2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「東消合格のカギは理系科目と論文の徹底」

武蔵大学 経済学部4年(受験時)ベーシックコース 1,0年講座 1月生

最終合格東京消防庁消防官Ⅰ類

二次辞退警視庁警察官Ⅰ類、さいたま市消防局(大卒程度)

―身近に公務員として働いている人がたくさんいた―

 私が公務員を志望した理由は、母が東京消防庁の事務職員として勤めていて、公務員の良さや、人の為に働くことのやりがいなどの話を聞き、自分もいつしかそのように働きたいと思ったからです。また、大学の先輩が消防職員になっていたり、同級生でも公務員を目指している人がいたりと、公務員を志望しやすい環境であったことも理由の一つです。

―部活の先輩の紹介でEYEに入学―

 大きな理由は、大学の同じ部活動の先輩が通っていて、紹介されたからです。部活動をやっていたため、それと並行して勉強を進めていくためには、授業に出席できなくてもDVD見て学習できるというシステムが大きな強みになりました。立地的にも家と大学の中間地点にあり、コンビニや公園が近いことで勉強の合間の息抜きがしやすい点も良いところだと思っています。

―私の学習の流れ―

スタート時期

 スタート時期はとにかく数的処理をやりました。ほぼすべての試験で大きなウェイトを占めるため、早い段階で完成させることが大事かなと思います。そうすることで、自分の志望先で多く出題される分野(私の場合は東京消防庁だったので理系科目)に時間を割くことが出来ます。

中間期

 中間期は、理系科目をほとんどやっていました。私は文系なので、理系の内容はほぼゼロからのスタートでした。基礎の基礎から勉強を始めて、高校時代の理系だった友人に問題集を借りて解くなど徹底して勉強しました。そのおかげで理系科目を得点源とすることができたことが、合格の一番の要因かなと思っています。

直前期

 直前期は、過去問演習と論文対策を重点的に行いました。過去問は毎日1年分を解いて、約7年分の1回目と2回目×4周ほどやりました。おかげで、早く問題を解く力と、試験の感覚を養うことが出来ました。

―EYEの魅力は情報量の多さ―

 EYEで学習してよかったことは、過去の先輩方が残してくれた情報が多く、とても参考になったことです。面接・論文対策では出題される問題や質問を想定することができ、面接会場の雰囲気もイメージして本番に臨むことが出来ました。また、合格体験記を読んで、勉強の仕方や気持ちの作り方などを参考にしていました。

―私の面接&論文対策―

 面接対策では、想定される質問とそれに対する自分なりの答えを書きだしました。本やインターネットなどで答え方など載っていますが、試験管が求めているのは受験者自身の考えだと思うので、それらはあくまで参考にする程度で、素直に自分が思ったことを応えることが一番だと思います。
 論文対策は、原稿用紙を買い、ほぼ毎日1200字書いていました。過去の情報から考えられるお題をピックアップし、それについて書き、後日自分で読み返すというのを繰り返し行っていました。同じお題でも3,4回書くことで、本番でもすらすらと書け、自信をつけることが出来ました。また、ニュースや新聞などから情報を得ることも大切だと思います。

―メリハリをつけて勉強した―

 長時間同じ科目を勉強していると、集中力が続かずだらだらと時間だけが過ぎてしまいます。なので、1科目1時間くらいを目安に勉強し、こまめに科目を変えることで勉強の新鮮味が増し、集中して勉強することが出来ました。また、昼休憩やトイレ休憩、時には外に散歩に行く時間を勉強の合間に設けて、メリハリをつけて勉強するようにしました。

―受験期間通して勉強量に波がないように―

 公務員試験は将来の働き先を決める大切な試験です。なので、寝る間も惜しんで勉強したり、常に勉強しなければいけないと思ったりしている人もいるかも知れません。しかし、受験勉強は長期戦のため、勉強を持続させることが重要です。そのためには、ONとOFFを上手に使い分けて、受験期間通して勉強量に波がないように勉強することを意識するようにしてみてください。