で重要なのは色んな人に見てもらう事だと思います。

―勉強で工夫した事は2つ―

①学習する科目を削ってもなんとかなるという事です。前述しましたが、私は法律科目に絞って勉強していたのでミクロ、マクロは完全に捨てましたし、学系も少ししか勉強しませんでした。しかし、科目を削る代わりに、法律科目はとにかく頭に入れ込みました。科目を削った分、法律科目を勉強する時間を増やす事が出来たので、最終的には法律で失点することはほぼ無かったです。ダラダラと無計画に色んな科目に手を出して勉強していたら公務員試験は100%受からないと思います。自分なりに一番点が取れるような戦略をしっかりと立てて学習を進める事が重要だと思います。

②数的に不安がある場合は、どの科目でカバーするかを考える事が重要です。私は数的が大嫌いで、ほぼ出来ないまま公務員試験を終えました。 苦手な数的での失点を補う為に、私は数的の復習に費やす時間を減らす代わりに、文章理解、日本史、世界史、地理、生物、地学などに多くの時間を費やしました。実際本試験ではこれらの科目が数的での失点をカバーしてくれました。

―人と話す事が苦手な人は多少無理をしてでも人とコミュニケーションを取ること―

 筆記試験は努力すればなんとかなります。しっかりと戦略、計画を立ててコツコツと勉強すれば必ず報われると思います。ですが、筆記試験の後には面接が待っています。面接は運の要素が強いと感じましたが、人と話す事が苦手な人は多少無理をしてでも人とコミュニケーションを取る事をおすすめします。いくら勉強が出来ても、最終的には対人能力、コミュニケーション能力で決まってしまうと思います。なので、日頃から人と接する事や話す機会が多い人はそのまま!少ない人は増やすようにする事をおすすめします。
 公務員試験は想像以上に長丁場で本当に精神的にキツイです。オンとオフのメリハリをしっかりして、自身の目標に向かって最後まで諦めずに頑張ってください!!