2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「あきらめなければ大丈夫!」

日本女子大学 理学部4年(受験時) プレミアムコース10 1,0年講座 3月生

最終合格特別区Ⅰ類、国家一般職

―親が公務員のため、幼い頃から公務員に憧れていた―

 大学3年生になって業界研究をしようという時、真っ先に思い浮かんだのは公務員でした。接客のアルバイトを通じ、誰かの役に立つ仕事に就きたいと考えていたので、仕事内容にとても関心を持ちました。また将来、結婚や出産、子育てを経ても働き続けたいという思いが強かったので、福利厚生が整っている点も魅力的に感じました。

―日本女子大の先輩が多く在籍しているのでEYEを選んだ―

 きっかけは大学の生協に置いてあるパンフレットを見たことでした。また、その後参加した説明会で、担任制でアットホームな環境であること、同じ大学の先輩方が多く在籍していることを聞き入学を決めました。

―私の学習の流れ―

①スタート時期

 ライブ授業をメインに講義を受けていました。憲法や経済など今まで学んだことのない科目ばかりだったので、追い付くことが大変でした。でも入学当初はモチベーションが高かったのでレジュメやダーウィンでの復習に力を入れていました。

②中間期

 6月の中旬頃から大学が忙しくなりDVDメインで講義を受けていましたが、途中からやる気がなくなり、どんどん講義が溜まっていました。夏休みに入って焦って講義を消化しましたが、ダーウィンの演習をほとんどやっていなかったので理解は全く追い付いていませんでした。9月から新しい科目の授業が始まる一方で、今までの分を取り返すために問題演習に力を入れ始めました。主要科目はダーウィンを5・6周してから徐々にスー過去に入りました。12月からはなるべく生で講義を受けて講義をためないようにしました。新しい科目は講義後すぐにダーウィンの問題を解き、知識を定着させました。

③直前期

 第一志望である特別区と国家一般職の過去問演習を1日中ひたすら繰り返しました。3月に受験した模試の結果が良くなかったので、模試の復習も行いました。過去問は年度ではなく科目ごとに分け、新しい年度から古い年度にさかのぼって取り組みました。特別区は13年分の過去問をコピーして6周程解きました。特に専門科目は過去の問題と似た問題が出ることが多いので、より重点的に行いました。国家一般職は難易度の高い問題が多かったので、得意科目は2.3周、それ以外は1周程度取り組みました。

―親身に相談に乗ってもらえる環境があった―

 担任の岡田先生や各教科の先生(特に横山先生)、チューターの先輩方など、気軽に相談できる相手が身近にいたことです。わからない問題や論文の添削だけでなく、学習についての悩みや受験する自治体について、漠然とした不安など、本当に些細なことまで多くの相談を聞いていただきました。私は人見知りをしがちで、精神力も強い方ではないので、悩みや不安などを溜め込んで押しつぶされてしまう前に、親身に相談に応じていただける存在が身近にあったことが本当に心強かったです。

―私の勉強2つの工夫―

①ダーウィンやスー過去などで取り組んだ問題には、必ず日付と自分がどの程度理解していたか記号を書き込みました。記号は、正解なら○、間違ったり解説を見たら×、答えは出たけど時間がかかった、途中でつまづいたら△と自分の中でなんとなく決めていました。主要科目のダーウィンは初めの2周程度は正誤関係なく全ての問題を解いていましたが、時間がかかり思うように進められなかったので、途中から書き込むことにしました。書き込むことで、3周目以降は×や△をつけた問題を中心に取り組むことができたので効率がよかったかなと思います。
②法律系、経済、学系など覚えることが多く苦手としていた科目については、レジュメのサイズを小さくして持ち歩き、空いた時間に見るようにしていました。配布されるレジュメのサイズは電車などで見るには大きいと思っていたのでA4サイズにコピーしなおし、科目ごとにまとめました。

―私の面接・論文対策―

面接:授業のレジュメを参考にしたり、友達と集まって練習しました。
論文:秋期講習の論文の授業をとり、自分が書いた論文を添削していただきました。先生の模範解答や添削済みの論文を参考に、テーマごとに論点やキーワードをノートにまとめました。

―これから勉強する皆さんへ―

 公務員試験は本当に長い戦いで、辛いことやもうダメだと思うことが少なからずあると思います。でもそれはきっと皆同じだと思うので、そんな時こそ誰かに頼って相談してみてください。EYEはいつもアットホームなので、先生方や先輩、一緒に勉強する仲間、誰かが力になってくれます。最後まであきらめずに続ければ、絶対大丈夫!なんとかなります!自分を信じて頑張ってください。応援しています。